みなさん、こんにちわ・・。
とうとう・・。
ようやく・・。
満を持して、至高の磯靴と名高きマズメさんのフェルトスパイクシューズを手に入れたブログ主です!
旧モデルのマズメのフェルトスパイクシューズ!
本当は、今春発売予定のRBBさんの2024年最新作シューズをインプレッションも兼ねての購入を検討しておりましたが・・(汗)。
最新作シューズのリリースを待たずして、当方の手持ちの磯靴の方が先にダメになってしまった為・・、急遽・・RBBシューズではなく至高と呼ばれるシューズに手を出してしまいました・・。
ヒラスズキの世界に入り、数えてみると2年と半年くらいでしょうか・・。
その間・・、ステンレスピンタイプのフェルトスパイクを3代ほど履き潰しており、これにて4代目・・。
初めてのタングステンピンタイプのシューズを導入し、早く磯に立ちたいところではあるのですが、行ける日に限って「凪」だったり「雨」だったり、小学生になる子供のクラスが学級閉鎖になってしまったり・・と、2月の磯に立つには余りにも厳しい条件により、まだ一度も実践使用を果たせていない今日この頃・・。
みなさん・・釣れてますか?
磯靴に関しては、1代目から3代目まで・・これまで、いろいろとお世話になっているところでしたので、今後・・感謝の意を込めて雑記として書いてみようと企んでいるところですので、これ以上の話は置いておくとして本題に・・。
みなさんは、磯に辿り着くまでの道中・・どんな感じで崖を登ったり降りたりして磯へとエントリーをしていますか?
これに関しては、磯に至る経路に関することなので、エントリーする磯が駐車場から直近だったり・・とか、しばらく平坦な森の中の道を抜けたら磯に着く・・なんて道中であれば、特に問題はないのですが・・。
磯ヒラ師特有の傾向かと思われますが、人が多いフィールドを避けたり、少人数の孤独や世界観を楽しむ傾向が強いと思われます。
従って、敢えてしんどい過程を耐えて忍んで価値ある1尾を求める人が多いと思うので、磯までの道中には崖があったり、滑りやすそうな斜面があったり、それなりの危険が伴う過程が付きものかと感じます。
僕が言いたいのは、そんな崖や急な斜面が磯までの道中に待ち構えている状況のことを言うのですが・・僕は、そんな状況下ではチェーンスパイク(チェーンアイゼン)を使って崖を降りたり登ったりしています!
ブログ主が実際に使用しているアイゼン・・。
これを使うor使わないでは、体力ゲージの減少速度も息の上がり方も格段に変わり、そして、怪我の予防にも繋がるアイテムですので、いろいろと書いてみようと思います!
このチェーンスパイクの良さを理解するには、体力も気力も十二分に整っている20代には、その価値を理解出来ないか・・と思われますが・・。
間違いなく、僕の世代である30代後半から・・それ以降の世代の磯ヒラ師にとっては、このチェーンスパイクの素晴らしさを理解してくれるに違いないと思いますので、いろいろと書いてみようと思います!
CONTENTS
チェーンスパイクとは・・
当ブログの釣行記録にて、度々登場しているチェーンスパイク・・。
ブログ主の使っているチェーンスパイク・・。
そんなチェーンスパイクですが、元は登山用の・・雪山登山に欠かせないアイテムで、これを装着することにより雪道でのスリップを防止する必要不可欠なアイテムになります・・。
よって、これを磯で使うのは稀有な存在なのかもしれません・・。
ちなみに「アイゼン」は、地面が凍った道を滑らずに歩行するもので、ピッケルと共に使用するのに対し、「チェーンスパイク」はアイゼンよりも爪が小さく、積雪の分厚い状況では滑り止めとしての効果は期待できませんが、軽量でコンパクトに収納できるため、簡易的なアイゼンとして活用されるものを指し、磯にエントリーする前の過程で赤土むき出しの崖であったり、ボロボロと土が崩れるような斜面といった状況において僕はこのチェーンスパイクを使っています。
チェーンスパイクの装着方法
種類によっては、フロント(つま先)から入れて固定していく装着と、バック(踵)から入れて固定していく装着があるのですが、購入したチェーンスパイクによって、手順が逆になりますので当該アイテムの手順通りに従ってください。
ブログ主のアイテムは、踵から入れて固定していくタイプですので、まずは踵からシリコンラバーを当てて行き・・。
シリコンラバーを伸ばしていき、つま先まで当て込むことができれば、ほぼ完成です。
ここから先は少し微調整が必要で、チェーンが緩んでいたら転倒やチェーンスパイクが外れたりする原因となりますので、シリコンラバーがシューズの外周をしっかりと掴んでバランス良く整えていきましょう。
最後に、足の甲にマジックテープの紐を固定して完成です!
※ 別に必要ありませんが、チェーンスパイクがガバガバ外れやすい状況であれば脱着防止テープで予防しましょう!
装着方法に関しては以上です!
このチェーンスパイクを履くことによって、何が変化するのかというと、本来であれば粘土質の崖や砂岩の崖において滑りやすい状況が滑りにくくなったり滑らなくなったりすることです。
なので、この滑らない・・という事実が、これにより、何が変わってくるのか・・について書いてみようと思います!
安全性が高まる!(特に下り)
磯ヒラ師にあっては、剥き出しの自然相手に釣りをするような人種なので、他のアングラーさんに比べると安全面に留意してエントリーする人がほとんどかと思われます。
それでも、不意に滑ったり転んだりすることもあり、ただ尻もちを着くだけであれば良いのですが、その際に身体の何処かを傷めたり、ロッドを折ってしまったりと不慮の事故が重なることもしばしば・・。
これは、上りよりも下りに目立つ現象かと思われます。
※ 参考 急な下り斜面をゆっくりと下る友人K・・。
チェーンスパイクを装着することで、表面が滑りやすい状況でも、スパイクのツメが地面に深く入り込み、しっかりと踏ん張ってくれるので、このような不慮の事故の発生を予防してくれるので、さらなる安全を高めてくれるでしょう。
体力ゲージの減少を抑える(特に帰りの登り)
体力がフルゲージの往路では特に何も感じない体力面ですが、そこからランガンしたり思考を擦り減らした後の復路となれば、それなりに体力ゲージが削られるもの・・。
魚を背負っての崖の登りは、嬉しくも幸せに近い重さではあるのですが、荷重により呼吸も荒くなりやすく体力に同じく筋力面の消耗も際立ってくるもの・・。
チェーンスパイクが筋力や体力を底上げする訳では無いのですが、一歩一歩確実に爪が地面を掴んでくれるので、無駄な一歩が少なく歩数を減らして崖を登れるようになるので、体力や筋力の消耗を抑えて進むことが可能です!
時短に繋がる
磯にエントリーするまでに、先駆者が設置したロープを使って急斜面を登り降りしたり、滑りそうな地面に気をつけながら、呼吸を荒らげて無呼吸運動を繰り返すと筋力を多大に消耗させてしまうため、呼吸を整えながら・・まるでロードバイクに乗っているかのように呼吸に気を遣いながらのエントリー・・。
先述のとおり、チェーンスパイクを装着することで、無駄に滑らずに一歩一歩進めることで体力や筋力の消耗を抑えることに繋がるのですが、このメリットの他に登り降りの途中での小休止なんかも抑えることが出来るので、エントリー時間の削減に繋げることも可能です。
この恩恵は、ストップフィッシングの時間を数分伸ばすことが出来るので、ルートが長ければさらに引き伸ばすことが可能になるため、ボウズ回避・・とまでは言いませんが、終盤の終盤の焦った状況でも多少の時間的余裕を持たせてくれることだと思います・・。
携行に便利なコンパクト感!
チェーンスパイク自体は収納に優れており、容量をそこまで圧迫しないので、非常に携帯性に優れたアイテムです。
このコンパクトな面から、万が一の可能性・・も鑑みて気軽に持っていくことが出来ます。
粘土質な地面
典型的な滑りやすい地面の代表と言えるのが赤土の地面といった粘土質な地面・・。
いくらスパイクシューズといえども、ピンの周辺に粘土質な土が付着し目詰まりをおこしてしまったりと・・、条件さえ整えば簡単に滑ってしまうので、スパイクシューズよりも深く地面にツメを刺せるチェーンスパイクは、このような粘土質な地面でも滑りを抑えて効率良く前進することが可能です。
あくまでもイメージですが、急な斜面でロープを使わないと登り降りできないような条件でも、ロープに頼らず登り降りできるくらいまで滑りにくいです。
ボロッボロと崩れる砂地の地面
これにあっては、広葉樹の枯葉が層になっている状況と同じかと思われますが、表面が脆く崩れやすく、どれだけ厚みがあるのか・・によってはピンスパイクですら滑り散らかす可能性がある地面です・・。
この場合でも、粘土質な地面と同じく深く刺さるチェーンスパイクは有効で滑りにくくなります。
デロンデロンな水分を含む地面
どんな地面であっても雨や降雨後・・といった条件では固まった土が柔らかくなってしまう為、滑りやすくなるもの・・。
このような条件でもチェーンスパイクは有効です。
今回のチェーンスパイクの記事はいかがでしたでしょうか・・。
簡単にまとめてみると、こんな感じでしょうか・・。
良いところ
・ 怪我予防に繋がる!
・ 体力・筋力の消耗を抑えられる!
・ コンパクト!
うーん・・なところ
・ 粘着質な地質だと脱げやすい
・ 平坦では躓きやすい
2〜3年ほど前に購入したチェーンスパイクはサビや変形もなくバリバリの現役で壊れるような気配もないため、2千円・・というコスパの良いアイテムではありますが、長く持つアイテムかと思われます!
みなさん、手に入れてはいかがでしょうか・・?
それでは、、また今度・・。