緊急事態宣言がようやく解除された福岡県・・。
まだまだ感染者数もそれなりにいて、まだまだそれなりに予断を許さない状況かと思いますが、とにかく・・自粛の日々はなかなかしんどいものでした・・。
同調圧力の力・・凄まじき・・。
・・と言っても、家で読書をしたり、海へ釣りに行く・・といった趣味をもつ僕にとっては、そんなに緊急事態宣言の自粛の弊害はなかったかのように思えますが・・。
僕の場合は海釣りといっても県外へ行ったり、県内ではあるけれど離島に行ったり・・というようなスタイルの趣味なので、それなりに自粛の弊害が大いにありまして、我慢の日々だったことには間違いありません・・。
そんな自粛期間の中で最も残念だったことは、昨年9月から1年間を通してどんな魚が釣れるのか調べてみようと思ったことではじめた近所の離島(遠征)調査でして・・。島への渡航自粛の呼びかけに応じ調査を断念したことが本当に残念でした・・。
それでも、それなりに2ヶ月以上の間隔を空けることはなく、ほぼほぼ毎月行けていたので近所の離島にはこの時期にどんな魚がいて、どんな魚が釣れるのか・・また、どのエリアで何が釣れるのか・・というようなデータはそれなりに蓄積させることには成功はしているのですが、毎月行きたかったなぁーと思うのが正直なところ・・。
自粛によって残念に終わった年間調査ではありますが、また通えば良いだけのこと・・。それに、この離島(遠征)調査で分かったことは、行けば絶対に楽しめるということ!
これぞ離島クオリティ!!
それに、この1年は四季の調査を通じて自分の釣りの幅を広げることもできましたし、新たな発見もありました。
特にライトゲーム系にあっては、この島のおかげと言っても過言ではないくらいに楽しく学ばせて頂きました!
まだまだ未開拓なエリアも多く、調査が必要な案件もショアレッドが出現するという怪情報や居付きのヒラスズキが釣れるポイントが存在する等の怪情報の審議も含め、これからも調査を継続していく途中ではありますが、今回の調査で・・とうとう調査を開始して1年が経過しました。
祝!!離島調査1周年!
この1年の調査の結果・・尺アジさんに出会うことができました。
それに、尺メバルには届きませんでしたがそれなりに大型のメバルさんに出逢えたり、釣れないオフシーズンと考えていた夏ではヤリイカが釣れたり、その日のうちにアオリイカ・ヤリイカ・モンゴウイカをキャッチするというトリプルスリーを達成したりと、なかなかのポテンシャルを秘めた島だということが判明しました。
そんな近所の離島・・まだまだ未開の地が多く、ゴロタひしめくエクストリームなエリアにはそんなに立ち入っておらず、本当にまだまだ調査をしなければならない状態ではありますが・・。
実は昨年の9月末・・この離島調査で尺アジが釣れているんですよね・・。(※釣行当日は10月上旬)
ネコに盗まれたけどな・・。
せっかく尺アジさんが釣れたにも関わらず、尺アジを含むカマスやサヨリなんかといった魚たちをソフトクーラーごとネコに盗まれ、捜索の結果ソフトクーラーを発見できたものの側面を食い破られ・・中の魚達を盗まれるという忌々しい事件がおきた日でもあるのですが・・。
今回は9月末にようやく緊急事態宣言が解除されたこともあってようやく離島遠征再始動という釣行になるのですが、ひとまずは昨年とおり尺アジがいるのか・・また、昨年とは違ったエリアでの釣りをしつつ、どんな魚が釣れるのか・・という調査を行って来ましたので書いてみようと思います。
CONTENTS
今週末にはオフショア釣行が待っている・・。
だから、この週の平日休みは釣りをする予定ではなかった・・。
なぜなら・・釣りをたくさん入れることで本当に釣りたい日に限って釣れないというジンクスが頭の中をよぎっており・・今釣りに行けばオフショア釣行で釣りの神様から見放されてしまわれないだろうか・・と不安でいっぱいなのです。
基本無神論者ではありますが、釣りになると・・どうしても神仏の類にすがってしまうswitchであります・・。
そんな感じで漠然とこの日は釣りはしないと思っているのですが、具体的に休みの日をどう過ごすか決まっておらず、おそらくではありますが最近夜が冷えるようになったので衣替えの準備なんかをしてるんだろうな・・と予想しながら来るオフショア釣行を待ち望んでいたところ、M兄さんからLINEが届いた・・。
買ってもーたw
写真も一緒に添えてあったので、見てみると、ヤマガさんのブルカレⅢ・・を購入したようだ・・。
兄さん・・先週、ツインパ買ってたよな・・。
M兄さんの購入したブルカレⅢのロッドの長さは7.4フィートというライトゲームをするならジグ単もできてキャロもいける的な万能と言われる長さを選んでいるところを鑑みて、間違いなくM兄さんは冬のライトゲームをこれ1本で思う存分楽しもうとしておられるのではないか・・と、思えた。
せっかくなので協力しよう!
前々からアジング釣れてってくれと言われていたこともあって、本来はおそらく衣替えをする予定ではありましたが、今回の平日休み・・M兄さんが釣行NGなら衣替えするとして、M兄さんがOKなら釣りに行こうという感じでさっそく誘ったところ・・M兄さんの方も予定がないらしく釣行が決定しました。
なんという己のコンニャク信念・・。
釣行当日は夜勤明け・・しかも残業となってしまったため、予定していた便に乗れず、申し訳ない気持ちで焦りつつ1つ便を遅らせてフェリー乗り場へ到着したところ・・「焦っちゃいかん」と言わんばかりのネコの洗礼・・。
果報は寝て待てと言わんばかりの惰性に癒やされつつ、離島へと進むのでした。
釣行記録の前に備忘録としてタックルデータを・・。
まずは、青物用タックルから。
今回はM兄さんがライトゲーム希望とのことだったので、エクストリームなエリアには行く予定はありませんが、漁港エリア外側でも青物は回ってくるので使うか分かりませんが念のために準備しました。
ロッド : タカミヤ 18ショアジギGRⅡ 100M
リール : ダイワ 19セルテート LT5000D
ライン : ダイワ UVFソルディガデュラセンサー
8+Si2 2.5号
リーダー: バリバス ショックリーダー[ナイロン]
60LB
次にエギングタックル。
主に秋イカを狙うつもりですが、ウルトラライトジギングとしても使う予定です。
ロッド : ダイワ 20エメラルダスAGS 86M
リール : ダイワ 20ルビアス FCLT2000S−XH
ライン : ダイワ UVF月下美人デュラセンサー
+Si2 0.4号
リーダー: デュエル ハードコア パワーリーダー
CN 2号(8Lbs)
最後にアジングタックル。
極小エギを使うエギングをするなら、このタックルを用いることになりそうですが、こちらは主にアジやメバル狙いで使う予定です。
ロッド : ダイワ 18月下美人MX 79ML−S
リール : ダイワ 18カルディアLT1000XH−S
ライン : デュエル アーマード®F+Pro
アジ・メバル 0.1号
リーダー: デュエル ハードコア パワーリーダー
アジングCN 1号(4Lbs)
以上3つのタックルを準備して釣行に臨みました!
離島へ到着してすぐにテント設営を開始!
到着した時点で夕マヅメっぽい雰囲気だったので、本心としては設営を後回しにしてでも先に投げたかったですが、夜の拠点となるエリアを場所取りされる可能性もあったのでぐっと我慢して設営を優先しました。
その結果、設営が終了した頃にはすでに夕暮れを迎えており、ギリギリ夕マヅメといった感じで、それでもまだ陽があったのでマイクロジグを使って広範囲に調査を試みましたが釣果としてはゼロ・・。完全に陽が落ちたところでジグ単にチェンジして設営地前のエリアをサーチしてみるも不発・・ちょっとポイント移動して昨年釣れたエリアの調査も行いましたがこちらの方も釣果はゼロ・・。
スタートダッシュ失敗・・。
昨年の今頃であれば、この夕マズメの時間帯にすでに尺アジさまをゲットしてウキウキしているのですが・・今年は昨年どおりといかず失敗・・。
情報を入手しようと、お隣に陣取っているサビキ師さんとお話しを伺ったところ、まだ豆アジしか釣れていないとのこと・・。
これだけやって釣れていないので、どうやら尺アジさまの方はシーズンインしておらず・・後日持ち越し・・という調査結果になりました・・(泣)。
おっっふ!!!
昨年釣れたから・・!と今回の釣行で最も期待していた尺アジさまのシーズンが・・まさかの開幕していなかったという残念な結果になってしまいましたが、この島は常夜灯が灯ってからが(マジで)強い!!
よって、胸中はまだまだ不安に満たされておらず安定しております(笑)。
完全に陽が落ちて常夜灯の灯りが煌めきはじめ、息抜きにエギングしようかなと思いつつも、集中してアジ調査を継続していたら、とうとう豆アジさん達の接岸を視認!
豆アジさんというサイズ的にはあまり喜ばれにくい超小型のアジですが、豆アジが接岸してくれたのなら必ず大きめのアジも接岸してくれているはず・・。
焦らずゆっくりとジグ単で表層からカウントダウンをしながらサーチ開始・・。
そのカウントダウンで反応がなければだんだんとカウントダウンを増やしていき、最終的にはアジのいる層を完全に把握して確実に量産的に釣る算段です。
僕自身の経験上・・この時間帯は結構上の層にいることが多い傾向なので、浅い層から徐々に深い層へと探っていったのですが、中層まで探るも今のところ反応なし・・。
それでもまだボトムの層を探っていないので、カウントダウンを増やせば良いのですが、こんなパターンは初めてなので、なんとなく上の層が気になって気になって、上を攻めるか下を攻めるか迷い始めたところ、M兄さんが言う・・。
何か、アタリあるんよねー・・。
どうやらボトムの方でアタリがあるようで・・ただ、アタリはあるものの針掛かりまではしないようで・・もしやトモダチ(アラカブさんやベラさん)なのではないかと思っていたら、ヒット!15センチクラスのマアジをキャッチ!
祝!アジングロッド入魂!!!
正解はドン深だったのね・・。
ボトムにアジがいるのなら0.3gのジグ単では沈ませることがしんどい・・。
ボトムと分かってて水深10m以上あるエリアを攻めるのはこのままでは手返しが悪すぎるので、ダウンショットかスプリットか迷いましたが、根掛りが多いのでダウンショットは不利とみて、スプリットを選択。
ワンタッチシンカー4gをリーダーに装着して、0.3gのジグ単フックからオフセットのフックにチェンジして・・いつかやってくるであろうと思っていた苦手なスプリッドリグに変更してボトム攻略開始です。
ジグ単と違ってよく飛ぶ。そして、しっかりと着底も知覚できた・・。
あとは、スプリットの名手である梅氏のロッドワークを思い出してなるべくそれと同じようにと想起しながらやってみる・・。イメージだ。
僕は梅氏。僕は梅氏・・。
ボトム着底後、アクションさせてテンションフォールでスローに着底させつつ、時折、スローで漂わせるようにタダ巻き・・すると、コツコツした反応をキャッチ・・するも、なかなか反転せずにずっと反応ばかりあるので、これはアジではないと思いながらアワせてみるとしっかりと針掛かりしてくれて待望のヒット!
アジではないかもと思いきや、引き味はまさにアジそのもの!M兄さんをナビするつもりだったのに、まさかのナビされる側になってしまいましたが、自分もアジさんをようやくゲットです!
その後・・時合い到来のようで連発!
15センチ〜20センチクラスの中アジサイズの群れがいるようで、連続で3尾ほどキャッチ!
しかし・・なんだか活性が低いのか、ついばむようなアタリばかりでガツンとしたアタリが少ない・・。
それでも、ティップがソリッドなので吸い込むようなアタリも確実にヒットまで繋げてくれますが、このついばむような反応が果たしてマッチザベイトになっていないのかそれとも低活性なのか・・よく分かりませんがいつもの喰い方ではないですし、バレても大抵追い喰いしてくるのに今回はその追い食いもない・・。
うーん・・これはどうするべきか・・と思案しますが、いろいろ挑戦する前に、このままスプリットであと2尾ほど釣って合計5尾くらいキープできれば別の釣りやエギングでもしようと思っていたところ・・表層にいるトウゴロイワシを捕食しようとスイッチオンのやる気MAXのイカを発見!
こっこれはサイトエギングのフラグなのでは!!?
アジさん追加するんじゃなかったのかい??
ワンタッチシンカー(こういうとき、すぐに外せるのでマジで便利)を外してすぐにエギボンバーの2.5号をセットして秋イカ狙いにチェンジしますが・・キャストしようとしたときにはサイト秋イカを見失ってしまい、どこにいるか分からない状況・・。
残念・・あれは多分釣れてただろうと・・もう少し早くセットしておければ・・と後悔しつつ仕方なく、さっきまで秋イカが泳いでいたエリアにエギを投入しフォールを見守っていたところ、5mくらい離れたところから急ぎ足でおそらくさきほどのイカであろう秋イカが忍び寄るように寄って来て、いきなりエギを抱いて潜航していった!
サイトエギングおもろーー!!
春イカの強烈な引きを知っているので、当然秋イカはそれに比べて引き味はありませんが、やっぱりエギングは面白い!!
春イカがこんなにやる気があれば良いのになぁーと思いながらも、今年初の秋イカをゲットです!
その後・・サイトエギングはそれ以成立しませんでしたが、アジの時合いと平行してイカの時合いのようでして1時間にも満たない間にリリースも含め6杯ほどキャッチ!
イカの方はそれなりに釣れましたので、再びアジ狙いに戻ろうとしましたが、時々トウゴロウイワシの群れが水面を爆ぜる(ナブラ)という現象が夜にも関わらず発生しているのを目撃していて、トウゴロウイワシを追い掛けている魚が1〜2匹のカマスと判明して、ちょっと狙ってみようと思い、そこから迷走・・。
ロビン ➡ スナイプ ➡ レイジー ➡ ジグ単3g ➡ 0.5gのダート系ジグ単によるダートでようやく1尾ゲットするも・・。
カマスの絶対数がそもそも少ないし、ずっとトウゴロウイワシを追い掛けているのでアピールしても無反応・・偶然であったとしても1尾釣っただけでも良しとするか!となりまして、腹ごしらえすることに。
今回の釣り炒飯は味の素さんの“焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ★チャーハン”をチョイス。
小栗旬さんのCMの、あのチャーハンです!
焦げないようにオリーブオイルを多めに入れて完成!
若干のお焦げは発生したものの、最高に美味い!!!
シマネコの視線が痛い・・
熱い視線を感じますが、わたくしのメシであります!!
そして、プレモルで乾杯!
友人Kから教えてもらった島ビールの美味しさ・・これからおそらく島に行く度にビールを飲むんだと思いますが、これは本当に最高のひとときであります!
M兄さんの方は乾杯後すぐに時合い中のアジ狙いに戻りましたが、僕の方はちょっとまったりとくつろぎ中。
なんだかんだ言って、島ビールは美味しさの他に、ひとときの楽しみといいいますか、釣りとは少し違った余韻を味わうことを感じさせてくれる一つのアイテムとなっている気がします。
キャンプって面白いんだろうな・・。
テントを使って寝泊まりはしていても、ほとんどは釣りに時間も労力も割いているので、キャンプとは違うただの仮眠or休憩という役割でしか今はありませんが、釣りとキャンプの比率を調整することで別の面白さがあるのではないかと思うswitchであります。
シマネコに囲まれはしましたが、今宵の釣りチャーハンも無事に完食!
自分がアジ狙いを再開させたときにはすでに時合いが終わり中アジは釣れなくなってしまいましたが、仮眠する前に離島のポイントを紹介することになり、ようやくM兄さんにガイドらしいガイドをしつつポイントを紹介しながらロビンを使ってムツばっかり釣って就寝。
これにて・・長いようで短かった夜勤明けのエクストラタイムが終了しました。
睡魔に吸い込まれるように眠りつく・・。
4時00分に起きる・・。
ランタンを点けてしばし脳の目覚めを待つ・・。
寒い・・。
いつのまにか寝袋をひっぱり出してて、それを掛け布団代わりにしていたようで、この寒さはなんだか・・ちょっと外に出るのは抵抗を感じる・・。
もう一眠りするのも気持ちが良いぞ!
寝ても良いかな・・と思いつつ、目を閉じてボケっとまどろんでいるとずっとキャスト音が聞こえる・・。
どうやらM兄さんはずっと眠らずに釣りをしているみたいだ。
テントの中にいるから、釣れてるのか釣れてないのかわからないけれど、徐々に脳が目覚めてきて、朝マズメ前の重要な時間帯であることを思い出す。
睡魔め・・危ないところだった・・。
外に出てみると、案の定・・それまで着ていた夏用の衣類だと寒かったから、夏用のインナータイツから冬用インナータイツに、そして、上着はウィンドブレーカーを羽織る。その前に、願掛けのつもりで購入したエネループTシャツも勝負ポロシャツへと着替える。
エネループTシャツ(略して”NT”)のおかげか、不眠不休で夜勤を終えてから眠るまで全力で楽しむことができました。
ありがとう”NT”!!!
準備を終えてM兄さんに話し掛けると、やはりM兄さんは眠らずにぶっ続けで釣りし続けたようで、どうやら寝ることよりもライトゲームが楽しかった模様・・。
ただ、残念ながらアジの活性は下がったままでなかなか釣れなかったようですが、そんな朝陽がこぼれる前の黎明の刻・・海況を確認したところ、寝る前まで表層直下を泳いでいた豆アジさん達が表層付近を泳ぎ回っててパシャパシャ海面を割りながら口を使っている・・。
これはもしや・・。
豆アジの時合いキターーーッ!!
前回の離島遠征で初めて豆アジをプラッキングで釣る方法を見つけ、この釣り方が僕が唯一知ってる豆アジを釣る方法にもなるのですが、朝一発目はレイジーさんを使って豆アジを狙ってみたところ・・1投目で針掛かりしないものの反応があり、これは釣れると確信・・。
回収後すぐにキャストした2投目・・ゆっくりとタダ巻きで巻いているとヒット!
写真はありませんが、前回の遠征で発見した方法が今回の釣りでも釣果へと結びつけることができました!
レイジー≒豆アジ!!
僕が眠っている間、テントの番人をしていたネコちゃん達にバイト代の豆アジを与えつつ、M兄さんの泳がせ用のアジの調達にも成功!
豆アジ以外に釣れなかったので、朝陽が登る前のこの時間を利用して・・コーヒータイム・・。
染み渡るわぁーーー!!
物思いに耽っていると、ゆっくりと朝の気配がやってきた・・。
豆アジとイカを追加しながら夜が明け、宵が終わり、そして朝マズメを迎える・・。
陽が明るくなっていく度にアジの活性が落ちていき、イカの方も釣りにくくなった・・。
別の釣りをしなければならないなと判断して、ジグサビキをチョイス。
夜に少数のカマスが接岸していたので群れがどこかにいるのではないかと思い、主にカマス狙いではありますが、それ以外にも何か釣れないかなーと遠投してはそれなりにしゃくったりしていると、スレ掛かりの豆アジさんが数匹ヒット・・。
サビキ針が大きいので針掛かりはせずスレ掛かりしませんでしたが、どうやらジグサビキに集まっているのは間違いない模様・・。ジグサビキのアピール力を認識する結果となるも、狙っていたカマスをはじめ豆アジ以外釣れず・・。
朝ごはんにシリアルをそのままガリガリ食べていたところ、ちょっと離れたお隣さんが何やら大型の魚がヒットした模様・・泳がせをやっていたようなので、最初は死んだ泳がせエサにエイにでも喰われたのかと思いましたが、ロッドが魚の首振りに順応していたのでエイではないご様子・・。
パッと見たところタモが見えなかったのでドラグ音が聞こえる距離まで近づいてフォローがいるか聞いてみる。
タモいりますかー?
タモ大丈夫ッス!
どうやらテントの中にタモをなおしてたようで、慌ててお隣さんの相方が組み立てを開始。
僕といえば、完全に魚を見たくて観客化。ギュンギュンギューーーンと3段引きで走っており、なかなかドラグ音が止まらない・・。超絶楽しそうだな・・。
大型のマダイっぽい?
僕の頭の中ではマダイと考察しつつも、余裕のある青物も時々こんな走りをするし、ライトショアタックルというよりはどちらかというとシーバス用の装備で掛かってるので、もしかするとそんなに魚は大きくないのかもしれませんが、もう・・とにかく羨ましい・・。
そしてさらに近づいて様子を見ようとしたところラインブレイク・・。
残念・・と思いつつも、頭の中はジグかタイラバどうしよう・・ということでいっぱいで、タイラバ持ってくるの忘れたのを思い出して残る一択のジグをチョイス!
やはり泳がせは強いな・・それなりにジグをしゃくりましたが釣れず・・。
自分も泳がせしようかな・・と誘惑の念に惑わされつつも、しばらくしゃくっていると、M兄さんの泳がせ竿からドラグ音が!音的に、これは今までのイカの引きではないと思われ、どっちなんだろうと思っていたところ・・
switch!!タモ!!
シーバスロッドがベシ曲がりとはなっていませんが、とにかく羨ましい。
イカではないと分かったのでタモ入れ係に徹する!
青物っぽくない!シーバスかも!
シーバスかぁ・・。
過去に友人Kと一緒にエントリーした時、この場所にヒラフッコ(中型のヒラスズキ)がいたよな・・。もしやヒラさまか??
表層までは寄ってはいませんが、それなりにシルエットが見えてくる。こっこれは・・!
いや、青物・・ネリゴっすよ!
シーバスロッドで小型青物・・めちゃめちゃ面白そう・・ただただ羨ましい。そして無事にキャッチ!
調査で欲しかった念願の青物御三家の一つにして、昨年から9月頃に回遊してくることは情報として知っていた魚をようやく釣ることができました。・・釣ったのはM兄さんですが・・。
その後は集中してネリゴを狙いましたがタイムアップ・・。
ストップフィッシングとなりました。
カンパチを釣ったときの泳がせ用の豆アジといい、今回の釣行で僕が豆アジを釣ることのできる唯一のルアーとして確定となったレイジーさんを今回の推しとして推したかったのですが、前回の秘境探索の回でレイジーさんを推したばかりだったので、今回は別のルアーを・・ということで、今までたくさんの釣果に繋げてくれたのにも関わらず、コスパの良さからなかなか日の目を見ることのなかったエギボンバーを推そうと思います!
このエギ・・。
釣具のポイントさんの自社商品でコスパが非常に良くて、パイロットルアー的感覚で使用していたのですが、パイロットルアー的感覚で使用しているにも関わらず春イカから夏イカ、それに秋イカ冬イカとオールシーズンイカを釣らせてくれたエギです。
もはや僕の中では1軍エギになります。
補足ですが、有名メーカーさんのエギでは釣れなかったのにエギボンバーにチェンジしたら春イカが抱いてくれた・・など本当に素晴らしいエギです。
ちなみに、エギボンバーの他にラトル入りのエギバンバンというエギもありますが、そちらの方は使ったことがないので評価することができませんが、ラトル入りで広範囲にアピールを効かせたときはエギバンバンという手もありかと思われます!
欠点としては、その価格の安さからだとは思われますがエギの布が破れやすいということがあげられまして、イカが大型化する春シーズンはイカの腕力も強いので1発で破けたりします。それでもエギボンバー3個買うより有名メーカーさんのエギ1個の方が値段が高くつくくらいなので、破壊されても気にならない(笑)
また・・定価230円という価格設定のエギボンバーはセールのときに必ず普段より安く買えるので、購入を考えている方は是非ともセール期間中の購入をオススメします!
近所の離島遠征10月上旬編・・いかがでしたでしょうか?
昨年とは違い、尺アジ含む尺前後のアジの群れは接岸してはいませんでしたが、昨年には習得していなかったプラグによる豆アジを釣る方法や、秋イカの釣りをさらに深められたりと、またもや充実した釣行となりました。
そういえば、M兄さんからネリゴを頂きましたので、アジやイカに加えてネリゴもお刺身に。
1年を通して表側の釣り場の調査が終わりましたので、今後はこの離島の裏側・・つまりエクストリーム側の釣行などにも挑戦しつつ、離島釣行を楽しんでいきたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました!