【ミミズコンポスト③】9月前半編

ミミズコンポストを開始して早くも3ヶ月目に突入!

ミミズ達は元気にすくすくと増えております。

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(いや、マジで、すくすくと言うかウジャウジャ・・)

書くネタもないほどに波風のなかった7月・8月とは打って変わって、9月は、そこそこネタが多く今現在は9月の中旬といったところではありますが、書きたいことが溜まったので前半後半の2回に分けて書いてみようと思います。

※ 今回の記事は閲覧注意回です!

1:ミミ・・消える・・。

今年の夏は長雨が続いたり、曇りが多いせいか・・そんなに暑いとは思わない9月・・。

むしろ、7月の方が暑かったんじゃないか?と思えるほどの冷夏で、クーラーなしでは眠れなかったswitchですがクーラーなしに9月の夜を過ごしております。

そんな9月のはじめ・・ようやく天候が連続して晴れてくれた。

待ちに待った晴れ!そのおかげで我が家の庭ではプール開きがようやくできたり、花火ができたりと夏っぽいことができたところではありますが、これからまた暑くなるのかと思うと、ちょっと嬉しい反面・・暑さに弱いミミ達が心配です。

ちなみに、ミミの家はこんな感じ⇓。

ミミズコンポスト

どんな原理か分かりませんが、ゴハンを与えても与えても土の堆積が減る一方で、最初はプランターから溢れんばかりの土の量だったのですが今となってはこんな感じ・・。

そんな9月のはじめ・・。

たしか2日ぶりにゴハンを与えようと、バナナの皮とコーヒーカスを持っていき、写真上では1番奥のミミの家に「おはよー」と言いながら掘り起こしたところ、姿を見せず・・。

いつもは「おはよー」と気だるく挨拶をしてくるのに(妄想)、今日はミミ達がいない・・。

あれ?と思って真ん中と手前のミミ箱を掘り起こしてみますがコチラの方にはうじゃうじゃいて、だるそうに「おはよー」と返事を返してくれます(妄想)。

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これはどうしたことか・・。もしや・・?。

掘った段階で「土、結構乾いてるなー」と思ってはいましたが、手で土に触れたところかなり熱い・・。

何より、真ん中や手前のミミ箱に比べて土が乾燥してる・・。

いや・・これは完全に乾燥しきっているというべきか・・。

深く掘ってみると、それなりにミミの生存を確認できましたが、かなりの数のミミがいなくなっている様子・・。

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ミミさん・・ごめんなさい・・。

どうしてこの奥のミミ箱だけ・・と疑問に思っていたのですが、手前と真ん中のミミ箱はオクラさんの影におさまっているようで・・どうやら奥のミミ箱はオクラさんの影の恩恵にあやかることができず、直射日光を浴びた結果温度が上がり、ミミが住みにくくなってしまったようです・・。

ちなみにプランターの箱の色も黒なので、相乗効果で高温になってしまったのだと思われます。

今回のことを教訓に、温度対策として屋根を作って温度上昇を抑止することにしました。

2:糠(ヌカ)を与えてみる。

ミミのご飯として与えている主な主食はバナナの皮とコーヒーのカス。

コレを一旦冷凍して解凍したものを普段与えているのですが・・。

ある日を境に、1日あたりどのくらいゴハンを与えれば良いのか・・ということを考えるようになった。

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適量がわからぬ・・。

実際のところバナナを食べない日は少なからずありますし、コーヒーを飲むのは僕と妻の2人だけですし、バナナ無しのコーヒーカスのみとなればそんなに量はありません。

それに、タッパの量が満タンになってから3分割してそれぞれのミミ箱にゴハンを与えるので、満タンにならなければ与えないので与える日は2日に1度だったり3日に1度だったりと、与えるタイミングがどうしても違ってくるのです。

それ以前に、バナナはなんとなく分かりますがコーヒーカスが果たしてミミ達の食べ物となっているのか疑問なところ・・。

おかげで普段バナナを食べないswitchがバナナを食べるようになったのですが、果たしてミミ達はこの量や質で足りているのか・・?(もしくは過剰過ぎないか)というのが疑問なところ・・。

そんな疑問をよそにミミ達は確実に増えているので、量が不足していることはなさそうですが、この先、今よりも徐々に数が増えてくるであろうミミ達の数・・。このままの量で足りるのか・・。

どにかして、ゴハンの量を増やせないか・・?そんなことを考えていると、“糠(ヌカ)”というパワーワードに遭遇した。

メモ

糠とは・・穀物を精白した際に出る果皮、種皮、胚芽などの部分のことである。ブランとも呼ばれる。

このパワーワード“糠”はどうやら野菜に必要な栄養がかなり豊富で肥料として有効なようです。

また、このままでは野菜の土として当然使えないので、分解(発酵)をさせるのですが、発酵させた糠のことを“ぼかし肥料”と呼ばれるようで、“燻炭”なんかとまぜて土つくりのひとつとして有名なようです。

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ヌカ・・欲しい・・。

どうせ有料なんだろうな・・と思っていろいろ調べていたら、どうやら無料で手に入るらしい・・。

だったら・・。

どうせ無料だから入手が困難なんだろ?とヤケ気味に思いきや、コイン精米所と呼ばれる玄米を精米するために使われる無人ATMコーナーのような施設で入手できるとのこと・・。

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コイン精米所・・どこにあるんだろ・・?

僕は農家ではないので、今まで全く気にしていませんでしたが、気にして通勤していると古賀市には結構ありまして、その他の地域では都会にはなかなかありませんが、田舎に行けば行くほど多く見つけることができました。

そんなコイン精米所・・窓口の横に”糠倉庫”と呼ばれる部屋(扉)があって、そこから糠を持ち帰ることが可能なのですが、条件によっては持ち帰りNGのところもあるみたいなので、糠が欲しい場合は必ず一度その精米所の糠をタダで持ち帰ることが可能なのか確認してください。

ちなみに、switchは近所で見つけたカインズの精米所(ホントに隣の倉庫が糠倉庫でした)にて、だいたい2リットルくらいの量をさっそく持ち帰ってみました。

粉状になっているのでさぞかし分解されやすくミミ達も喜ぶだろう。ミミ達がどの段階で糠を食べるのか分かりませんが、さっそく与えてみることにした。

その1週間後・・。

糠がどんな感じで発酵が進んでいるかワクワクした気持ちで調べたところ・・笑顔硬直・・。

とうとう初めてのウジを見た・・。

しかも糠の層に群がってる・・。糠をしっかり土に混ぜなかったからだろうか・・。

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うへぇ・・。

しかし、このウジ・・自分の知っているウジよりも少し大きい・・。もしや、ミミコンの土があまりにも栄養豊富だから大きくなり過ぎてしまったのか・・?

いや・・それにしては、あまりにも大きいのでいろんなウジを調べたところ

どうやらアメリカミズアブの幼虫らしく、おそらく糠倉庫の中に入っていた模様・・。

メモ

ウジとは・・基本的には足がない幼虫の総称

糠はタンパク質が豊富でいろんな虫を呼び寄せるらしく、もしかすると、糠を入れる前にアメリカミズアブが産卵していたのかもしれませんが、ショック・・。

ショックというか、アメリカミズアブのウジを特定するためにたくさんのウジの写真をサーフィンしたのでメンタルが落ちたと言った方が正しいのかもしれません。

アメリカミズアブのおかげでミミコン内の分解速度は早くなるのかもしれませんが、ミミだけでもそんなに家族に受け入れられていないのに、ウジがいると知られると絶対に受け入れられないだろう・・。

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これはもしや、ミミコン廃止の危機?

それだけは絶対に避けたいので、外からの侵入の可能性を防止するべく、寒冷紗を敷いて虫が入らないようにしてみた。

屋根をミミズコンポストにとりつける

アメリカミズアブ以外にも有効だと思いますし、これで外から虫が中に入ることはないでしょう・・。

それに、この寒冷紗の遮光のおかげで少しでもミミ箱内の温度が上がらないことでしょう・・。

その3日後・・。

おそらく成虫になってるだろうアメリカミズアブをミミ箱から開放するため、寒冷紗を引き剥がして解き放とうと試みた・・。

・・そのはずなんだけど・・。

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アブさん・・いない・・。

もしかしてまだ成虫になる段階ではなくて、ウジのままなのかな?と思って掘ってみたらいた!!案の定、ウジのまま・・。

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早く成虫になってどこか行ってくれ!

しかし・・このアメリカミズアブのウジさん達・・元気がない・・。

ミミはいつものとおり元気なのですが、このアメリカミズアブのウジだけ元気がない・・。

僕としては繁殖してもらいたくない分解者なので嬉しいことなのですが一体どうして・・?

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これはもしや、コーヒーの力??

勝手にウジの元気のない要因をコーヒーと想像していますが、それしか可能性がないと言っても過言ではない現状・・。

その後、しばらくビビりながら寒冷紗を剥ぎながら確認はしていますが成虫にならずに死んでる個体がチラホラ・・。

このアメリカミズアブ事件については、また進展があったら書いていこうと思います。

3:アリが群がる・・。

これは、アメリカミズアブ事件に並行して起きた事件なのですが・・。

おそるおそる寒冷紗を剥ぎ取るのが日課となってしまったswitch。

その日、異変に気づく。

なんだか奥のミミ箱の表面が蠢いている・・。

しかも「シャリシャリ」?いや、むしろ「シャーーー」って言うような音が間断なく聞こえる。

凝視してみると大量のアリが蠢いていて、その音が、無数のアリの足音ということが分かってビックリした。

ちなみにこのアリ・・どうして集まったのかよく分かりませんが一昨日に朝倉産のナシやブドウの皮なんかを奥のミミ箱にだけ与えたので、それに集まった可能性があります。

念の為、もしやミミ箱の中に巣があるのか?と思い、かきまぜてみましたがそうではない模様・・。

どうやら寒冷紗の隙間から入り込んだみたいなので、寒冷紗を2重にしてなるべくアリが入り込まないように気をつけたところ以降、アリが入り込むことはなくなった。

アリとミミズの関係がよく分からないので何ともいえませんが、もしミミにとってアリが外敵であるのならどうにか対処しようと思いますが、アリの巣コロリとか使ったら土にダメージ入ると思うと、どんな対策をすればよいのか迷うところ・・。

アレ以来、アリが入り込むことがないので対策はしていませんが、経過をみようと思います。

4:今季2期目のトウモロコシを与える。

去年、我が家はトウモロコシを2度育てたので、今年も春植えトウモロコシの収穫が終わり、昨年と同じように夏撒きのトウモロコシを植えたのですが、植えてからまさかの長雨が続いたり気温が低かったりとトウモロコシにとっては悪天候が続き、トウモロコシの茎や背丈も低い・・。薹立ちと呼ばれる現象なのか、細いのに背丈だけが高いトウモロコシもいる。

そんな状態にも関わらず雄しべが開いた・・。

家庭菜園で育ったとうもろこし

もう少し待ってくれよと思いつつも、開いたモノは仕方ないので、しっかり実をつけるのか分かりませんが受粉作業です。

ちなみに、子供たちが率先して花粉つけをしてくれました。

ただ、やっぱり受粉に不安があったので、その後、自分も作業に加わりましたが、大好きなトウモロコシが大きく美味しく育ってくれたらいいね!と願うばかりです。

そういえば、このトウモロコシの雄しべはアワノメイガという害虫がいて、このアワノメイガの幼虫は雄しべから侵入して実を食い荒らし、毎回被害に遭うので今回はなるべく被害に遭わないようにするべく受粉後は雄しべだけを刈り取って、刈り取った雄しべは可燃物ゴミではなくミミのゴハンとしてカットしてミミ箱行きです。

今までは可燃物行きだった育った野菜の茎や葉っぱなんかが、ミミのゴハンとして利用できるのは家庭的でコンポストを運用するメリットだと思います。

また、そろそろ分解も進んで良い頃合いかなと思い、今季1作目のトウモロコシの茎を一緒に刻むことにしました。

菜園の土の表面に敷いて乾燥防止且つ分解促進として置いてただけなのですが、まさかの事実が・・。

とうもろこしの茎
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君たち・・こんなところにもいるのね・・。

なんと・・トウモロコシの茎の中で生活しているミミを発見・・しかもかなりの数が住んでいて、ミミの逞しさにウットリするswitchでした。

ちなみに、分解はしっかり進んでいてハサミでサクサク切れました。

5:名誉回復か野良猫事件!

せっかくの美味しいトウモロコシがいつも虫に喰われる。

犯人は先程書いたとおり、アワノメイガの幼虫でして、毎回被害に遭うので今回からアワノメイガ対策に「デナポン」という可愛らしい名前の薬を使用することにした。

ただ、この農薬が野良ミミ(畑の土の中のミミのこと)に影響がなければよいのですが・・。

とうもろこしの薬品デナポン

そんなトウモロコシのアワノメイガ対策をしていると、こどもたちが「くせ!」と言う。

作業しているデナポンの臭いかなと思って臭ってみましたが臭くはない・・。ということで、最初は放っておいたのですが、どうやらDIYで作った砂場に野良ネコがウンコをしたようだ。

妻が処理に困っていたので、「ミミたちに与えてみる?」と言うと頷いた。

今回ばかりはミミに・・いや、ミミコンをやってる僕に感謝するだろう。

スコップで野良ネコのブツを確認したところハエが寄ってて、ウジがわく心配があったけれど、アメリカミズアブの成長すらも抑制するミミ土なら、きっと大丈夫なはず・・!そうなってくれることを信じて、なるべく底の方にブツを投入し土でしっかりと蓋をした。

そして、1週間後・・。

おそるおそる確認しているがハエのウジらしき生命体は確認できず・・。

これはマジでコーヒーカスの力か・・?

6:まとめ

なかなかハードな9月前半編。

いかがでしたでしょうか?

ウジは暖かい時期に活発らしいのでこの時期にウジの発生がなければおそらく僕の目指すミミコン路線をそれなりに進んでいると思うので安心しているところではありますが、まだまだアメリカミズアブや野良ネコのブツといった地雷のようなものがあるのでまだまだ安心するには早いのかもしれませんが、しっかりと観察を続けてミミコンライフを満喫しようと思います。

読了、ありがとうございました。