みなさん、こんにちわ・・。
先日の釣行でヤズを2キャッチしたブログ主です。
もっと冷静に取り込めば、
6キャッチだったのに・・。
釣行当時、良型のアジもたくさんキープしていたこともあって、我が家1世帯で美味しい魚達を数日の間に処理するには限界がありましたので、予てから「魚くれ、絶対くれ!」と言っていた高校時代の友人にブリしゃぶ用にカットしたヤズをお裾分けしたところ・・。
大変喜んでくれたようで、お皿と共に秀逸なお菓子が返ってきました・・。
友人Tよ・・。ありがとう・・。
魚を釣って・・、魚を捌いて・・、魚を盛り付けて・・、お裾分けした・・のは自分自身なのですが、このお返しの品を食べたのは子供と妻という・・(苦笑)。
そんな、ちょっぴり悲しい結果になってしまいましたが、こうやって社会人になって離れ離れになってしまった仲間達と、未だにこのような縁があって繋がっている現実に、自分の人生の少なからずの豊かさに幸せを感じている今日この頃・・。
みなさん、釣れてますか・・?
今回は、ここ最近書きまくっているルアーインプレではなく、フィッシングギアの・・その中のフィッシュグリップについてのインプレッションになるのですが・・。
みなさんはどんなフィッシュグリップを使っていますか?
僕は、ここ半年ほどスミスさんのイージーフィッシュグリップを使っており、それなりに使い込んできたので、そろそろ・・インプレッションをしようと考えているところでして、この記事を作成するに至ります。
兎にも角にも5千円以下で購入できるフィッシュグリップの中では、かなりコスパの良いアイテムだと感じるので、いろいろと書いてみようと思います!
CONTENTS
僕は、数年前まで「ボガグリップ」を使っていたのですが・・。
購入して2ヶ月目くらいでしょうか・・。
オフショア釣行中にてヒラマサを血抜き中に誤って手を滑らせてしまい、ヒラマサ諸共・・購入して2ヶ月目にしてボガグリップを海の底に沈める・・という、非常に辛くて背筋の凍るような経験を体験・・。
これにより、高価なフィッシュグリップを購入することを敬遠し、ずっと千円くらいの無印フィッシュグリップを愛用していました。
そんな無印フィッシュグリップ・・。
約5年ほど使っていましたが、全く劣化する様子はなく、特にまだまだ使えるところではあるのですが・・。
良いフィッシュグリップが欲しい・・。
という漠然とした物欲が年々高まってくる・・。
一度・・たった2ヶ月ではあるのですが、ボガグリップという至高のフィッシュグリップを使った体験があるためか、そんな良いフィッシュグリップに更新したいという欲求が湧き上がる・・。
特に、ヒラスズキ釣りを憶えてからというものの、磯ヒラ師さんはロックショアという過酷なフィールドを選んでいるためか、必然とフィッシングギアにこだわりを持っている人(もちろん、それに比例してマナー意識も安全意識もどのフィールドのアングラーよりも遥かに高い・・。)も多く、その意識に感化されてか、自ずと自分の安価なフィッシュグリップに目が行くのも事実・・。
またボガグリ欲しいけど・・。
お金が・・。
そんな葛藤渦巻く混沌の精神の中で購入したのが、スミスさんのイージーフィッシュグリップの「22」の方・・。
下の写真の中の上側の無骨なプライヤータイプのフィッシュグリップが、スミスさんのイージーフィッシュグリップになります!
上がスミスさんの、下が無印のフィッシュグリップ・・。
こんな流れで、僕はフィッシュグリップを更新することになり、それ以降・・このフィッシュグリップと共に、たくさんの魚をキャッチすることに成功しました!
ヒラスズキもフィッシュグリップもカッケぇ・・。
まだ使用して6ヶ月・・という状況ではあるのですが・・。
それなりにランガンもしたし、それなりに魚をキャッチできているので、しっかりと自信を持ってインプレッション出来ると思います・・。
それでは、これよりスミスさんのイージーフィッシュグリップについてインプレッションしたいと思います!
使い方
スミスさんのイージーフィッシュグリップの使い方は至ってシンプル!
《ロック》も《ロック解除》も握るだけ!
グリップを軽く「カチ」(1段階目)若しくは「カチカチ」(2段階目)と音が鳴るまで握ればホールドされ、さらにこれよりもグリップを握り込むとホールドが解除されてアームが開きます。
ロックの仕組みは、この金具!
強度も高く、壊れる気配なし!
ロックする際の力加減といいますか、握り込む力の程度は、それなりに身体に覚えていく必要はあるのですが、女性でも簡単に握るだけでロック⇔ロック解除可能な力加減だと思います!
まずは、ロックについて!
1段階目のロックでは、500円玉硬貨を軽く摘める程度のクリアランスの固定です。
隙間が数mm開いているので、下顎の厚い魚をロックするのに向いているので、青物やマダイといった下顎の厚い魚であれば1段階目のロックでしっかり固定出来ます!
1段階目では、500円硬貨を軽くホールドする・・。
続いて、2段階目のロックでは、500円玉硬貨が微動だにしないくらいに完全に固定されるくらいのガッチガチのホールド力。
一切のクリアランスがないので、下顎の薄いマルスズキやヒラスズキに向いています。
2段階目のロックでは、500円硬貨が外れない程のホールド力・・。
実際の使用感としては、下顎の薄いヒラスズキだろうが下顎の分厚いヤズだろうが、思いっきり握っておけばしっかりホールドしてくれるので、1段階の力加減や2段階の力加減を憶えておかなくても大丈夫です。
従って、僕は魚が逃げられない平たい場所に魚を置いてから、ロックしています。
次はロック解除!
ロックの解除方法は、さらに握るだけなのですが、1段階⇒2段階よりも少し強めに握るだけでアームが平バネの力でデフォルト位置まで戻ります。
下の写真のクリアランスまでアームが開きますので、ランディングからキープの移行はスムーズに出来ます!
実際の使用感ですが、大型のヒラスズキやヤズだと、この隙間では口に入りづらいので、イージーフィッシュグリップを握っている四肢でバーを広げてロックを掛けています。
ちなみに、アームはここまで広げることが可能です!
これだけ開けば、それなりの大型の魚にも対処出来るのではないかと思います。
ラインナップは全長が180mmと220mmの2種類!
スミスさんのイージーフィッシュグリップにはサイズ別に2種類ほどラインナップされており、僕が購入したのは全長220mmのフィッシュグリップになります。
180mmと違う点は、ただ単にサイズが小さくなっただけ・・といった感じで、そこまで差別化されているようには見えませんでした!
僕が220mmを選んだ理由としては、シーバス・ヒラスズキの他にオフショアで青物やマダイといった下顎の分厚い大型魚や、口の大きなタチウオやサワラ・・といった歯の鋭い魚も釣るから・・という安全面を重視して選びました。
値段も、そこまで差があるようにも感じないので、大多数の人は220mmの方を選ぶのではないでしょうか・・。
そんな180mmサイズのイージーフィッシュグリップ・・。
シーバス・ヒラスズキオンリーであれば、180mmでも良いと思うのですが、一応・・公式HPにはライトゲームにも丁度良い・・と、謳われておりますが、僕の中ではライトゲーム=アジ・メバル・・。
リリースするのであれば、鱗や身体にダメージの少ないコチラのタイプを選ぶべきだと思いますが、キープ優先や数釣りを意識しているのであれば、圧倒的に胴体を挟むタイプのフィッシュグリップの方が扱いやすいし、効率も良いので、しっかり考えてから購入するべきかと思われます・・。
魚の口にダメージを与えにくい!
まずは、イージーフィッシュグリップのアームの先端を見て下さい・・。
こんな感じで、他のフィッシュグリップよりもホールドする面積が広い設計になっています。
これにより、魚の下顎を貫通しにくく尚且つガッチリ固定できるようになっていますので、リリース優先のスタイルのアングラーにとっては、魚にダメージを与えにくい(貫通しにくい)ので、嬉しい設計になっていると思います。
シンプルなシルエットが良き!
その他のロック式のフィッシュグリップと比べて、イージーフィッシュグリップはプライヤーのような外見をしているので、すごくシンプル好きなアングラーさんやミニマリスト系のアングラーさんが好みそうな外見をしています。
新品開封時のイージーフィッシュグリップ・・。
ボガグリップや2万円以上のフィッシュグリップを購入できない僕の僻みも含まれているかとは思いますが、魚と高価なフィッシュグリップが映っていると、どうしてもフィッシュグリップの方に目が行きがち・・。
しかし、5千円台のイージーフィッシュグリップなら、このシンプルさが魚を映えさせるように引き立ててくれるので、しっかり魚に意識の焦点を合わせることが可能なのではないかと思います!
口元が分厚い魚にはロックしにくい・・。
これは、イージーフィッシュグリップの弱点とも言うべきなのでしょうが、分厚いモノをロックするのに向いていません・・。
上の章では500円硬貨をロックして説明していますが、2段階目のロックをするのに、それなりの力が必要とします・・。
よって、ロックを解除するには、2段階目よりも力を必要としますので、500円硬貨よりも分厚いモノをロック〜ロック解除するのには、さらなる力が必要になるので注意しましょう!
ちなみに、僕は5キロ前後のヤズの下顎であれば楽チンでロック〜ロック解除できましたが、それより分厚い魚をホールドさせたことがないので未知数です・・。
※ 後に、さらなる大物をホールドした際には、追記しようと思います!
ルアーと一緒に塩抜きしてるけど、錆びる・・。
説明するよりも、見てもらった方が早いので、説明を割愛しますが・・。
使用して約6ヶ月でこんな感じです・・。
研磨すればピッカピカになると思いますが、金属部分とグリップ部の隙間のサビを落とすには苦労しそうな印象です。
あと、スミスさんのネーム彫りがひどく浅く(レーザー彫刻かも)研磨するとネームが消えそうで、研磨しにくいです・・。
イージーフィッシュグリップ自体がシンプルで無骨ですので、このサビを成長や使い込みの証として育てていくのも悪くないと思います。
スミスさんのイージーフィッシュグリップのインプレはいかがでしたでしょうか?
いろいろと書いてみましたが、まとめてみるとこんな感じでしょうか・・?
良いところ
・ シンプルが良い!
・ 魚にダメージを与えにくくリリースに良い!
・ 無骨なシルエット◎
・ 5千円で買える⇒コスパ◎
うーん・・なところ
・ 錆びやすい・・。
・ 口元が分厚い魚には向かない・・。
このアイテムが5千円・・。
僕の総合評価としては、この良さで5千円はかなり安いとおもいます!
欠点としては、先程も書いたように錆びやすい・・というところですが、そのサビすらも無骨さの恩恵か使い込んだ見た目に見えると言いますか・・フィッシュグリップが歴戦へと育っているというように見えると言いますか・・カッコよさを倍増させているようにも見えます!
白銀色のヒラスズキの魚体にピッタリ!
フィッシュグリップに悩んでいる人の中で、それなりにコスパを求めている人ならば、是非ともスミスさんのイージーフィッシュグリップを選んでみてはいかがでしょうか・・?
それでは、また今度・・。