みなさん、こんにちわ・・。
11月のはじめでは22度くらいあった海水温が、11月末には18度と・・加速度を帯びるように低下していく福岡の海水温事情を鑑みるに・・。
今年のヒラスズキシーズンの終焉がもうまもなく・・目に見える勢いで迫ってきている・・ことを肌で感じているブログ主です・・。
ゔぁーーーーー・・。
早いよ・・・・。
そんな今シーズン・・。
振り返るには、まだまだ早いところではあるのですが・・。
ここ数年で稀に見るほどの釣行日数の増加のおかげで、たくさんの魚に出逢うことができまして・・、マルスズキ(マイクロセイゴ除く)・ヒラスズキを合わせて年間100尾を達成できるのではないか・・と感じている今日この頃・・。
みなさん・・釣れてますか?
10月の段階でヒラ・マル合わせて「72尾」とキャッチできておりまして・・。
11月末日現在の11月の釣果を計算してみると「18尾」となっており、現時点でトータル「90尾」ほどのスズキ属のキャッチに成功しておりまして・・。
残り1ヶ月で10尾をキャッチすることができれば年間100尾を達成することができるので・・。
善は急げと厳寒期を迎える前に・・、厳しいシーズンを迎える前に・・、いろいろなモノを犠牲にしてでもヒラスズキを狙いに行ってみましたので、いろいろと書いてみようと思います・・。
CONTENTS
ここ最近・・。
《シャロー系ミノー》や《シンペン》といった、ヒラスズキ1年目・2年目のシーズンでは意識的に苦手としていたルアーを使ってヒラスズキを掛けられるようになったことで・・。
ルアーチョイスのバリエーションが増えたといいますか・・。
海況の状態に合わせた状況判断・意思選択が出来るようになったのでは・・と感じるようになり、まだまだ下手くそな部類ではあるのですが、少しだけレベルアップを感じているブログ主・・。
それでも、シンペン系に関しては、まだまだ素人同然の状況で研鑽が必要・・だと感じていますし、強いて僕のウィークポイントをあげるのならばミノー系なのかな・・と思っているところで・・。
そんな未熟なシンペンの釣り・・。
数回前の釣行で、ようやく磯で漂うシンペンのイメージと実際のシンペンのアクションが馴染んできて・・、自分の中で確固たるシンペンになりそうだったピース100をロストしてしまったことで・・、手持ちのシンペン系に確固たるルアーがなくなってしまったので、我がシーバスルアーボックスの中からコンバートしてきました・・。
僕が選んだのがコレ・・。
ダイワさんのガルバスリム110Sというシーバスルアーです。
数年前に購入して以来、全く出番のなかったガルバスリム110S
ダイワさんのガルバスリム110Sの公式の方にも、テスターの松永さんが磯ヒラのインプレを書いてくれているので、間違いなくヒラスズキ釣りに適応可能なシンペンで、アピアさん風に例えるならば《ピースマッスル》・・ダイワさん風に例えるならば《ピースストロング》のような感じでピースに似たシルエットのリップ付きシンペンです・・。
弱点としては、リップの装甲が本家のピースよりも薄い・・という印象で、磯にぶつけたら怖いな・・と思うところではあるのですが、間違いなくピース100よりも流通しているガルバシリーズなので、ピース100とガルバスリム110Sをメインのシンペンに据えてみよう・・という目的もあるので、今回の釣行では、このガルバスリム110Sを使って、イメージとアクションを馴染ませてみようと思います・・。
そんな、この日の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:中潮(11:30満潮↘16:49干潮)
天気:曇
気温:10℃
水温:18.6度
風 :北西6m
波高:1.6m
前日には多少の雨が降っていたのでショアライン寄りの海水温は低下していると思われますし、風もあるのでシンペン日和・・といえばシンペン日和だと思うところですが、ヒラスズキの活性が心配なところ・・。
以前の釣行で、ランカーヒラスズキって狙えるものなのか・・ということを、ヒラスズキ仙人に質問したことがあって、仙人の回答はこんな感じ・・。
・ 狙えないが、確立を上げることは出来る。
・ 大きなヤツが口を使うのは最初か最後・・。
・ 人が入らないフィールドに行くこと・・。
なるほど・・。
なんだか・・友人Kとも対馬遠征のどこかでそんな話をしていたことがあって・・。
ヒラスズキ仙人の回答としては友人Kのソレに似ていて、磯ヒラ熟練者2名が共通して言っていることもあって、とりあえず・・今・・僕が出来ることといえばミスキャストを少なくして第1投で仕留める!ということでしょうか・・。
ランカー・・。
やっぱり賢いでしょうし、臆病で警戒心の強い個体だと思います・・。
今回は、少しでもランカーに近づけるべく、その点に配慮してやってみることにしました・・。
ランカー・・。
やってやる!!
そんな夜勤明け・・。
車の中に全ての準備を詰め込んでいるので、退勤と同時にフェリー乗り場へ逃げるように急いで車を走らせる・・。
そんな今日も夜勤・・。
ですので、短時間集中で楽しんでいこうと思います・・。
今日の夜勤・・絶対キツイけど、行かない方がもっとキツイ・・。
ここ最近・・誰かと喋りながらの道中ですが、今回は1人なのであっという間に到着!
今回は強風とウネリが同調している時化はじめ・・。
従って、波の間隔も早くサラシている面がガチャガチャしていて、北西風シーズン到来・・というイメージ・・。
先発ルアーはヒラフィード128・・。
得意のコモモⅡでは強めにリトリーブするとスネイクアクションは継続するものの海面を割ってしまうのに対し、ヒラフィードは強めにリトリーブするとブリブリとアクションしながらもレンジキープしてくれるので、飛距離が出ない・・という弱点がありますが、コモツーよりも悪条件に強く汎用性が高いイメージであることから、チョイスしてみました・・。
その第1投・・。
全然飛ばない・・。
さすがに強烈な向かい風・・。
こういうミスを減らしたい・・。
そして、落ち着け・・。
1投目のミスキャストを反省しつつ、ラインが風に攫われにくいような立ち位置に変更し、トレースコースをイメージしつつセットを待っての第2投目・・軽くティップが揺れた後にしっかりと喰い込んだところでヒットに持ち込む・・。
うわ!
パワー凄い!
ヒラスズキの40〜50cmではドラグが出ないような設定をしているのですが、ガッガッガと首を振る度にスプールが微妙に逆回転する・・。
どうにか浮かせようと、ロッドを立てて寄せようとしていたところで生命感がふわ・・と途絶えフックアウトしたような状態になったのですが、その後・・ボディにスレ掛かりしたのか、瞬時に再びラインからの生命感が復活・・。
ドラグを緩めて対処するべきか、しっかりボディに刺さっていることを信じて継続してパワーファイトするか判断しようとしていた一瞬でフックアウト・・。
・・・・・。
貴重な序盤の1尾目はフックアウトで終了し、続けざまに同じピンで2度目のチャンスを狙いましたが反応なし・・。
ここ最近・・このフィールドの特徴になるのですが、そのポイントで1度でも反転やミスバイトといった反応があると、絶対にそのポイントで反応を拾うことができません・・。
これは、群れのヒラスズキではなく、居付きのヒラスズキだから警戒心が高いのか・・それとも、海水温の低下やベイトの接岸等の理由により活性が下がっているのか・・定かではありませんが、開拓した当初は連発していたこのフィールドもシビアになっている傾向を強く感じます・・。
ランガンしつつ、反応を伺いながら足場が高くガチャガチャと足元にサラシが停滞しているエリアへ到着・・。
この位置からヒラフィードでは海面を走りやすいと感じたので、サスケ120裂波(6番のフック)ではなくランカーがヒットしてもフックを伸ばされずにキャッチ率を上げようと思いサスケ140裂波(3番のフック)にチェンジして、ブリブリという感度を感じるようなリトリーブでアプローチした第1投でヒットしますが、大ジャンプのエラ洗いによりフックアウト・・。
・・・・・。
本日2度目の反応を得ることに成功しましたが、1度目と同じくキャッチに至らずで終わってしまい、このポイントも連続で反応を得ることはできませんでした・・。
ここから、本当はシンペンの方が良いはず・・という意識は持っていたのですが、どうしてもミノーで反応が取れていることで、レンジの違いやアクションの違いによって反応や喰い方が変わるのか・・といった、探究心に火が付き・・セットアッパーや2代目コモモ⇒アイボーン⇒コモモスリム⇒3代目コモモ⇒裂風⇒裂空と試しますが反応は得られず最後にジョルティ22でもダメで・・。
これでダメなら場所移動しようと思ってのヒラフィードにチェンジしたところヒット・・。
やはり、このレンジ・・。
チョイスしたコモモやコモモスリムのレンジになるのですが、コモモ系では爆風のせいでレンジが入らず滑るだけでしたので、ヒラフィードのような水噛みのよいルアーは重宝します・・。
そんな3度目のヒットですが、こちらもエラ洗いによってフックアウト・・。
・・・・・。
これにて、ミノーゲーム終了・・。
最初からシンペンの方が良いのでは・・と思っていた今日ですが、ようやく・・重い腰を上げるようにシンペンを軸に展開していくのでした・・。
そんな前半戦が過ぎた後半戦・・。
潮位は満潮となっているのですが、波の間隔が短く、それでいて一つ一つの波もそこそこあるので手前の潮位が低く感じて前半戦の干潮帯からの上げ・・と同じく手前にヒラスズキが付きそうなポイントが少なめ・・。
それでも、朝よりは潮位は高く、撃てる場所も増えたので、朝に撃たなかったポイントを攻めてみようと思い、ガルバスリム110Sを選択・・。
さてさて・・。
アクションはいかに・・。
ゴロタに打ち寄せた砕けた波が引波によって払い出す面を横切るようにアップクロスにリトリーブしていると、ヒラスズキが「パク!」っと顔出しヒット!
手前のシモリにラインが触れる可能性を回避するべくロッドワークとパワーファイトで抗いつつ、「お願い・・バレないで・・」と願いながら、なるべくパワーファイトで寄せて・・ようやくこの日最初の1尾のキャッチに成功・・。
ぜぇぜぇ・・。
ようやく1キャッチ・・。
実践投入したばかりのガルバスリム110Sで掛けた良型ヒラスズキ・・。
その後は、シンペン系を軸にサラシ撃ちを展開・・。
ガルバスリムばかり使っては一つ覚えにしかならないので、レイジースリム(廃盤)をチョイスしてみたところ、リップ付きシンペンではない為か、ウエイトは多少あるシンペンですが海面を滑るだけ・・。
この風では無理か・・。
別のシンペンにチェンジしようと思い、とりあえず「もう1投」の精神でキャスト後・・やはり海面を滑るだけでしたので、スキッピングのような感じでラインを回収していたら・・、青物に掻っ攫われた・・。
響くドラグとブログ主の悲鳴・・。
フックはHの4番でリングも4番・・。
PEは2号でリーダーは40LBなので、もう少しパワーファイトの強度は上げられるものの、相手のファーストランが止まらない・・。
ドラグを少し締めて、ランが止まったところで反転攻勢に転じましたが、敢え無くラインブレイク・・。
その後、バンク82Sにてまたしても青物・・。
おかげでヒラスズキからの反応が全然ない・・。
タイムアップまであと僅か・・。
手持ちの使いやすいシンペンがガルバスリム110Sしかなくなってしまったので、もう一度チョイスしてサラシの面の水面直下をなぞっていたところ、ヒット!
一瞬、青物が脳裏を過りましたが、先程の2尾と比べるとドラグは出ないし首を振る・・。
これは・・。
ランカーヒラスズキか・・?
とうとう出した・・。
先月以来・・待ちに待ってたランカーヒラスズキの可能性・・。
中層に維持しつつ流れに乗って沖に進もうとしているので、抵抗しつつラインブレイクを回避するために中層から表層へ寄せていき、押し寄せる波を利用して寄せ続ける・・。
手前までようやくやってきて・・。
まさかのヤズ・・。
サイズ的には4〜5キロのヤズですが、立ち位置的にも角度的にもランディングが難しく、到底ぶり上げられる気はしない・・。
波打ち際で格闘していたら、ランディング可能な岩の隙間に入ったので、立ち位置から降りてキャッチに向かおうとしたところ、リアフックに1本しか口掛かりしていない・・。
急げ・・。
とにかく急げ・・。
キャッチまであと少し・・。
リーダーは掴んだ・・。
あとはガルバのフックに気をつけて、口か尻尾を掴めば勝ち確・・。
しかし、そんな時にセットがやってきて、全身ずぶ濡れ・・。
そして、フックアウト・・。
まだ、ヤズは岩の隙間に入っているようですが、まだまだ波が続いて押し寄せてくるので撤退・・。
危ない・・。
無理だ・・。
その後、ヤズは自然とスポットから抜け出して逃げ、完全に敗北したことを知る・・。
その後は寒くて時間も迫っていたので撤退・・。
ストップフィッシングとなりました・・。
今回の推し!は、今回の釣行で唯一ヒラスズキをキャッチできたガルバスリム110Sを推そうと思います!
- メーカー :ダイワ
- 全長 :110mm
- 重量 :22.5g
- タイプ :シンペン
- レンジ :20〜60cm
- アクション :タイトウォブンロール
- フック :4番
- リング :3番
チョイスした理由としては、アイマのピース100にシルエットが似たルアー・・としてチョイスしたのですが、似て非なるものでして、ピースはS字スラロームしながらのスイングアクションでしたが、ガルバスリム110Sはスイングしながらのタイトウォブンロールで、大人しめなアクションです。
ピースと使い分けOK!
飛距離に関しては、重心移動システムを搭載しているので、サイズ感にしては22.5gと軽めのシンペンですが、圧倒的!・・というほどの飛距離ではないものの、そこそこ飛ぶ部類に入るシンペンです。
磯適正は◎!
リップ付きシンペンなので、爆風環境下でもレンジが入りやすく海面を滑りにくいです!
また、2フックでデフォルト4番を背負えるので、ヒラスズキが掛かってもフックを伸ばされにくく、試しに3番フックにリング4番とカスタムしてみたところ、とくに違和感なく使えました!
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか?
シンペンの釣り・・。
だいぶんモノにしてきました・・!
本日の貴重な1尾・・。
しかし、このフィールド・・。
本当に青物が多い・・。
毎回毎回・・青物ヒットからのラインブレイクでルアーはロストするし、手前のゾーンにまで青物が回遊してくるのでヒラスズキがプレッシャーを感じて出てこないし・・。
ポテンシャルが高いことは認めますが、ターゲットのヒラスズキが釣れないのは残念過ぎる・・。
一旦、このフィールドの釣行はこれにて中断するとして、他のフィールドにおいてヒラスズキを狙ってみたいと思います!
ヒラスズキの出汁を使って・・。
ヒラスズキのしゃぶしゃぶ!!
今回の釣行で91尾・・。
年間100尾まで残り9尾・・。
果たして、僕は残り1ヶ月で達成することが出来るのでしょうか・・。
読了・・ありがとうございました!