マーレフリップのキャストが安定しない・・。
キャストが安定しないから、釣れる魚も釣れなかった・・。
それに濁ってたし・・。
そう言い訳しようとしている自分がいて、それが嫌で自己嫌悪・・。
あの《超先調子》ロッドを使いこなす最適解を見つけられずに前回の釣行(参照:アフターダーク)を終え、黙々と自問自答に励む・・。
そもそも、しっかり振り抜くことが出来れば安定していたはず・・。
それが出来なかった・・。
なぜ・・?
筋力か・・?
だったら話は早い・・。
磯へ、通って通って通いまくるだけのこと・・。
釣行記録:濁りサラシゲーム・・。
敗戦の翌日・・。
夜勤明けの疲れも含め8時間は事切れたように寝たから、身も心も完全回復と言って良い・・。
今日の海況としては、風が「爆風」から「強風」に変わり、海の色は「カフェオレにメロンソーダを足した感じ」から「笹濁りよりも少し抹茶色強めの色」へと回復していた。
残念ながら波の方も回復してしまって、全体的・・というよりも局地的な立ち位置に立たないとサラシの中にルアーを投げることが出来ない程度・・の微サラシになってしまっていることは残念だが、やるしかない・・。
キャストの懸念は置いて・・。
組み立て方は「濁り」と「波」を合算したレンジが良いだろう・・。
おそらく、「波」に合わせたところで濁りが邪魔してヒラスズキには見えないだろうし・・。
ということで、今日の先発はサスケ裂波120・・。
普段、シャローエリアでは使わない裂波を使って広範囲にサーチを試みる・・。
ランガンしながら裂波特有のスライドする揺らぎを演出しつつ、立ち位置を変えたり角度を変えたり、いろいろ試すも不発・・。
・・で、後から気がついたが、普通にマーレフリップ振れてた事実に驚愕・・。
昨日・・明らかに風が強過ぎただけなのか・・?
この程度の風ならキャストもバシバシ決まるし、振り抜ける・・。
じゃあ、今日は大丈夫か・・。
ということは、釣らないと言い訳できない・・(汗)。
ここから、ルアーローテーションが忙しくなる・・。
スリムアサシン149S・・不発。
サスケ裂風120・・不発。
ガルバスリム120S・・不発。
サイレントアサシン99S・・不発。
ダイブアサシン99S・・不発。
コウメヘビー70・・不発。
落ち着け俺・・。
ワーム・・試してみるか?
ジョルティに触れそうになるが思い留める・・。
もしワームで釣れたとしても、それで終わりで進歩がない。
成長するには、たくさんのプラグを投げるしかない・・。
キラキラ系・・試してみるか?
いや・・、そもそも持ち合わせてない・・。
だったら・・。
サブサーフェス若しくは・・シャローレンジを引いてみるか?
濁りでヒラスズキが見えないだろうと思っていた、今までチョイスしなかった浅いレンジのルアーの領域・・。
選んだのはコモモSF−125の2代目・・。
良い場所はすでに撃ち尽くしているので、撃った場所では出ないだろう・・。
とりあえず、一度も立っていない立ち位置に入って、サラシの流れの中を通してみる・・。
キャスト直後に軽くトゥイッチさせて重心を戻すと、コモモからの抵抗が伝わり、マーレフリップがそれなりに感度を伝えるロッドだということを認識しつつ、アップクロスが終わりダウンクロスに切り替わってすぐに金属的なショートバイト・・。
いたよ・・。
ってか、正解はいつものレンジかよ・・。
ここからは、厳冬期に培った知恵・・「一度見られたルアーは使わない」を思い出す・・。
ということで、コモモSF−125の3代目に変更して、2代目よりも着水直後の泳ぎ出しの良さと波を利用して磯際にダイレクトに入れて、微調整をラインコントロールで補正しながら磯際へ寄せつつ、リトリーブを遅らせてアクションを止めた頃合いでヒット・・。
2代目に反応した魚かどうか分かりませんが、同じ位置で誘い出すことに成功する・・。
祝・・マーレフリップ入魂!!!
太陽の光に照らされた魚体の神秘さ・・。
泣ける・・。
感動を共有しようと、同志Dに無理矢理写真を送り付けたものの、残り時間が少ないので、写真と短文だけ送って海に戻る・・。
残りの時間は、この2つのルアーを使って戻りながらアプローチ・・にて、1キャッチと3バイトを追加して終了・・。
普段はリリース優先の僕ですが、「食べたい・・」という意欲に負けて、久しぶりにヒラスズキ・・頂きました。
相変わらずマジうまですね・・。
ちなみに、今日のヒラスズキ達・・たらふく2〜3cm程度のシラスを食べてました・・。
そりゃ、ムズいわな・・。
レンジの大切さと組み立ての大切さ・・。
いろいろ勉強になった釣行でした。
それでは、また今度・・。