みなさん、こんにちわ・・。
あっという間に2023年も終わり・・。
それなりにイージーにヒラスズキが釣れていた《秋のシーズン》が瞬く間に過ぎ去って・・。
その後は、数は出にくくなってしまったものの・・、それに反比例するかのようにヒラスズキのサイズが大きくなった《冬のシーズン》も瞬く間に過ぎて行き・・。
あの頃・・。本当に楽しかったなぁ・・。
今年も・・。
またしても・・この季節がやってきたんだな・・と。
我々・・。
福岡在住の磯ヒラ師達の真の戦いである・・。
《厳冬期》というシーズンが・・。
気温も水温も・・。
寒ぅござんす・・。
そういえば・・。
今年から海水温を現地で計測しながら、何かしらのデータになってくれたら良いなと思って測っているのですが・・。
やはり・・ヒラスズキの適水温の下限値と言われている「16℃」・・というボーダーを計測値が下回ったあたりから、今まで反応がとれていた付き場ですら反応が取れなくなってしまいました・・。
さっそく、ボーダーラインを下回った海水温にて、年始早々に3回ほど短時間釣行に行きまして・・、案の定2回ほどフルボウズを喰らい・・。
厳冬期の最前線で・・。
負け戦のような・・若しくはロマンにも似た・・《16℃の見えない壁》に挑戦している今日この頃・・。
みなさん・・釣れてますか・・?
あくまでも、これはブログ主調べではあるので・・。
この調べた情報か正しいのかさえも怪しいところではあるのですが・・。
ここ最近のSNS等を覗くと・・、やはり海水温が16℃以上の沿岸部のフィールドにおいてヒラスズキの釣果が安定しており、主に太平洋に面した沿岸部の磯ヒラ師さんからの投稿が目に付く気がします・・。
九州で例えるならば「鹿児島県」や「宮崎県」がソレに該当し・・。
2県以外にも南九州エリアは黒潮の影響を受ける局地的な沿岸部を持っている県があるので、熊本県の西部や長崎県の北西部・・それに大分県の南東部なんかでもヒラスズキの釣果が継続している印象・・。
くぅ・・。
どうして福岡だけ・・。
黒潮がぶつかりにくい福岡に住んでいるブログ主は、この時期や梅雨の凪のシーズンになると、太平洋側の磯ヒラ師からの容赦ない攻撃によってメンタルが削られていく日々を永遠と送る生活に苦しめられて行くのですが・・。
福岡の海水温とほぼ変わらない環境で磯ヒラやっているエキスパート達が、そんな状況でもヒラスズキを出していることに感化され・・。
迷っている暇があるのなら磯へエントリーするべき・・という精神と、猛者たちは口を揃えて《厳冬期こそ大型のヒラスズキが出現する・・》と言うロマンを糧にして、今年は、この《厳冬期》のパターンの確立・・に奔走したいところ・・。
話はガッツリ変わりますが・・。
昨年の12月末に放送されたTV大阪がキー局の「THE FISHING」の磯ヒラ回は観られましたか???
熊本を拠点にロックショアからの釣りを展開している松永さんが対馬という聖地にエントリーし、ヒラスズキを狙って行く・・という回でして、磯ヒラ師にとっては無条件で神回確定の番組だったのですが・・。
©TVOさんより拝借・・。
番組の内容としては、最終日を除きなかなかタフなコンディション(いわゆる凪日)だったんですけど、そんな状況でもしっかりヒラスズキをキャッチしてて感動する回となっておりまして・・。
そもそも、「ヒラスズキ」って釣り人口の中でもマイナーに位置するメインターゲットだと思うんですよ・・。
それに、荒磯なので怪我のリスクも付き纏う訳で・・。
そんなヒラスズキフリークな人間達の為に番組に仕立ててくれた人達に感謝しかありませんし、こんな貴重な回はモチベーションを高めるためにも重要だと思いますし、勉強しかない・・。
従って、今回はこの番組で松永さんの言語を切り取りながら・・、人それぞれに違った価値観があると思うのですが、雑記として・・いろいろと書いてみようと思います!
CONTENTS
今回の番組の主役はダイワさんの誇るプロアングラーの《松永 昌己》(まつなが まさき)さん・・。
僕のイメージでは、青物をメインにやってるイメージがあったのですが、熊本を拠点に、九州エリア圏内においてのロックショアフィールドにおいて青物以外にもヒラスズキや根魚を生業とした生粋のロックショアマン!
そして・・。
イケメンときた・・。
ダイワさんの公式HPより拝借・・。
ブログ主は、そんな松永さんのインスタグラムをフォローしているので、松永さんが自己発信している情報に限り把握しているところでして、そんなある日・・。
ストーリーで対馬空港の写真がありました・・。
どのくらい居るのかな・・?
もしかすると、会えるかも・・。
当時、あと4〜5日後に対馬遠征を控えていたブログ主・・。
松永さんが対馬に来ていることを知って、もしかすると会えるのかもしれない・・と思いつつ、当時の天気が凪だったことも相まって、てっきり《青物狙い》で対馬へ入っているイメージを持っていましたが、どうやら・・このTHE FISHINGのヒラスズキ回の撮影の為に訪れていた模様・・。
松永さんが対馬に入った・・ということは、友人Kより「此処はまるで塩水が広がるだけの地獄の世界・・」と揶揄されているここ最近の対馬という地において、何か良い状況に好転したのではないか・・と、ソワソワ・ワクワクが止まらなくなってしまったところですが・・。
実際は、お互いにガクガク・ブルブル・・といった感じで対馬を駆け抜けることとなりました・・(汗)。
松永さんもブログ主の対馬遠征もイージーなんて展開は皆無でしたので・・松永さんの内容にあっては番組を観ていただければ分かると思います・・。
ちなみに、ブログ主と松永さんは入れ違いで対馬を出入りしていたようで・・。
松永さんが遠征最終日に引き当てた時化日の翌日・・?
時化の収束日にブログ主が対馬入り・・。
お互いに凪のエクストラハードな対馬遠征を楽しむ事となりました・・。
プロの釣り・・。
いつか、見てみたい・・。
この章では、今後のヒラスズキライフを充実させていくために・・。
「勉強」と「考察」を軸にして、松永さんが番組の放送時間の中で発した言葉をピックアップして、自分なりの感想や実体験も交えてブラッシュアップさせていきたいと思います・・。
ヒラスズキは警戒心が高い・・。
小さいルアーで先に抜くとその場が荒れて、
デカいのが喰ってこない・・。
松永さんが放送序盤に・・まだ時間的余裕(笑)があった頃合いに言ってた言葉ですね!
このやりとりの最後に、「最初は極力デカいルアーで・・。大きいサイズ・・釣りたいじゃないですか!」・・という言葉が印象的で、松永さんのこだわりが伺える・・。
©TVOさんより拝借・・。
僕自身が大物志向ではないこともあって・・、松永さんの言う、この「感覚」について共感している訳ではありませんが、確かに・・ヒラスズキ釣りに関して小さいルアーはそこまで使っていない気がします・・。
その理由としては、下の写真のような50mmにも満たないベイトや10mm程のベイトを捕食している時でも、120mmのミノーで喰ってくることが往々にしてあって・・。
むしろ、ヒラスズキ自体がベイトサイズを選んで捕食している訳ではなさそう・・。
過去の釣行でヒラスズキが吐き出したベイト・・。
ヒラスズキ初年度は、この感覚の違いに非常に困惑していたところですが・・。
ヒラスズキの道を進むにつれて、どちらかというと・・「マッチザベイト」より「マッチザバイト」を意識してやっていると違和感が解消するようになって、後々のかなり後になって釣果に結び付けられるようになりました。
マッチ ザ ベイト
「サイズ」・「シルエット」・「カラー」等をマッチさせて、魚に口を使わせるための概念・・。
マッチ ザ バイト
「スピード」・「レンジ」・「アクション」の3つの要素がマッチした時に魚が口を使う概念・・。
この感覚が馴染んでいく過程の途中で、「普通に120mmのルアーでいいじゃん・・!」と思うようになりましたが、松永さんのように初っ端から140mmのルアーにはまだ抵抗があって・・。
確かに・・。
140mm以上のルアーで喰ってきたヒラスズキって大きいんですよね・・。
140mmのルアー(裂波)でキャッチした良型ヒラスズキ達・・。
2024年のシーズンは、120mm前後のミノーを先発するのではなく、それ以上のサイズを敢えて使ってみたいと思うところで・・。
ブログ主はヒラスズキの他に、マッチザベイトの概念でアプローチするシーバスもやっているので、ヒラスズキとシーバスは別の釣り!・・という意識を持って大きなルアーを使っていきたいところです・・。
サラシが薄い状況でルアーを見せてしまうとスレる・・。
しっかり1投目でしとめる気持ちで、
ベストなタイミングで思ったコースを通すのが理想・・。
ここ最近・・。
と言いますか、つい2ヶ月程前から意識するようになった1投目で仕留める気持ち・・。
松永さんも同じ感覚でアプローチしているらしく、感覚の答え合わせが出来てとても嬉しく思える・・。
その理由としては、ヒラスズキが大変臆病な魚であることになるのですが・・。
そんなヒラスズキなんですけど、1度きりならド派手に反応してくれるんですよ・・。
でも1度きりなんです・・。
なので、何度もキャストして撃ち続けるより、心を落ち着けて待って待っての1投の方が絶対にヒラスズキからの反応は取れると思います!
ガンガンサラシが出ているときは瀬の裏につきやすい・・。
サラシがイマイチの時は潮が当たる正面にもついているかも・・。
これも、2〜3ヶ月程前に見つけた発見で、自分が釣果を伸ばす1つのファクターに成り得たのではないか・・と思うのですが、瀬の表・・いわゆる逆のサラシですね!
松永さんは、対馬のあのフィールドを見ながら「サラシがイマイチの時は・・」と仰っていましたが、フィールドによってはサラシが良い状況でも瀬の表にヒラスズキが付く可能性もありますので、試してみるのも間違いないかと思います!
きっと、「君・・こんなところに居たのか!」っと驚くと思いますし、釣果も伸びるのではないかと思います!
自分の足で歩いて魚を探す、
釣るまでの過程に魅力がある、
どんなに小さくてもホントめちゃくちゃ嬉しい・・。
磯ヒラ師の中には、いろんな理由でヒラスズキを狙っている人がいるのかと思われますが、ヒラスズキ釣りの魅力としてはコレですよね!
僕の場合は、コレが大きいので、再エントリーで出せた大きな個体よりも、初めてエントリーした場所で出した小さなヒラスズキの方が記憶に残りますし、歩いて歩いて歩き回って出せた1尾の方が本当に嬉しい・・。
結果、ランカーは次の次・・という感覚になっちゃうのですが、今年もランカーに出逢えたらいいな・・。
ヒラスズキって、
遊泳力のない小魚をサラシの中で捕食している
デイの環境で、あれだけスローに展開して口を使うヒラスズキ・・。
ヒラスズキの目に《しっかり見えている》からこそ、サラシの中でしか喰って来ない・・のだろうと思えまして、ブログ主も松永さんの言う事に同意しているところで、1番遊泳力のない小魚を選んでいるんじゃないかと思われます。
巻きの釣りでヒラスズキを狙う場合は、是非とも意識してみてはいかがでしょうか・・。
引波でルアーを一箇所に留めると、
ルアーだけが泳いで全然前に進んでいない状態になる・・。
その時にヒラスズキが(小魚が)泳げてないなコイツ・・
と思って下から喰ってくることが多い・・。
説明が漠然とし過ぎてて、それが僕のヒラスズキの師匠である友人Kと似てて、貴方もそっち側(天才系で本能型)の人間か・・と笑ってしまったのですが・・。
特にトップやサブサーフェスのレンジの釣りに多い気がしますが、リトリーブを《止める》や《スローにする》、ルアーを《反転させる》や《バックドリフト》等を意図的に操作することで、ヒラスズキの反応が出やすくなったと思います!
おそらく、コレも松永さんが考えているヒラスズキの生態をうまく利用した釣り方なんだと思うのですが、ヒラスズキに「泳げないな・・」と思われるようなアクションを出せるようにイメージしてからキャストしてみましょう!
(いない時)こういう時って、
一箇所に溜まっていることがよくある
今まで、特に考えたこともなかったのですが・・。
松永さんがコレを言ってから・・確かに・・と感じることが多々あることに気がついた・・。
正直・・僕の対馬遠征もそうだった・・。
かなりハードな状況ではあったのだけれど、同じところで3尾出た・・。
なので、その日の釣行が全然ダメだったとしても、諦めずにランガンを続けて下さい!1回でも反応があったら、そこに群れが付いている可能性が高いです!
今回の雑記はいかがでしたでしょうか・・?
松永さんの言葉をまとめてみたら・・、何かしらの得られるものがあるのではないか・・と、思い至り雑記として自分の言語も加えてみたところですが・・。
何度も映像を見返して思うことは、やっぱりプロは上手だなぁ・・と。
間違いなく、撮影の至るところに僕らに見えない《縛り》や《葛藤》があった訳で、それを見せないようにして魚を釣る・・。
それが、どれだけ大変な所業なのか・・、今の僕には分かり兼ねるところではあるのですが、釣り人にとって毎日のように釣りができて羨ましいな・・と思う部分も往々にしてありますが、自由度であれば間違いなく何にも縛られていない我々の立ち位置の方が間違いなく自由な訳で・・。
憧れは確かにありますが、やっぱり自由が1番じゃないかと思います・・。
そして、今年はさらにヒラスズキ釣りが少しでも・・。
上手になればと、思うところです・・。
この放送を観て、それなりに思うことはたくさんありましたので、忘れないようにしながらヒラスズキにアプローチしてみようと思います。
読了・・ありがとうございました!