こんにちわ!
8月から部内異動で現場主体の勤務からパソコンカチカチカチカチの事務職員となって、悪戦苦闘の日々のswitchです・・。
前も後ろも右も左も分からないような状況で、当たり前のように押し寄せてくる「これ、お願いね・・」の連続に「(なんやコレ・・)」、「(知らんがな・・)」と戦々恐々とする日々ではありますが、開拓と冒険することには長けていると自負しているので、今のところは大きなミスも(おそらく・・)発生しておらず、直接的な指導者はおらずとも釣りで培った何かしらのスキルのおかげで日々・・そのベクトルで正しいのかも分からずに成長を続け・・あっという間の日勤が過ぎていく今日このごろ・・でございます・・。
おかげでブログが滞る滞る・・。
いろいろ書きたいことがたくさんあるのですが、仕事が終わったら疲れて眠る・・のサイクルなので、なかなか進捗できずに日々は刻々と過ぎていき、そんなこんなで早くも8月の終盤・・。
そろそろ頃合いか?
メンタルが持たん・・。
そろそろ、職場の人たちの僕に対する何かしらの値踏みも終わった頃でしょう・・。
ここ直近の「これ、お願いね・・」の量が明らかに増えたことや、遠かった距離感が接近していることを鑑みるに、言ったことはやる人間だと分かったはずですし、少なからず使えるヤツだということは分かったはず・・。
・・というか、そんな敵愾心ありきで異動してきた訳ですが・・蓋を開けてみればみんな優しくて親切で・・。
その代わり、膨大な仕事をこなさないと回らなくなっていくような職場環境が諸悪の根源で「これ、お願いね・・」という配慮に欠けた指示伝達になってしまうことが最近分かったところでありますが、せっかくの常日勤!仕事⇔家庭の連続では勿体ない!さらに、土日だけプライベートなんてサイクルも勿体ない!
仕事帰りに釣りをしてこそ、
至高の日常!!
今回は、そんな仕事終わり釣行第1回目・・にして、神回です!
それでは、仕事終わりの河川シーバス釣行編・・スタートです!
CONTENTS
朝起きて天気予報を見ると雨予報・・。
週の中日(水曜日)・・ということもあって、体力的な問題を考慮してしまう自分もいましたが、このタイミングを逃してしまうと、おそらくメンタルが仕事の方へ偏ってしまうだろう・・と容易に想像できたので、バタバタ道具を準備して会社へ出勤・・。
追われるように仕事をしていると、お昼ごろから雨が降って夕方には雷を伴う土砂降りとなってテンションだけが上がって仕事が手につかなかったけれど、あと数時間が過ぎれば釣りが待っている・・と考えるだけでも馬鹿らしいストレスを抱えるのもどうでも良い感覚になって、僕特有のいろんなことを気にしてしまう気質を考慮しなくなった為か逆に集中力が上がって仕事効率が上がった気がする・・。
とりあえず、19時を過ぎた頃には雨も雷も落ち着いていて出撃・・。
夕マヅメ後半・・くらいのタイミングにエントリーすることができました!
今回の海況ステータスはコチラ・・⇩。
潮汐:中潮(14:39干潮↗21:00満潮↘)
天気:曇⇔雨
気温:28度
水温:28.6度
風 :南西1m
波高:0.5m
ちなみに、河口⇒河川へエントリーしたのですが増水が影響したためか、潮止まりのタイミングがズレているような感じがしました。
バタバタ準備して出勤したためか、案の定・・ヘッドライトを忘れました・・。
おかげで、本来は新規エリアを開拓しようと目論んでおりましたが、夜でもラインやルアーを視認できる照度を求めてアーバンフィールドへ目的地を変更です・・。
まずは、いつものファミリーフィッシングで通っている河口フィールドへ・・。
ここは普段は河口らしい河口ですが、雨が降ると人工島に降った雨水が河口へ流れ出る水路の入り口がありまして、それなりの雨量があると普段とは違う流れが加わり、状況が一変します。
川から流れてくる大量のゴミは想定外でしたが、写真の右から左に向かってくる川の流れを阻むように写真の下側から上に向かって雨水が流れ込み、普段とは違うフィールドになるのです・・。
ガチでやってた数年前は、それなりに手応えのあった場所ですが果たして今はどうなのでしょうか・・。
まずは、トップ系から・・。
アルゴ105⇒ポッキー80⇒ガボッツ65とサイズとアクションを変えながらアプローチしましたが不発・・。
ベイトが表層(おそらくエンピツサヨリ)にいるので、なんとかなるのではないかと思いましたが不発・・。
続いてシンペン系に変更して、ソマリ90⇒スネコン90⇒スネコン50とアプローチしましたがこれまた不発・・。
雨が止んだことが要因か、雨水の流入がゆっくりとなりゴミの切れ目が弱まりゴミが絡まりだしたのでフィールドを変更することにしました。
そういえば、グランジャーズ2in1リペルという洗濯機にぶっ込んで撥水力を取り戻す撥水剤を試した経過を書いていなかったのですが、めちゃめちゃ良好です!
ずっと雨が降ったり止んだりしている状態でしたが、布地に水が染み込むことなく撥水力をキープしてくれていました!
今日が中日(水曜日)ということで明日も明後日も仕事なので時間的に釣りをやめて家に帰るか迷いましたし、たった1時間で駐車料金を1日で2回も払うのが億劫ではありましたが、これからの雨での釣りのデータ取りに行くだけでも価値はあると思えたのでちょっと様子を見て何もなければ帰ろう・・という感じで河川へ移動してきました・・。
なので、ネットは車の中に置いて出撃しました。
ちなみに、ブルーブルーの村岡さんやオヌマンさんはシーバスが釣れるときはなぜかシーバスのニオイが立ち込めていると言われていましたが、車から降りて河川へ向かう短い距離でシーバスのニオイを感じました。
河口フィールドと同じように濁りもあって枝や草がたくさん浮いてはいますが、流れがしっかりあってゴミが溜まっていないので釣りは成立するんじゃないかなと思えたので、状況が悪ければ見るだけ見て帰ろうと思っていましたが釣り開始です・・。
ただ・・、さきほどの河口フィールドと違って水面にベイトの雰囲気は感じなかったので、こういう時の経験上トップ系では100%の確率で枝や草を引っ掛けて釣りにならないので、トップ系は除外してシンペンからスタート。
まずはイナッコパターンを想定してフラペン65をチョイスしますが反応がないので、スイッチヒッターに切り替えて広範囲に、そして橋脚のヨレを漂わせたり、明暗を通したりしましたが不発・・。
次はミノー系に作戦を変えてエリア10にしましたが、表層過ぎて枝を拾い過ぎるのでブローウィン80Sにしてレンジを下げるとそれなりにゴミをかわすことができましたが不発・・。
もう少しアピール力のあるルアーでイナッコパターンに使えるルアーをチョイスしてみようと思ってK太77サスペンドを選択しつつも集中力はそれなりに落ちていて、そろそろ帰ろうかな・・と思っているところでショートバイト・・。
今のは・・。
枝ではないよな?
そんな疑問を持ちつつも、しばらく投げながらさっきのショートバイトを振り返りつつ、「やっぱり枝だよな・・?」⇒「枝だよな・・」⇒「そろそろ帰るかぁー」なんてことを考えていたら「グン!」とティップを叩かれるような重みの後と同時にヒットとなりましたが、「タモ・・そういえば車に置いてきた・・」なんてことを考えていたらバレてしまいました・・。
やっちまったー・・。
油断してたー・・。
このフィールドで釣りを開始して30分も経たないうちに正解まで辿り着いた模様・・。
だがしかし、再現性なくしてはこのヒットは偶然・・ということも可能性がある・・。
バレたのだ・・。もう反応はないだろう・・。
だから、ランディングネットを取りに戻る・・という選択はしませんでした。
その結果は下記のとおり・・。
先程のバラシもショートバイトもストップ&ゴーの巻き始めでのヒットだったので、その時のリトリーブやストップ&ゴーを思い出しながら反復していると、まさかのヒット!!!
こういう時に限って
釣れるあるある・・w
さっきバラしたばっかりで・・もう釣れないと思っていたのでランディングネットは車の中・・。しかも、どうせサイズは小さいだろうから・・と油断していたのでネットサイズはセイゴクラスが入る「S」サイズしか持ち合わせていないという悲劇・・。今ラインを通して繋がっている魚は間違いなくセイゴではなくスズキサイズ・・。
心の中ではバレてくれと願いつつ、橋脚に向かって物凄いパワーで突っ込んでいく引き味にそれなりの大きさだと自覚しつつ緊張感が半端ない・・。
ロッドワークでいなしつつ、魚の頭の向きを変えながらやりとりのおかげで橋脚に巻かれる・・最悪の事態は免れましたが、今度は川の流れるベクトルに沿うように走られたので、これが一番耐えるのがキツかった・・。
幸いラインにダメージが入るような枝やゴミが絡むことはなく危機的状況は回避できましたが、この魚を釣ろうとは考えずバレてくれと正直願っている自分に自問自答しつつも、なかなか・・バレてくれない・・。
そして、ようやく浮いてきた個体が明らかにデカい・・。
ランカーやないか・・。
K太は外掛かりしていてバレてもよさそうな口元に掛かってはいましたが、フロントもリアも掛かっているのでバラすことはないだろう・・。とにかく、この魚になるべくダメージを与えずに消耗させずにキャッチすることを考えなければならない状況になってしまいましたので、助けを求めることにしました。
まずはM兄さんにTEL・・。
ん?どした・・?
実は・・。
斯々然々・・。
分かった!
すぐ行く!
すぐに来てくれるM兄さんに感謝しつつも、時間だけが過ぎていくのは魚に申し訳がないので、並行して僕は僕でキャッチするべく考えてみる・・。
その結果、パーキングの近くまでシーバスを寄せることができた後にベールフリーにしておけば約20秒で車にあるランディングネット(この段階では、まだネットサイズが小さいことまで考えていない)を掴んで戻ることができる脳内計算ができたので、魚をパーキングの最短距離に寄せつつ移動していると、何かしらの視線を感じる・・。
人だ!
人がいる!
なんと・・犬の散歩中のマダムを発見!!
すいません・・。
今、魚が掛かってて・・。
タモ取りに行きたいので、
ロッド持っててもらっていいですか・・?
そんなヘルプを言ってたら、マダムが旦那様をつれて・・しかも丸タモ持って駆けつけてくれまして、ようやくキャッチ!
でけぇ・・。
K太のサイズが77ミリ・・。
このサイズ感・・やべぇ・・。
マダムも、あまりの大きさに「この魚なんですか・・?」って言うし、犬はビビってランカーに吠え散らかすし・・一番ビビっているのは僕ですが・・。
全体写真がコチラ・・。
そんなに痩せてはいないし、キレイな個体・・。
旦那さまがメジャーを持ってきてくれたので、ざっと計測したら91センチはありました。
計測後すぐにリリースしたところ、計測した写真を取り忘れていることに気がつく・・というミスがありましたが、魚は元気に川に戻っていきましたし、最高の1尾をキャッチすることができました!
その後、すぐにM兄さんも合流しまして、到着して2人でガチャガチャやっていたら、またしてもK太で良型をキャッチ・・。
完全に明日のことなんて考えずに夜遊びを楽しむ結果となってしまいましたが、最高の仕事帰り釣行となることができました!!!!!
今回の最高の功労者!!
K太77サスペンドさんです!!!(※上はソマリ90)
汽水サスペンド仕様になっているので、海水ではフローティング(スロー)に淡水ではシンキング(スロー)仕様になり、汽水域で使用してストップさせれば浮きも沈みもせずにその場でステイが決まる優れものです!
それに、リアフックアイがお尻の先ではなく下に付いているので、万が一橋脚にK太をぶつけたとしてもリアフックアイが潰れることもなくルアーが壊れにくい設計になっているのも有り難い!
今回は、明暗のビタ止めでは喰わず、駆け上がり手前のステイで喰ってきたり、流れのヨレを過ぎたアタリでのステイで喰ってきたりといろいろと勉強することができ、キャスタビリティも安定していて尚且ランカーサイズを連れてきてくれる凄いルアーです!
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか・・?
まさかのランカーでした・・。おかげで、次の日は余韻で仕事どころではありませんでした(笑)・・。
そして、仕事終わりに最高の思い出になりました。
常日勤になって良かったと思いました(笑)。
これから、あんなサイズに巡り合うとは到底思えませんが、次回からは必ずランディングネットを持って釣りに向かおうと思います!
読了、ありがとうございました!!