最近・・よく遭遇する西勢の人たち・・。
個人的には西も東もなくて、客観的にも福岡にはベルリンの壁のような物理的障害も冷戦のような心理的な隔たりもないんだけど・・。
そんな西勢の人たちと喋った感想をまとめてみると、どうやら・・。
「東」が釣れてる・・。
そんな印象を受けて、わざわざ東エリアへ馳せ参じているらしい・・。
一体、誰なんだ・・。
そんな邪悪な噂を垂れ流しているのは・・。
絶対、西の方・・というか西が本当にダメだったとしても、西の「西」に行けば釣れるだろうに・・。
ということで、今回はそんな西エリアに行ってみたので、いろいろと書いてみようと思う・・。
チーム「マイノリティ」突如結成・・。
今まで行くことがなかった西の島・・。
どうして今まで行かなかったのか・・と聞かれると、単に若干遠いから・・。
あと、都会の島なので人が多いのではないか・・という先入観・・。
こればかりは、実際に行かないと分からないことなので、磯ヒラ師いたらヤダなぁ・・なんてことを考えつつ、フェリーの出港時間を待っていると、やはり磯ヒラ師がやって来た・・。
残念だ・・。
これで、フィールドの半分は未調査に終わるだろう・・。
しかし、この磯ヒラ師の背中・・どこか見覚えがある・・。
振り返り目が合うと、同志Dだった(笑)。
何してんすか!!
そっちこそ、何してんすか!
まさかの知り合い・・。
マイノリティ・・といえば聞こえは良いが・・。
まさかの・・孤独を愛する、ぼっち大好きアングラー2人が・・。
この日、この時間・・何の因果か集合してしまった訳である。
ちなみに2人とも初上陸・・。
突如、チームマイノリティ結成・・。
今日限りではあるが、一致団結して西の島の攻略に励むことにした・・。
釣行記録:攻略戦・・開始。
同志Dが左へ・・。
僕は右を・・。
それぞれの攻略戦が始まる・・。
最初のルアーはゴリアテハイ125F・・。
沖にある良さげな瀬は後に攻めるとして、まずは手前のシモリとサラシが絡むピンの1つ1つを、狙いながら反応を探るも反応なし・・。
微サラシ過ぎて、レンジが下過ぎたか・・。
良いルアーなんだけど、レンジが下がり過ぎなければ最高なのに・・。
そこから先は、飛距離は激落ちするがエリア10にチェンジして、ゴリアテよりも上のレンジを・・さらにゴリアテよりも小粒感でアプローチしてみるも不発・・。
んで、ここでトラブルが発生・・。
この釣行では、PE2.0号(ピットブル8+)からPE2.5号(アップグレード)に変えてみたこともあって、軽いルアーは厳しいだろうな・・っと思っていたら、やはりコブが発現する・・。
コブを戻し、いろいろとあの手この手でアプローチしていたら、またコブが出来て・・。
ラインに対してストレスを抱えていると、同志Dが左の旅から帰ってきた・・。
どうでした?
ダメっすね・・。
もっと左は波ねぇです・・。
アプローチは違えど、歴戦の彼のオーソドックススタイルで反応がない・・となると、なかなか厳しい戦いになるろうな・・。
次は、2人で沖の瀬に狙いを切り替えてみる・・。
オーディン130Sを初めてチョイス・・。
圧倒的飛距離とラインコントロールでアプローチしてみるも不発・・。
レンジコントロールがまだ分からん・・。
続いて、ロケットベイト95ヘビーをチョイス・・。
こちらも、初めて使うルアー・・。
スイムチェックとキャストチェックをしつつ、これなら沖の瀬をPE2.5号でも飛ばせて、上のレンジをアプローチ出来るリトリーブ速度も分かったところで、さっそく沖の瀬と瀬の間に入れてみたところヒット・・。
キャッチ寸前でフックアウトしてしまって、逃げられそうになったけど、尻尾を掴んで無事キャッチ・・。
なんだか・・。
スズキにしては、体高が低くて、スズキというよりデカいマルタウグイのようなシルエットだけれど、待望の1尾をキャッチすることに成功する・・。
同志Dよ・・。
やはり、マルちゃんです・・。
ふむふむ・・。
想定どおりですね・・。
そう・・。
ここでの2人の調査は、「此処にヒラスズキがいるのか・・」である。
マルスズキが釣れて、もちろん嬉しいことではあるが、本気では喜べない・・。
そして、同じ場所からロケットベイト95ヘビーでチヌ・・。
同志Dよ・・。
今度はチヌです・・。
こりゃ・・。
燃える調査になりそうですね・・。
その後すぐに同志Dもマルスズキをキャッチしたことで、ヒラスズキいないのでは・・という可能性が濃厚になっていく・・。
これはマズい・・。
同志Dよ・・。
左へ旅に出ます・・。
ヒラスズキを見つけるのですね・・。
良い旅を・・。
左へ進みながら、同志Dが撃った場所を同志Dが使わないようなルアー・・つまり、弾丸ソバット80(リップレスVer)やゲンマ110S(21gの方)やバンズ125を使ってアプローチするも反応なし・・。
最終的には沖を狙うべく、ゴリアテハイ125Fでサーチしながら左の水深のあるポイントへ到着・・。
地形偵察をしながら、足元をアプローチ出来る立ち位置を発見・・。
ゴリアテハイ125Fのまま、足元のサラシに入る直前でトゥイッチからのステイ・・を入れた瞬間に、ぬっと食い上げてムーンサルトで反転する魚を確認・・。
いるじゃん・・。
同じアプローチで誘ってみたところ、今度はマルっぽい吸い込みバイトからの反転・・。
さすがに、ゴリアテハイに反応がなくなったので、ソバットで粘ってみたところ、再びムーンサルト・・。
反応がなくなったので、さらに左へ行くも反応なし・・。
結局、同じ付き場にて往路+復路合わせて反転6発をくらい、メンタル的な深手を負い・・手持ち無沙汰のまま戻ってきた・・。
同志Dよ・・。
多分、ヒラスズキいるっす。
実は・・。
なんと、同志D・・。
パターンを掴んで、マルスズキを7キャッチ・・。
それとですね・・。
実は・・。
ヒッヒッヒ・・。
ヒラスズキやないですか!
そう・・。
この釣行の目的であるヒラスズキを、中盤にして手中に収めたのである・・。
目的達成・・。
同志Dによって課題はクリアされたものの、この圧倒的釣果の差は悔しい・・。
そんな後半戦突入・・。
あそこ、入って下さいよ!
ミノーで出して欲しいです!
フッフッフ・・。
やってみますかね・・。
そうは言いつつも、内心は「あんた、前半で撃った場所じゃねぇか!」と猛反発したい気持ちを抑えつつ、エリア10で勝負したところ、波打ち際のサラシの中を追い食いしてきてショートバイトを追加・・。
その後は、結構シビアなピンに放り込むも反応なし・・。
次第に雲が立ち込め、雨が降り出し、風が強くなって少しだけ波が上がった・・。
チャンス・・。
しっかりセットを待って、ゴリアテハイで瀬のキワへ投げ込んでラインスラッグを巻き取るだけの巻かないメソッドアプローチ中にゴン!
こちらも念願のヒラスズキのキャッチに成功・・。
そして、拠点に戻り、スリムアサシン149Fのラスト1投がうまく決まってドン!
同志Dはツ抜けまで到達したのかな・・?
釣果差は埋まることはなかったが、初回調査にしては相当良い収穫だったのではないかと思う・・。
また、行くのかな?
と思うのが今回の総括にはなるが、レベル上げには良い場所だったと思える・・。
それでは、また今度・・。