6月があっという間に過ぎたので、我が家の玄関に設置している魚拓カレンダーを何の気なしにめくってみるとヒラスズキが現れた・・。
どうやら、ヒラスズキの旬は7月らしい・・。
え??
言ってる意味がわかない・・。
北西風の吹かないこの季節の福岡・・。
サラシの発現しにくい福岡・・。
一体・・僕はこの状況下でどうやって旬を味わえるのだろうか・・。
サラシにこだわり過ぎて固執していることは間違いありませんし、サラシがなくとも凪ヒラと呼ばれるようにヒラスズキは磯にいけばいるのは間違いのない事実・・。
なので、湾内シーバスに浮気せずに地磯に繰り出していればいずれは邂逅のチャンスはあるのかもしれない・・。
そう感じて、ここ最近はトップ系ルアーを揃えたり、トップ系ルアーのYou Tubeを観たりしていたところですが、ようやく天気が荒れてくれました。
しかも休日・・。
そして何より、足首の捻挫をしていたM氏兄が復活し参戦決定!
やったるぜ!!
さてさて・・。2人が揃えば天気が荒れる・・。自称雨兄弟と呼んでいる我々が久々にタッグ釣行となりました!
果たして天気はどうなるのでしょうか・・(笑)
釣行記録・・スタートです!
CONTENTS
久々にM氏兄と一緒に釣りです。
過去の釣行記録を読んで頂けたら分かるとおり、M氏兄の金銭感覚はバグっているので、それを理解してこの先数行の文章を読んで頂けたら幸いですが・・。
ロッドがシマノさんのミドルクラスのシーバスロッド「ルナミス」からシマノさんのハイエンドモデルシーバスロッドである「エクスセンスジェノス」にクラスアップし、12エクスセンスが22ステラにクラスアップしていました。
さらに、今回の釣りに向けてルアーも大量補充!!
短期間でこのグレードアップの数々・・。
このバグり感・・。
カッコいいを通り越してもはや人外の類ではないか・・と思うことも度々ありますが、兄貴がいたらこんな人がいいな・・と思う僕です。
今回の海況ステータスはコチラ・・⇩。
潮汐:中潮(18:59干潮↗01:20満潮)
天気:雨
気温:28度
水温:26.8度
風 :南〜南南西6m
波高:0.4m→0.5m
このエリアは潮位がある程度高いとエントリーできないので、潮位が下がりきっている夕方頃に到着して22:00ころを目安にしてストップしようと思います・・。
予定通り18:00前には到着。
22:00にはストップフィッシング予定ですが、釣果や内容次第では満潮をやり過ごしての03:00ストップも視野に入れてエントリー・・。
その道中・・。
予報どおりの雨と風のおかげで海に濁りがありましたが、メインフィールドに到着したところ確実に予報の6mを遥かに越えた風が右から左に吹きさらしていて、しかもアップクロス側から吹いているのでキャストやトレースラインの難易度が上がりました・・。
それに、風と潮の方向が一緒のようで潮通しが良すぎて上流の川のような勢いで潮が動いているので濁りすらも流されて水質はクリア・・。
濁っていればなんとかなるとイージーな展開を想定していた僕ですが、到着してすぐに不安がよぎりました・・。
さすが雨兄弟!!
ちなみに、この濁りっぽい色はブレイク手前のシャロー帯でして、単にびっしりアカモクが生えているのでこんな色をしているだけで、濁りではありません・・。
横殴りの爆風のせいで飛距離は落ちるし・・、それにラインが風にもっていかれるので狙ったコースを引けないと思われ、さらにレンジを入れることが難しいと予想され、難易度が上がった気もしますが・・、兎にも角にも、これから雨が降って濁ってくれることを期待しながらスタートフィッシングです。
このエリアは夜にならないとベイトが寄らず、それらに追従して接岸するフィッシュイーターも寄ってこないので、案の定反応もなかったので、デイでの釣果は諦めていろんなルアーを投げてみて、こんな横殴りの爆風でもレンジを入れられるルアーや、少しでも風上側のアップクロスにキャストできるようなルアーを目視確認しながら厳選しました。
ちなみに、釣行開始直後・・こんな暴風雨になりました・・。
真っ白に見えるのはすべて雨によるものです。
すぐに止みましたが、身の危険を感じたり雷が鳴っていればすぐに撤退しましょう・・。
また、ヘッドライトなどの装備品の携行を確認して釣り場へエントリーしましょう・・。
※この日、僕はヘッドライトを忘れました。M兄さんがもう一つライトを持って来ていたのでそれをお借りして事なきを得ましたがしっかり準備確認しましょう。
しばらくして、ようやく日が沈み暗闇が深くなってきたので、本格的に魚を狙おうと思います。
先発はブローウィン125Fスリムを選択。
いつもと一緒じゃんw
今回はブローウィン125Fスリムよりも飛距離の出るコモモ130スリムトマホークと迷ったんですよ(笑)。
飛距離のトマホークを選ぶか、レンジを入れてダウンクロスでも引けるブローウィンか・・で悩んだのです。
その結果、飛距離を多少犠牲にしてでもダウンクロスでも泳いでくれるブローウィンをチョイスしました。
その直後・・。
アップクロスをタダ巻きしても無反応だったので、アップクロス側にキャストして連続トゥイッチからのステイ(実際はラインが風に押されて流されている状態)を繰り返していると、ステイの段階で喰っていたようで最初のトゥイッチでヒットを確認!・・しましたが、ブレイクの前後まで寄せましたが、痛恨のフックアウト・・。
フッコクラスが・・。
アワセができていなかったことがフックアウトの要因かと思われますが、シーバス(もしくはヒラスズキ)が寄って来たようです。
その後、引き続きブローウィン125Fスリムを続投させていると、少雨になって風が弱くなったので、沖目に向かってキャストしてタダ巻きでスローで誘っているとヒット!
キレイなヒラセイゴをキャッチです!
スマホをクーラーの中に入れていたので白っぽく写ってしまいました・・。
この1尾のおかげで、ボイルがなくともヒラスズキの群れが少なからず接岸していることが分かりました!
これから反応が良くなってくれれば良いのですが・・、後が続かず・・。
ここから後半戦の試行錯誤編に突入です・・。
夜になってすぐに1尾をキャッチするも、その後はなんの反応もなく時間だけが過ぎていく・・。
アタリルアーか?と思われていたブローウィン125Fスリムはどうやら高活性の魚だからこそ反応したのではないかと推察されます・・。
ただ、おそらくベイトはいるのでしょう・・。
時折、表層付近にシーバス(もしくはヒラスズキ)が姿を表して、常に頭を流れのある方向に向けて泳いでいます。
そんな見えシーバス(もしくはヒラスズキ)の目の前1〜3mにブローウィン125Fをスリムを奇跡的に爆風の中でも通せましたが無反応・・。
完全に見切られてる・・。
喰ってこない原因としての一つに、雨風はあるものの濁りが全くなく水質がクリアであることが要因かと思いますが、この現象(シーバスが浮いている)は絶対に活性が低いとは考えられず、おそらく流れに負けて漂っているベイトが近くに流れてくるのを待ち構えていると考えられるので、よりナチュラルなアクションをするシンペンで鼻面をかすめるようなイメージで流してみましたが無反応・・。
だったら、サイズ感?
飛距離は出ませんがブローウィン80Sにチェンジしてサイズを落として試してみましたが不発・・というか、アップに投げてドリフトでダウンクロスで引くとレンジが入らず表層を滑ってしまう・・。
よって、穂先を下げて、海中に穂先を突っ込んで無理やりレンジを入れてやってみますが不発・・。
雨がちょっと落ち着いて風も落ち着いたので、コモモ130スリムトマホークで数回バイトを得るもフッキングまでいかず悶々・・。
もう一度ブローウィン80Sに戻して正解を探すも不発・・。
このまま続けていくのもしんどいので居残りせずに予定どおり潮位が上がる前に帰ろうかとしていたところにヒットです!
雨が強くて写真は撮れませんでしたが、ヒラセイゴをキャッチです!
サイズ感??
サイズが合っていなかった可能性が浮上したのでブローウィン80Sからスナイプ50SSにチェンジしたところヒット!
喰い方的に後ろから追い掛けて喰ったのでしょう・・。
ということはブレイク間際に潜んでいるのかも・・。
2尾ともブレイク手前のシャロー帯でのヒットでしたので、ベイトは見つからずともベイトを探しにシャローエリアまでヒラセイゴが入ってきた・・つまり、ヒラスズキが手前を回遊できる潮位に達したことが考えられ、活性は上がらずともチャンスのゾーンが広がったのは明らかな事実・・。
ここから巻き返す・・と思っていた矢先に雷が・・。
ぐふ・・。
撤退あるのみ・・。
肝心なタイミングでストップフィッシングとなってしまいました・・。
今回の釣行では、1尾目をブローウィン125Fスリム、2尾目をブローウィン80S、3尾目をスネイプで釣りました!
この3つのルアーは過去に推したので今回の推し!は割愛しますが、横殴りの爆風下でもアップクロスにキャストできてダウンでも滑らずにレンジを入れられるブローウィン125Fスリムはやはり優秀だと感じましたし、ブローウィン80Sの小粒感はマッチザベイトしていれば最強だと思いますし、マイクロベイトパターンでのスネイプはパターンを攻略する武器になるかと思われます。
この3つのルアーは持ってて良かったと本当に思います!
今回の釣行記録・・いかがでしたでしょうか?
横殴りの爆風で・・しかも、雨降ってるのに濁ってくれないし、ベイトがそんなに入っていないのかボイルすらないし・・というハードな状況ではありましたが、ルアーに助けられ3尾をキャッチすることができました!
ベイトさえ入ってくれれば潮位が下がっている状態のシャロー帯にもヒラスズキが入ってくれていたのでしょうが、ベイトがそこまで入ってこなかったので潮位がある程度満ちて来てヒラスズキがようやくシャロー帯に入ってきて釣果に繋がった感じです。
たくさんの条件が重なって、今の釣果になっていると思いますので、その条件を解析しつつさらに釣果を伸ばせるようにぶつぶつ独り言をつぶやきながら精進しようと思います。
読了、ありがとうございました!