【2022年3月×ヒラスズキ③】壱岐で1泊2日の間、ひたすらヒラスズキを狙うはずが・・頼みの綱のフェリーが欠航になったので、陸路でエントリー可能な新たな磯を求めて西側エリアを車中泊で巡ってみる!

タイトルのとおりではありますが、本当に・・(泣)本当に楽しみにしていた壱岐遠征荒天欠航のため破綻してしまいました・・。

ブログ主
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うまく立ち直れねぇ・・!

壱岐に到着して沖磯に渡ってヒラスズキを狙う・・というのが理想のAプランだとしたら、Bプランは沖が荒れていて沖磯に渡れない場合の地磯巡りでランガン・・そんな2パターンを想定しつつ来るXデーに向けて気持ちを高めながら無駄にルアーを揃えながら日々の仕事を半ば受け流しながら全うしていたのですが、まさかのフェリーが欠航になるとは・・。

それほど大荒れの天候なんだと思います。大型のフェリーでも太刀打ちできないほどの荒天なんだと思います。だから、欠航になってしまったんだと・・。

今年で35歳を迎えるブログ主ではありますが、さすがに不貞腐れました。

今回は久しぶりに梅氏さんやJ君との釣行でして、ここ最近僕の仕事の都合で平日休みばっかりでしたので・・本当に・・なかなか一緒につるむことがなかったのでウキウキが止まらなかったのですが、本当に残念で仕方がありません・・。

大型フェリーでも欠航するような天気なので本来は釣りに行くことを避け、急遽穿つように空いてしまった時間的余白をブログ作成に当てたり、家族行事にあてたりするべきだと思ってはいるのですが、釣りで空いてしまった穴は釣りで埋めるべきだと思うので、例え釣れなくてもどこか外に出て一人になって日々のストレスを解消しつつ眠る前にビール飲んで良い旅にしたいと思うようになりました。

せっかくの一人の時間になってしまったので、平戸や天草といったそれなりの遠方エリアに一層のこと行ってやろうかとも思いましたが、堅実的にもっと近場での磯を知った方が例え釣れなくても将来的に良いのではないかと思い至りまして、今までは自分の家から東側の地磯ばかり開拓していましたが、今回はせっかくなので西側の地磯を開拓してみようと思い、それが今回の釣行記録になります。

0:冒頭

行きたい!と切望する遠方よりもそれなりに近場で将来的に通える回数が高く、それでいてヒラスズキが釣れる可能性のある磯・・。

そういうキーワードに絞ってグーグルマップを使っていろいろと吟味していると、見つけた・・。そして、You Tubeでも情報があって間違いなくヒラスズキがいることを知る。

ブログ主
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ここに決定だ!

釣れても釣れなくても今回は地磯のエントリー方法を知るだけでも勉強になるし、美味しいビールが飲めるのだ!

そんな今回エントリーするエリアの海況はコチラ⇩。

潮汐:中潮(15:59干潮↗22:00満潮↘04:19干潮↗)

天気:雨(小)

気温:12度(夕)→10度(夜)→12度(昼)

水温:14.3度→13.9度

風 :北北東15m→北北東3m

波高:1.5m→0.7m

超絶爆風予報ですが、それに伴っての波高は低く・・これはこの海域の特徴なのかもしれませんが、おかげで風裏ポイントさえたどり着けたら釣りが出来そう・・。

2日目は風もなくなり波高も凪いでいくという好天傾向なのでヒラスズキ日和とは言えませんが、1日目のウネリが残ってくれ!と願ってエントリーしてみました。

1:1日目

夜勤終わって突発的な残業が発生するもお昼過ぎには仕事が終わって家に帰って風呂入って準備を整えて、出発!

テンションがすでにおかしかったので音楽も音量大きめでアジカン熱唱しながら眠気も気怠さも感じることなく16:30ころには目的地へ到着!

もし平戸や天草を選んでいたら、こんな時間には到着していなかったと思われるので、お昼過ぎからダラダラ準備しても夕マヅメに間に合う今回の目的地を選んで良かったと思えました。とりあえず、夕マヅメを迎える前までにヒラスズキを狙える場所にエントリーしておきたいところ・・。

一番入りたいと考えていたエリアの手前にトイレ付きのパーキングがあって、そこから海況を眺められそうだったので車を停めて観察しようとしたところ、一目惚れレベルのゴロタ浜が一望・・。

荒れたゴロタ浜

パッと見で比較的シャローで遠くにブレイクがあるようには見えないゴロタエリアですが、小さな岩にぶつかった波が砕けてサラシが広がっていたりと、ヒラスズキ初心者の僕ではこのエリアにヒラスズキが付きそうなポイントがあるのかよくわかりませんでしたが、エントリーする価値は充分にあると思えましたし、何の危険の可能性のないルートを降りるだの5分も掛からずにエントリールートだったので、ちょっと寄り道することにしましたが・・。

ブログ主
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爆風過ぎるだろ・・(汗)。

エントリーする前の駐車場から海況を見下ろす段階から感じてはいましたが、それなりに物凄い爆風がキャストを阻んできます。急斜面の上にいるから風を余計に感じているだけだろうと思って下に降りて来たものの、上とほぼ変わらない爆風が右の断崖エリアから流れるように向かってきます・・。

そんな風なのでミノーでは無理だと体感で分かるので、ヘビーシンペン(モンスターショット30g)をチョイスして波が砕ける岩のキワをドリフトでなぞってみようとラインスラッグを調整しながらアプローチを試みたのですが、ラインが爆風に煽られてキャスト後すぐに海面を滑るようにスキッピングしていきます(笑)

40gのモンスターショットにするべきか、それとも波待ちして風下に向かってミノーを投げるか迷いましたが、良いイメージがどちらも浮かばず、重心を下げないと身体が爆風にもっていかれて安定しない状況だったので即撤退を判断・・本命ポイントへ向かいます。

そして、本命ポイントへ到着・・。

断崖エリアで、断崖にぶつかった波が砕けて広範囲にサラシが形成していてテンション爆上げではありますが・・。

荒れた地磯

さすがに風がやばくて、ゴロタ浜にエントリーした風よりは少しマシではありますが、「危険じゃね?」と感じたのと、ゴロタ場の段階で風裏に行くべきと考えていたこともあって、ここでは釣りの準備もせずにルートを確認するだけにして移動です。

次のエリアはグーグルマップで道路が近くに存在しないので藪こぎして降りていく模様・・。ただ、降りていけば波止も存在していますし潮通しも良さげで、たどり着けたら何か良いことがあるのではないかと期待してしまうエリアです。

一番最短かと思われる道路に車を停めて波の音のする方向へ降りていきます・・。

右か左か2択のルートがありましたが右を選択・・。

ちなみに正解は左だったようで、僕の進んだ右ルートは人が通った軽い轍程度の道はありますが途中から消滅・・、波の音は聞こえていたので方角迷子にはならずに、おそらく雨が降ったらここに水が集まって海へ流れるだろうと思われる小規模な∨字谷を降りて無事に目的地まで到着しました。

風はありますが、風裏で間違いはなくミノーが投げれるレベルの巻いてきたであろう風が来る程度・・。ご覧の通り若干すでに暗くなりはじめていますが、藪こぎして帰らないといけないことも踏まえて短時間最大集中勝負です!

荒れた地磯

選んだルアーはサスケの裂空・・。

しっかり波待ちして投げた最初の第1投は着水して5巻きくらいのリトリーブで何かに喰われた!

ブログ主
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マジか!!!

第1投でヒット!

黄色いラインの魚が反転したのを目撃したので、ヒラゴorヤズは確定。

内心、この場所選んで良かったー!と感動していますが、まだまだファイトは始まったばかり・・。

左には定置網と思われるロープが伸びているので気をつけないといけませんが、それ以外はどこを走っても足場が良いので足を使えばラインブレイクを回避できそうな感じ。あとは万が一の”ベールフリー”という選択肢も頭からはずすことのないように考慮しつつポンピングで対応していると、そんな選択肢的な心配をよそに普通に寄ってきた。

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ヒラゴさんじゃないですか!

2キロ弱のヒラゴさんで、裂空のフロントフックに1本だけ口もとに掛かっていましたが、抜き上げようとしたところでフックアウト・・。残念ではありましたが、まだ始まったばかり!

2尾目を狙うべく、一帯を探りますが不発・・。ヒラゴさんのせいで暗闇ちょい前まで釣りをしてしまい、ヘッドライトを頼りに暗闇の藪の中を「動物でないでくれ!」と祈りながらちょっと冷や汗かきながら無事に車の場所まで戻れました。

火照った身体を冷ましつつ小休止・・。いつのまにか完全に夜になりまして、夜の部は久しぶりに港湾シーバスを狙おうと思います!

ということで、橋脚下にきました。

夜の橋

とりあえず、ミノーかっ飛ばして明暗部をひたすら投げようと思います!

いや、しかし寒い・・。

ここ最近ずっと陽気な暖かい気候で、そのおかげで水温も上がって至るところで春爆している画像をチラホラ確認できたのですが、雨と春一番のせいで気候が冬に戻った感じがします。

そんな感じで雨風の強い春・・という感じでウェアを準備していたので、防寒防水ウェアを持ってきていなかったのでレインウェアでしのごうと思いましたが寒さには勝てず・・温もりを求めてコンビニへ・・。

カップヌードル(チリトマト)

空腹も満たせましたし、明日の食料も買い込み、それにビールも買えました!

いち早くビールに手が伸びそうでしたが、まだまだ時間は9時を回ったところだったし、シーバス狙いは僕一人で他の人たちは常夜灯周りでササイカやアジを釣っていたので、再び橋脚下へ戻りアジとイカを狙いますが、僕が戻った頃には時合いが終わっているみたいで反応なし・・。

橋のある夜景

今日は金曜日・・日頃の疲れも溜まっているせいか眠気もきていたので眠れそうな公衆トイレのある駐車場に移動して乾杯!!!

サッポロ黒ラベルを飲んで睡眠

明日に備えるのでした。

2:2日目

眠る前は爆風でしたが予報どおり徐々に風が落ち着いてきた・・。

とりあえず、1日目にエントリーできなかった本命ポイントへエントリー!

地磯へエントリー

良い感じのサラシが入っているかのように見えますが、付いていそうなところにヒラスズキが付いていないようでいろいろとルアーチェンジしながらスレさせないように配慮しつつアプローチを続けますが不発・・。

途中に青物っぽい単発ボイルが何度か目撃していたので、モンスターショットのスキッピングでロッドを寝かせてよりスプラッシュを多めにして反応をみたところ・・ヒットするも、フックアウト・・。

その後3投後くらいで再び反応を得るも、今度はラインブレイク・・どうやらサワラ?(サゴシ?)のようでモンスターショットをまたしてもロストしてしまいました・・。

地磯へエントリー

早朝では分かりませんでしたが濁りが入っている状態・・。

ヒラスズキの反応はないので、昨日最初にエントリーしたゴロタ場へ・・。

しかし、ここはウネリが消えているので微妙な感じが・・。

ブログ主
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釣れなくとも、

サーチあるのみ!

気分は高まりませんが、このエリアを左右に歩いて調査を開始しましたが、案の定反応はなく、最後に昨日ヒラゴを掛けたエリアに行きましたがほぼ凪の状態で無反応・・。

それなりにこのエリアの勉強をしたことで満足感もありましたし、ビール飲んだあたりから満足していたこともあって、早めにストップフィッシングとなりました!

3:今回の推し!

どうにかブローウィンで魚を出したかったのですが不発・・。

またしても次回持越しとなってしまいました・・。

4:まとめ

今回の釣行記録、いかがでしたでしょうか・・。

今回の釣行では、あらためて生命の危険を感じる場面があって、そんな場面でも身の危険を顧みずに行動するということもなく、僕の危険基準は衰えておらず、ヒラスズキが釣りたい>危険を顧みないということになっていなかったので、ヒラスズキ熱が高まり続けている状況ではありますが、その辺がしっかりと分かって良かったです。

これからもヒラスズキを追いかけていく以上、荒天とうまく付き合いながら価値ある1尾を求めて前進していきたいと思います。

読了、ありがとうございました!