こんにちわ!
先日の日曜日・・。
大きな仕事を終えて、燃え尽き果ててしまったブログ主です・・。
これで、ようやく仕事の渦から解き放たれる・・。
この1ヶ月・・。
仕事を中心に家族と釣りを辛うじて回していたので、ようやく子供達とも遊べるし釣りにも行ける・・。
相変わらず、海が荒れてくれないので待ち焦がれているサラシゲームは楽しめそうにありませんが、ようやく・・この1ヶ月の時間を取り戻すことが、これから出来そう・・。
そう思いきや、僕の思考は、この1ヶ月の間に仕事脳筋へと成り代わってしまった為、釣りに行こう・・という気持ちが、うまく上手に湧き上がらない・・。
どうした!
俺の心よ!!!!
いつもなら、仕事中でも釣りのことを考えているくらい病的に魚のことを考えているのに、家に帰っても次の大きな仕事のことを考える始末・・。
友人Kならきっと、「それは勿体ない兆候だね・・」と言いそうな気がする・・。
確かにそのとおりだ・・。
明日は夜勤・・。
なので、時間はたくさんあるにも関わらず、活力が湧いてこない・・。
その原因としては、体力的な問題というよりメンタルの問題なのでしょうが、家でゴロゴロしようとする思考が邪魔してしまう・・。
このままでは、いつまで経っても仕事脳のまま・・。
今回は、そんなつまらない人生を送ろうとする自分に鞭を打ち、無理矢理にでも「仕事脳筋」から「釣り脳筋」に思考を変えるべく、ナイトヒラスズキ遠征からの博多湾内シーバス釣行という15時間耐久釣行に挑んでみたので、いろいろと書いていこうと思います・・。
CONTENTS
仕事のことを考えすぎているため、職場に対しての憤りや不満が蓄積しているため塞ぎがち・・。
完全に僕の「考え過ぎる・・」という内向的な特質からくる自滅ルート・・。
この鬱屈は、僕が仕事をする上で限りなく無意味で邪魔な思考であって、良好な人間関係を継続的に構築しながら仕事を進めていくには、この思考を完全消去するレベルで払拭するしか方法がない・・。
昨日の敵は今日の友・・。
最初は先人よ何言ってんだ?・・と、聞く耳持たない僕でしたが、30代になって、ようやく理解した・・。
怒りに意味はない・・と。
そう理解しているので、こういう場合は酒を飲んで寝る・・とか、釣果優先で短時間釣行に行く・・とか、そういう息抜き程度では払拭できないことも分かっている・・。
そう・・。
こういう状態の時は遠方遠征に限る・・。
いくぜ長崎県!!!!
職場からの距離を物理的に遠ざけることが良いのか、それとも遠征の時間の使い方が良いのか・・、ある程度釣果に結びつけやすいホームエリアよりも最近の傾向もよく分からない遠征によってルアーのあれこれを考えることによって仕事の事を考えないようになることが良いのか・・その辺は自分でも、よく分かりませんが、トドのつまり・・仕事のことを忘れることが一番良いんだと思う今日この頃・・。
これから雨が降る・・。
だったら、今回の遠征は秘境へ・・ナイトヒラスズキゲームが良いのではないだろうか・・。
善は急げ!!!
普段(水面が荒れていない状況)・・、口を使ってくれない夜のヒラスズキ達も、雨が降ればきっとルアーに反応してくれるはず・・。
※根拠となる釣行記録があります・・。
そう考え、さっそく準備を急いで車に乗り込むのでした・・。
そんな、この日の海況ステータスはこちら・・。
潮汐:小潮(19:50干潮↗)
天気:雨(昼から継続)
気温:23℃
水温:23.0度
風 :南南東4m/S
波高:0.2m
こんな感じの予報でしたが、地形・立地的条件が絡んで風速5〜8m/Sほどありました・・。
2〜3時間ほど掛けてロングドライブ・・。
途中から雨がそれなりに降ってきてからは、テンションが上がって来て爆音で音楽聴きながら逸る気持ちを抑えながら、あっという間に到着・・。
この時点ですでに仕事脳払拭完了・・(笑)。
釣行スタートです・・。
エントリーの最中までは、「ただの雨」でしたが、釣り場へエントリーして準備している間に「ショーシャンクの空に(映画)」並の横殴りの雨に変貌・・。
これだよこれ!!!
待ってたよ!!!
そんな雨に純粋に歓喜している僕ですが、おそらく僕は自然がむき出しになっている釣りが好きなんだと思います・・。
自然溢れるエリアでブラックバスや源流ヤマメを狙うことが好きなように・・、人間に敵意むき出しの磯のサラシに魅了されたように・・。
自然むき出しの横殴りの雨の中での釣りも好きです・・。
さっそくスタートフィッシング・・。
開始は、このエリアで実績のあるセカンダリー105F(シラスピンクベリー)という廃盤ルアーを先発起用・・。
- メーカー :リアルメソッド(釣具のポイント)
- 全長 :105mm
- 重量 :10g
- タイプ :フローティングミノー
- レンジ :30〜50cm
- アクション:ウォブンロール
- フック :#4(おそらく)
- リング :#3
先発の理由は、過去にこのルアーで且つこのカラーじゃないと釣れない経験を、この場所で実際に目の当たりにしたからです。
カラーの重要性を再認識した釣行となったのですが・・。
セカンダリー105Fに似ているエリア10やサスケ95SF、コモモ95SFスリムや別カラーのセカンダリー等を投げても全然バイトまで至らないのに、セカンダリー105Fのシラスピンクベリーにのみヒラスズキが反応することが過去にあったので、今回がそれに当てはまるのかどうか試してみましたが、まさかの不発・・。
今日も今日とて、簡単に釣れてくれる訳ではないのですか・・。
干潮のタイミングでエントリーしているので、シャローエリアの水深がそこまで深くなく、さらに藻場となっていた為にヒラスズキがシャローエリアに入れなかった可能性がある・・という理由があるにせよ、風を利用してブレイクの直上をなるべく長く引けるようにドリフトで流しますが反応は一切なし・・。
ベイトがいるのなら、きっとヒラスズキもブレイクに潜んで待ち構えていそうですが、ベイトの気配がない・・。
表層は爆風の影響によって右から左・・。
しかし、これから満ちようとする潮の流れは左から右・・という逆の流れ・・。
ミノーというジャンルは固定したまま、
レンジを変えながら、模索するか・・。
そんなことを考えながら、ルアーローテションでアタリルアーを見出そうと考えていたら、ドリフト中のPEラインの途中に1mはあるんじゃないかと思えるような座布団を超えた毛布のようなマンタ(海域的にトビエイが妥当)がやってきてラインに触れた・・。
あ・・ヤバいかも・・。
違和感を感じたマンタ(海域的にトビエイ)がラインに触れたままルアーのある沖に向かって方向を変えてしまったため、ルアーに引っ掛かった・・。
リール:「ギギギギイギギギぃーーーー」
いや・・コレ・・。
無理ゲーじゃん・・。
無理というよりも、異常なドラグの悲鳴のせいでリールが心配で仕方ない状況でしたが・・、マンタ(海域的にトビエイ)はシャローエリアから一気に沖を駆け抜け、そして潜行・・。
1本のロッドで、ライトゲームまで楽しもうと考えていたので、この日はエギングロッドに2000番のリールというライト装備も相まって、止められる自信はない・・。
ドラグを絞めても絞めてもラインが出され、こういう時に限って抜けないFGノットを恨みつつ、一度だけ止めることができたので、マンタ(海域的にトビエイ)を浮かせようと思ってロッドを立てるも、今度はリールよりも先にロッドが折れそうだったので、ラインに平行するようにロッドを寝かせていたら、ブレイクにラインが接触していたようでPEラインが破断・・。
いや・・うん・・。
とりあえず最小限度の被害か・・。
50mくらいラインを持っていかれてしまい、廃盤ルアーのセカンダリー105Fを失ってしまいました・・。マンタ(海域的にトビエイ)にも申し訳ない限りですが、開始15分での損害が大きすぎる・・。
先日、150mラインを巻き直したところなので、まだまだラインキャパは大丈夫でしょうが、このエリアの鉄板ルアーを失った損失は今後の釣行も含め大きすぎる・・。
喪失感に打ちひしがれ、しばらく休憩を入れてメンタルを整わせましたが、その後は、音沙汰なし・・。
ベイトが留まっていないのか・・そもそもベイトがステイしていてもヒラスズキの群れが入っていないのか、それすらも分かりませんでしたが、一度もボイルは確認できず、約2時間もの間・・無心にいろんなルアー(主にミノー系)を投げ続けましたが一切の反応がなく秘境エリアでの釣行を諦めて、さらに西側の地磯エリアにエントリーしましたがそこでも不発・・。
ナイトヒラスズキゲームを諦めて、ターゲットを・・大きくエリアを変更することにしました・・(泣)。
ナイトヒラスズキゲーム・・。
せっかくなので朝マズメまで投げ倒してやろうか・・、と考えていましたが、夜勤が控えていたので、「朝まで遠方遠征→帰宅ルート」よりも「遠征→早朝湾内→帰宅」というスタミナ配分にした方が「釣果」・・という観点からすれば可能性は高いし、遠方から帰宅途中でのスタミナ切れ(仮眠)に伴う遅刻という最悪のケースも免れるだろうと推察し、2時過ぎにはナイトヒラスズキゲームを中断し、先日・・長女がシーバスを釣った博多湾のサーフエリアへ移動を開始・・。
そんな、この日の博多湾の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:小潮(03:10満潮↘09:19干潮)
天気:雨(昨日から継続)
気温:24℃
水温:24.3度
風 :南南東2m/S
波高:0.2m
実際には、予報よりも波風があって、トップが引けないような海況でしたが、シーバスにおいても雨は活性が上がって釣りやすくなるので、遠方からの戻りではありましたがテンションが維持している為か小休止も取らずに博多湾まで戻ってこれて、もうすぐ朝マズメを迎える前の、未明の真っ暗な時間帯からエントリー・・。
このエリアでの先発は、アルカリの60mmとPH3gの純正コアマンセット・・。
その理由としては、波打ち際にハク若しくはトウゴロウの群れが入り込んでいて、コイツら喰ってるシーバスいるよな・・という可能性があって、マッチ・ザ・ベイト的観点からのチョイスです。
立ち位置からなるべく斜めにキャストしてベイトが入っているエリアを長く引けるようにやってみましたが不発・・。
続いて、少し波動を入れてみようと思い、アルカリシャッドの55mmとPH3gに変更するも不発・・。
今度は、レンジを1枚下げてPH5gにしましたが、同じく不発・・。
K−太58サスペンドに変更して、ステイを織り交ぜながらアプローチするも不発・・。
ワーム→ミノーとローテーションしてもダメだったので、シンペンにダメだったら波打ち際のベイトに付いてないことにして、別の視点で攻略しようと思い、トライデント60Sをチョイスしたところ、波打ち際ではなく、やや沖目のブレイクの直上付近でヒット!!
結局、波打ち際に付いてなかった・・。
未明で雨が降ってて写真は取れていませんが、60cm前後の太ったシーバスをゲット・・。
ようやくボウズ回避・・。
その後、トライデントの反応がなく、空が明るくなってきて、波打ち際のマイクロベイト達が沖orボトムに移動したようで、ジョルティミニ14gで飛距離を出してアプローチしていたところ、ショートバイトのようなアタリが数回・・。
これは何だ・・?セイゴか・・?
そんなことを考えていたら、釣り人さんから話しかけられた・・。
※後にインスタで相互フォローし、友人Kと一緒に同じ沖磯へ渡った・・あの「∪さん」と判明しましたが、その時点では知る由もなかった・・。
おはようございます!
どうですか???
1尾だけ・・。
ボイルは時折あるんですけどね・・。
お互いに軽く情報交換を行い、手前を僕が撃っていたからかなのか、奥へ奥へと歩みを進める釣り人さん・・。
キャストせずに奥の方へ歩みを進める背中を見るに、僕への配慮か・・それとも奥に何かあるのか分かりませんでしたが、礼儀正しく1尾釣れた情報を共有しても近距離で撃とうとしない姿勢が、なんだか磯師っぽくてヒラスズキが釣りたくなる・・。
話を釣りに戻しますが、ダイソーVJ16gやジョルティミニ14gで乗せられない表層の魚にアプローチしたくて、曇ではありますが、ブレード系でもハイアピールできるんじゃないかと思えたので、PB20(コアマン)をチョイス・・。
表層タダ巻きでは反応はありませんでしたが、リフトアンドフォールというよりは、一瞬喰わせの間を作るようなロッドを一瞬だけ下げて戻すようなリトリーブをしていたらヒット・・。
今まで乗せられなかった魚の正体が小サバと判明・・。
そして、約15分くらいの間、時合いとなっていたようで、タダ巻きだとショートバイト止まりでしたが意図的に食わせの間をつくることで5投に1尾の確率で小サバが喰ってきてくれました・・。
この時点では、まだ・・シーバスが小サバに付いているのか、それとも未明に波打ち際に集まっていたマイクロベイトを捕食しているのか不明でしたが、小サバに混じってセイゴも釣れたので、沖の表層を引いていればシーバスが釣れることが判明・・。
表層をランガンしつつ、先程お会いした釣り人さんの方向へ寄りながら様子を伺っていたところ、釣り人さんのキャストが、どちらかというと磯寄りの振り抜くようなキャストでして、磯師さんの可能性が濃厚になってきました・・。
釣り人さんの方向へさらに寄るべきか迷いましたが、邪魔してはいけないと思い反転・・。
引き続き、同じようにPBを引いていたら表層にてヒットしまして、50cm前後の肥えたシーバスをキャッチ・・。
そのシーバスが吐き出したベイトがコチラ・・。
まずはハク?もしくはトウゴロウイワシのマイクロベイト・・。
そして、PBで釣れていた同じサイズの小サバ・・。
最後にカニ・・。
どうやら、レンジ問わず何でも喰っていた模様・・。
その後、釣れなくなってしまって、先程の釣り人さんと再び会話する機会がありまして、気になっていたことを話してみた・・。
メインは何されてるんですか?
ヒラスズキっす!
(やっぱり!!)
マジですか!!!
僕もヒラスズキなんですよ!!!!
となりまして・・。
いろいろと情報交換していたら・・。
もしかしてswitchさんですか?
え??
えええ????
まさかの∪氏さんと判明(笑)!!!
U氏さんからトップゲームの極意を教わり、とても有意義な釣行となりまして、湾内シーバスを楽しみながらヒラスズキの話ばっかりしていたら、体力がゼロになったため、途中で離脱する形となってしまいましたがボウズ回避で釣行が終了しました。
久々の耐久釣行・・。
めちゃめちゃ面白かったです!
今回の推し!は、小サバにスズキに・・、デイゲームでの力を存分に発揮してくれたコアマンさんのPB(パワーブレード)20を推したいと思います!
- メーカー :コアマン
- 全長 :105mm
- 重量 :20g
- タイプ :スピンテール
- レンジ :任意
- アクション:ブレード回転系
- フック :#10
- リング :#1(おそらく)
- ブレード :#2(コアマン純正)
PBシーリーズには、13g・20g・24g・30gの4種類・・、ブレードは全長65mmの#3と55mmの#2にシルバーとゴールドのカラーを合わせると計4種あって、PB13・PB20には#2が標準搭載、PB24・PB30には#3が標準搭載されています。
カスタムとしては、13g&20gのブレードを#2から#3に変更することでよりスローに引き抵抗を感じながらレンジキープしやすくなり、24g&30gを#3から#2にすると、よりバイブレーションに近いイメージで扱えるイメージがあります・・。
今回のヒットパターンとしては、先述したとおりリトリーブを継続させながらロッドを定位置から下げて戻すだけの喰わせの間を一瞬だけ作るようなパターンでショートバイトしか取れなかった小サバも喰わせるほどの威力(ルアー自体が小さいことも喰わせられた要因)がありました・・。
他には、タダ巻きでも普通に釣れますし、リフト&フォールでも優秀なのでバイブレーションのような釣り方をイメージしたら良いかと思います・・。
今回の釣行記録はいかがでしたか?
おかげで、「仕事脳」から「釣り脳」に完璧に切り替わることができました(笑)。
やはり、無理にでも釣り脳に切り替えるためには遠征に限ります!
今回の釣行ではヒラスズキを出すことはできませんでしたが、僕のブログを読んでくれている且つ僕と同じヒラスズキの同志の∪氏と出会う・・という必然確定的な出会いもあり、とても記憶に残るような釣行になったのではないかと思います・・。
いつか友人Kのいる対馬に一緒に行きましょう・・という約束をした訳ですが、近場の地磯なんかでも一緒にエントリーできたら良いな・・と思います・・。
読了、ありがとうございました!