【2024年9月×博多湾シーバス】少年(心だけ)よ我に帰れ。

9月を迎えた・・。

職場(6月に異動した)環境の変化も、車からバイクへの通勤変更も、活動資金を増やすためのフーデリ活動も、それぞれに伴う家族とのバランス調整も、全てに適応した。

・・気がする。

つまり・・。

「再始動」の月である。

今回は、僕が再始動に向けて避けては通れない相手である、スズキに焦点を当ててナイトゲームにエントリーしたので、いろいろと書いてみようと思う。

釣行記録:湾内ナイトゲーム

日勤+残業を終え、帰宅したら22時・・。

タイドグラフは満潮から10分が経過していることを示していた・・。

今から風呂に入って、ご飯を食べて、それから釣行準備してエントリーしたとしても24時前後だろうか・・。

例え、最短ルートで風呂に入らず飯抜きで釣行準備だけ済ませてエントリーしたとしても23時弱は掛かるだろう・・。

流れはあるだろうが、潮の「動き出し」というチャンスタイムの1つには到底間に合わない・・。

残業を・・自分が率先して片付けてしまったことを呪うしかない・・。

どうするべきか・・。

いや、どうあるべきか・・が正しいか。

自分が自分である為には、どうあるべきだろうか・・。

朝の部だけエントリーする・・という手もある・・。

しかし・・。

しかしだ・・。

同志D
同志D

モチベーション上げたいんで・・。

釣れたら写真送ってください・・。

そんなこと言われたら、行くしかないよな・・。

人生はひどく簡単だ。

「やる」か「やらない」の二択しかないのだから。

嗚呼、自分自身よ・・。

我に帰るのだ・・。

損得勘定や効率やプレッシャーなんて関係ない。

楽しむために行くのだ・・。

ということで、エントリーしたのは24時・・。

妻から、夜ご飯と風呂を済ませろ・・との指示を履行したため、結局この時間になってしまった。

選んだフィールドは某河川・・。

5年ほど前・・。

自分がホームとしてバリバリやっていたホームへとエントリーすることにした。

先発は、プガチョフコブラ(アイマ)・・。

ナイトでも、ここ最近のトップ思考は捨てられない・・。

河川の表面・・台風の影響(台風過ぎて2日目)めちゃめちゃゴミ流れてるけど関係ない・・。

枯れ葉や枝を拾い続けること30分・・。

さすがに腕がしんどい・・。

しかし、散発的に大小のボイルが出ていることから、スズキはいる・・。

ここで、初めてノーマークだった手前の橋脚の暗部へのアプローチを試みることにした。

まずは橋脚付近の「明」に入れて「暗」に送り込み無反応・・。

そこからは明暗のキワを継続的に狙いたかったので、リトリーブはほとんどせずにロッド操作だけでダウンの中をドッグウォーク・・。

闇夜過ぎて、どこで出たかも分からなかったし、水面爆発の瞬間も見れなかったけど、「ボシュ!」という音を響かせて出てくれたのは、小型のスズキ・・。

安堵する1尾・・。

そして、ここからが始まりである。

ここから先は(腕がしんどいので)トップを捨てて、明暗の釣りに切り替える。

バンク82Sに切り替えた第1投・・。

橋脚の奥の「明」からライン先行で「暗」に送り込む。

反応はなし・・。

このまま送り込み続けると橋脚にラインが触れて歴戦バンクが還らぬルアーとなってしまうため、ターンさせて「明」まで脱出さることに・・。

あとは明暗のキワを刻むべく、リトリーブを調整しながら明暗のキワを通しながら橋脚の反転流に入って巻きに重さが加わってすぐの時点でヒット・・するも、パワーで押し切られた末、橋脚に巻かれてラインブレイク・・。

お気に入りのルアー・・。

歴戦バンクを失う・・。

続いて、抜群の飛距離とコントロールキャストが可能なマニック115をチョイス・・。

「暗」に着いていることが分かったので、「暗」に入れて「明」に出すも反応なし・・。

ということで、先程のヒットパターンである「明」→「暗」→「明」のS字メソッドでやってみたところ一撃・・。

サイズが小型だったので、容易に剥がせたものの、結論としては逆明暗が必勝パターンであるが、安直に「暗」に放り込むと魚が散ってしまって食ってこない状況・・。

さらに、バンクのレンジが10〜60cmで、リトリーブ的におそらく20〜30cmを引いていたと思われ、マニック115は引波で食わせたので0〜5cmと仮定してみたところ、レンジにそこまで焦点を当てず、「明」→「暗」→「明」さえどうにかなれば成立するのではないかと思い、マニック115よりもウエイトが重くS字の幅が狭くなって扱いやすくなるだろうと思いカッター115(メガバス)をチョイスしたところ、ヒット・・。

メソッドも分かって、魚の出し方も分かった・・。

あとは大きさを求めていくだけ・・。

大型に邂逅するチャンスに熱が高まり冷静に欠けた僕は、PE06のラインで・・20LBのナイロン(一応12LBから組み直した)で・・86Mのロッドで橋脚に潜む大型に挑んだ結果、歴戦バンクに続き・・歴戦マニック殉職・・さらに歴戦ソマリが続けて殉職・・。

ごめんなさい・・。

もうしません・・。

凝りに凝りて、スネコン90Sを選択して連発・・。

今日イチのサイズもスネコンで・・。

潮が緩くなっても反応が継続していて、まだまだ出そうだったけど、次の釣行に備えるためにストップフィッシング・・。

約3時間で7尾・・。

上出来過ぎる・・。