みなさん、こんにちわ・・。
ヒラスズキ用ロッドの修理(1ピース分全交換)が3万4千円・・という金額で・・今にも泣きそうなブログ主です・・。
落ち込む・・。
立ち直れねぇ・・。
あの時・・あまりの大きなヒラスズキに驚いて焦り散らかした結果の果て・・。
普段はベールを返してキャッチへと至るのですが、その当時は興奮によるものなのか、必死こいて視野も狭くなって慌ててしまっていたからなのか・・、ベールを返しもせずにリーダーを掴んでランディングしてしまいました・・。
その結果、大型ヒラスズキが暴れたことでラインテンションが掛かり、ロッドが180度逆に曲がる・・逆「し」の字になってしまって・・ティップが負荷に耐えられず折れてしまった訳です・・。
あの時・・。
もしロッドを折っていなかったなら、3万円ものお金を自由に・・何かしらの戦力増強アイテム(いや・・友人Kに逢いに対馬の旅費に・・)を揃えられていただけに・・痛い・・。
本当に痛い・・。
とてつもなく痛い出費となりました・・。
そんな心も財布事情も痛む今日このごろ・・。
皆さんはどうお過ごしでしょうか?
今回の記事は、ヒラスズキ釣行と並行して試行錯誤を繰り返している博多湾内シーバス釣行について書いていくのですが・・。
とうとう・・。
この海域において謎とされていた「ベイト」が判明しました・・。
しかも、最終日にはシーバス乱舞まで・・。
最終日がそんな状態だったのに・・結果は「0」でしたので、ブログ主と一緒に考察をして頂ければ幸いです・・。
それでは、博多湾内シーバス・・ハクパターン攻略釣行・・スタートです・・。
CONTENTS
今春・・。
僕の中で「湾内秘境」と呼んでいるポイントばかりにエントリーして、データを蓄積させております・・。
そんな4月・・。
約10回ほどエントリーできているので、いろいろと・・このポイントにて釣果に関する有効なデータがとれてきました・・。
①干潮では釣れず、満潮では釣れる・・。
②潮位が高ければ高いほど駆け上がりに魚が寄る・・。
※従って満潮の方が釣果に繋がりやすい・・。
③ベイトが小さいのか、小さいルアーに反応しやすい・・。
④満潮の潮止まり前後◎
⑤下げ始めよりも上げ止まり?
そして、どこの釣り場でも共通して言えることは、雨で濁ればルアーを騙せているのか釣りやすいということでしょうか・・。
これが5月も同じパターンで続けば良いのですが・・。
今回の釣行では、⑤の下げ始めが良いのか・・それとも上げ止まりが良いのか検証することにしました。
雨・・。
テンション上がる雨が降っております・・。
仕事中に事務所が大雨の影響で停電して、みんなが「えー・・」と言う中・・、僕だけ「ヒャッホー」と心のなかでガッツポーズをあげておりました・・。
その後、復電して・・今までの2時間ばかしの積み上げて来たデータが飛んでしまったことで絶望することとなったのですが・・、そんな・・忙しい状況ではありますが、大雨の(停電の)おかげで重い腰を上がる決意ができました。
満潮が17:29・・。
18:00頃にはエントリーしたかったのですが、データが飛んだが故にちょっと仕事することとなりまして、「下げ始め」というよりは、「下げが効きはじめた」タイミングのエントリー・・。
そんな海の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:長潮(17:29満潮↘)
天気:雨
気温:19℃
水温:16.8度
風 :西北西3m
波高:0.7→1.0m
海は湾内にしてはそれなりに荒れ荒れ・・。
だからこそ見切られにくくなる・・。
エントリーしたのが19:00ジャスト・・。
釣りを始めたのが19:15くらい・・。
「アルカリ60mm+PH(パワーヘッド)3g」が鉄板ではありますが、敢えて最初はチョイスせず、「サスケ95SS」→「ローリングベイト77」のオールシーズン使えそうなミノーとシンペンを投げてみましたが不発・・。
従って、このエリアの現在最強を選んだところ、すぐにヒット・・。
この3つのルアーローテションによる考察としては、「弱々しい小さいベイトを喰っているのだろう・・」という印象を受けました・・。
そろそろ・・、ミノーに喰って来てほしいところですが、トウゴロウイワシの接岸次第って感じがします・・。
ちなみに、この日の1尾目は19:28にキャッチ・・。
流れの向きと風が逆なので、どのくらい潮が動いているのか読めませんが、本来なら満潮(しかも長潮)から2時間経過するとなかなか反応してくれない感じですが、そんな状況でも釣れましたので、雨の恩恵(濁り)を感じる1尾でした・・。
続いて、2尾目も早々にヒットしましたが、1尾目よりも大型がヒットして、焦るレベルでドラグがズルズル出される・・。
そして、カジキみたいにジャンプジャンプのエラ洗い・・。
やめて・・。
本当にやめてくれ・・。
間違いなく大型・・。
闇夜で大きさは判別付きませんが、身体が重いのか半身しか飛び出していないように見える・・。
ドラグをさらに緩めるか、このまま耐え続けるか迷っていたところ・・ラインテンションが「ふっ」と抜けて・・生命感が消えていく・・。
フックアウト・・と、思いきやラインブレイク・・。
ワームなどのライトなルアーを投げやすいようにリーダーを8LBにしていたことが仇となりました・・。
大型も掛かる季節になったのか・・。
それでも、2尾目はすぐにヒット・・。
ワームを1本しか持って来ていなかったので、他のルアーで狙っていたところサスケ95SSのトゥイッチ→トゥイッチ→スロー巻き・・からのストップを入れた瞬間に「ドン!」とロッドが持っていかれる・・。
19:58にヒット・・。
1尾目から約30分の間に3尾のスズキが反応してくれました・・。
さすが雨・・。
その後15分ほど続けましたが反応がなくなってきたので、明日も仕事ということで・・今日は1時間ほど釣りをしてストップフィッシングとなりました・・。
この日は、昨日の大雨がやみ、天気が回復傾向にベクトルを変えた次の日・・。
このエリアの濁りの残りやすさを確認できていなかったので、2連続で出撃・・。
そんな海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:若潮(18:40満潮↘)
天気:曇
気温:18℃
水温:16.2度
風 :西北西2m
波高:0.5m
結果としては、濁りは残りやすい(それでも河川よりも濁りにくい)というデータが取れました。
そして、雨がバンバン降ってた昨日よりも今日の方が濁っている感じがします・・。
また、今回は満潮が18:40ということと、定時のスタートダッシュが決まりましたので、初の明るい時間帯からのエントリー・・そして、課題の「上げ止まり」の検証ができそうです・・。
そんな2日目ですが、久しぶりのデイシーバスゲーム(夕マヅメですが・・)
デイシーバス・・。
出てくれるかな・・。
普段、ナイトゲームばかりだったので、何を使って良いのか分からず・・。
デイ用のルアーを軒並み家に置いたままだったので、ナイト用に今まで所持しているルアーからチョイスしながら試行錯誤することに・・。
最初は、ナレージ65のバイブレーション・・。
続いて、VJ・・ではなく、DJのアシストフックチューンをチョイス・・。
100均(200円)アイテムなので、キャスタビリティが悪くエビることも多かったので、アシストフックをフロント部分のみに装着して試して見たところ、エビることもなく、多少の風が吹いていても入れたいところに投げ込めて、尚且・・飛距離が30%以上向上したのは嬉しい誤算・・。
初のデイゲーム・・。
どのレンジにスズキが付いているのか分からないので、ちょっとカウントダウンしたりしてレンジを刻みつつ、表層はどうか?と思ってロッドを立ててタダ巻きしていたところヒット・・。
18:57にキャッチ・・。
潮止まり前後の恩恵?
夕マヅメの恩恵?
ちなみに、初の居付き個体・・。
今まで、銀色の回遊個体ばっかりだったので、ベイト次第ではまるっきり釣れないエリアなのでは・・と考えていましたが、今回の居付き個体のおかげで少なからずベイトがいなくても釣りが成立できる一つのデータが取れました。
居付き個体はもっと釣れて欲しい・・。
続いて2尾目・・。
ミニセイゴさんですが、デイでもナイトでの鉄板(アルカリ60mm+PH3g)パターンでも通用するのかどうか・・それを検証したところ、早めに成果が出ました・・。
19:15頃のヒット・・。
下げ始めの釣果・・。
続いて3尾目は、ワームの使用を禁止にして、いろんなルアーを投げ込んでみて、今や廃盤となってしまったトラビス7というメガバスのバイブレーションを使用しての壁際リフト&フォールにてヒット・・。
20:00頃の下げが始まった時間帯にヒット・・。
やはり、サイズが小さいルアーにヒット傾向がある模様・・。
この日も仕事があるので3尾目をキャッチしてストップフィッシング・・。
小さいルアーに反応、そして、弱々しい動きが効いている気がしたので、勝手に「ハクパターン」とイメージしていたのですが、次の日・・。
ようやくベイトが判明することとなりました・・。
この日は天気も良くて、満潮が19:30と明日の仕事の兼ね合いもあって、エントリーするつもりはありませんでしたが、メンタルを回復するべく行ってきました・・。
その行動の結果、功を奏する・・。
そんな今日の海況ステータスはこちら・・。
潮汐:中潮(19:30満潮↘)
天気:晴
気温:19℃
水温:16.9度
風 :北西2m
波高:0.6m
今回は「微風」の「澄み潮」という感じで、3日の中で一番見切られやすい日と言える・・。
昨日のデイシーバスの再現性を確認するべく・・(今回もデイ用ルアーは家に置いたままですが・・)DJアシストフックチューンを軸にルアーローテーションを組んでみましたが不発・・。
デイの間では、全く反応はありませんでしたが・・。
日が少しずつ沈みだしてからマイクロベイトが水面を泳ぎ始めた・・。
やはりハクパターン!
今まで小さいルアーに反応が良かったのは、ベイトが小さ過ぎたから・・という予想が当たり嬉しい・・。
ただ・・。
予想していたハクパターンよりもベイトが小さいのは、ちょっと想定外・・。
だから、ワームが強かったのか・・。
そんなこんなで、空想を張り巡らせていたら、ハクの群れが水面から弾け、いたるところで逃げはじめました・・。
表層付近でシーバス???
当時、アルカリ60mm+PH(パワーヘッド)3gを装着していましたが、レンジが合っているのでしょう・・。
めちゃくちゃベイトに当たる当たる・・。
しかし、喰ってはくれない・・。
そうこうしている間に、スズキがトップまで上昇し、乱舞し始めた・・。
マイクロハクを喰っているのか、それともハクを喰っているベイトを喰っているのか分からないので、試しに喰わせ力の強いDJ(ダイソー)を使ったところ・・ベイトが何度も引っ掛かる・・。
この稚魚・・やっぱりハクっぽい・・。
続いて、鉄板のアルカリ60mm+PH3gでもダメだったので、表層引波系はどうかと思って、ガボッツ65やソルトペンシル70を試しましたが不発・・。
サイズが合って無さすぎて喰わせられなかったのか、群れ・・ハクの数が多すぎて相手にされなかったのか分かりませんが、30分ほど続いたスズキのハクボイルにアジャストすることはできませんでした・・。
その結果、何もなく潮止まりを迎えストップフィッシングとなりました・・。
難しい・・。
極小ハクパターンに強いルアーが見つかれば良かったのですが・・。
今回は、そんなパターンに合うルアーのアジャストに失敗したので推しはありません・・。
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか・・。
改めて、シーバスノート(釣行記録)を取れば取るだけ釣れる可能性が高くなることが分かりましたし、釣れることで何かしらのステップアップに繋がり結果としてスズキ釣りが上手になる連鎖を改めて実感した気がします・・。
しかし、3連戦目は勝ち確・・かと思いきや、全く相手にされず・・という結果となりましたが、この日が一番おもしろかったです・・。
やっぱり、釣れるより釣れない時の方が僕は好きなんだな・・と、改めて感じる良い釣行となりました。
これから・・極小ハクパターンがしばらく続きそうですが、これを攻略して我が血肉とするためにも、ルアーの種類を増やして、しっかりと試行錯誤していこうと思います!
読了、ありがとうございました!