先日、ヒラマサと思しき魚を掛けてしまった時のこと・・。
寄せには成功しているものの「右」にジワジワ走られたので、ラインブレイクを避けるべく起伏の激しいロックショアフィールドを「左」へ駆け抜けていたら、岩に擬態した漁具を踏みつけてしまって転倒・・からの悶絶。

ぬぉぉ・・。
結局・・ヒラマサと思しき魚にはラインブレイクするわ、左足は打撲するわ出血するわ、岩と岩の間に足が挟まるわ・・と、大惨事。
悶絶の数十秒の間は身動きするのが怖くて、アキレス腱が切れたんじゃないか・・と怯えていたものの、念入りに身体の隅々を動かしてみたところ、全くそんなことはなくて至って正常・・。
一応・・念には念を入れて早めに帰路を目指したが普段通りに帰ることが出来て、今に至る・・。
そんな夜・・。
妻から日中に回収し忘れた干したままの布団の回収依頼を受け、布団を抱えて2階から1階へ運んでいる時のこと・・。
足許が見えない状況の中を進んでいたら、嫁の小型加湿器を踏んでしまい本日2度の転倒・・からの悶絶に遭遇・・。

これは、ヤバい・・。
またもや左足・・磯での転倒と違って、今度は左足に重さが乗るだけで痛い・・つまり歩行困難・・。
階段の上り下りは、手摺りを掴まないと無理だし、右足左足の順に1段ずつ・・という感じで、左足に負荷を掛けられない状況・・。
これにより完全に左足首が逝ってしまい、明日から連休だったのだが・・その全日程を《自宅待機》・・という極刑に処せられる。
そんな最中に、とあるアイテムが着弾した・・。
そう・・。
先日、賽は投げられた・・と言っていた分の後発アイテム・・《RBB ロックショアショートベストⅢ》が着弾したのだ。

― ロックショアショートベストの封を開けた瞬間 ―
本来・・次の釣行から、この「ロックショアショートベスト」と先行購入した「ヒップベスト」を装着して磯へ行けたのだが、この足のせいで磯へすら行けてない・・。
今回は、釣りに行けない鬱憤と新装備を装着できない鬱憤を含めて、雑記を書いてみようと思う・・。
「新」・「旧」ゲームベスト比較:負荷
現在使っているゲームベストはアピアのアングラーズベストⅢ・・という、現在「Ⅳ」が最新になっているので1つ型が古いタイプのゲームベストをシーバス・ヒラスズキ兼用に使っている。

― APIA アングラーズベストⅢ ―
「磯」へ行こうが「河川」へ行こうが、これで特に何の不満もないゲームベストなんだが、《経年劣化》は当然していくものである・・。
僕のゲームベストⅢの場合は、《腰ベルトの接続部分》が壊れたので、接続部分の下にあるD管の部分をカラビナを付けて本体と接続しているし、釣行回数が多いということもあって面倒くさがりな僕は洗濯機に入れて洗浄と塩抜きを済ますようにしていたので色落ちは激しく、使い始めて4年になるが当初ブラックのカラーが「小豆色」になるまで色素が落ちた。

― APIA アングラーズベストⅢの腰ベルト ―
今のところ、使用困難になるような破けもファスナーの固着もないので、まだ使える・・という事実は間違いないが、これからヒラスズキ釣りを上手くなる為にも、さらに深く模索するためにも体力・技術・精神の向上は間違いなくやっていかなくてはならないので、スタイル変更は避けて通れないと思い、ゲームベストを更新することに決めた。
新(RBBロックショアショートベスト)旧(APIAアングラーズベストⅢ)の違いは、「前ポケットがあるかないか・・」の違いが大きな違いだと思う。

アピアの場合は前ポケットがあり、そこにルアーケースを入れられるのでルアーチェンジの効率はコチラに分があるだろう。
ただ、「肩」にそれらの重さが伸し掛かるので「腰・肩」に負担が掛かり長時間の釣行には辛い・・。
もちろん、「腰ベルト」があるので負担軽減には大きく貢献しているのだが・・磯ヒラにおいて、あまり肩ベルトを伸ばして本体を下げると本体と身体とのフィット感が落ちて落水した場合の不安は計り知れない・・。
なので、これはあくまでも僕の場合・・ではあるが、《フィット感》を重視しているあまり、そこまで腰に重さを載せていないので負担が来やすい訳である。
数日の遠征や丸1日の釣行では後半が辛い・・。
これを払拭する為に、前ポケットのないゲームベストへの更新である。
前ポケットの収納の重さを《ヒップバック》が肩代わりする。
当然、重さは腰に集まるので肩や背中が凝るようなことはないだろうし、数多のロックショアマンがこの手のヒップバックスタイルを採用しているのも頷け、決して流行だけ・・なんてことではないと思っている。
それに、今よりも本体をフィットさせて使えることで落水時の安定感は上がるだろうし、自分は上位互換を果たした・・と感じているところである。
「新」・「旧」ゲームベスト比較:作り込み
まだ、実践で使っていない(・・しばらく実践出来ない)ので、インプレは出来ないのだが、要所要所で「おっ良いな・・」と思うところがあるので、書いてみようと思う。
まずは、コレ・・夏にはマストアイテムとなるドリンクホルダー・・。

― APIA(左)とRBB(右)のドリンクホルダー ―
アピアの場合は《マジックテープ固定》と《カラビナ固定》の2種類があるのだが、前者は磯場のランガン途中で剥がれて落下し、カラビナだと揺れるし時々狭い岩と岩の間に挟まる・・ということがあって、どちらが脱水症状にならないか・・と鑑みると、紛失しない点から後者になるので、後者を採用し続けていたが・・。
RBBショートベストの方は《ベルト固定》を採用しているので、マジックテープより剥がれにくく揺れることがないようになっている。

― APIA(左)とRBB(右)のドリンクホルダー裏面 ―
本体に装着するか、ヒップバックに装着するか・・については何度か使いながら見極めてみようと感じているところであるが、APIAの上位互換になっていることは間違いないだろう・・。
あとは、「プライヤーホルダー」だろうか・・。
どちらのゲームベストも右ポケットにプライヤーホルダーが内蔵されているのだが、アピアの方はホルダー生地が本体と一緒なので柔らかい・・。
なので、うまくプライヤーを最後まで差し込んでいないことがあって、よく落とす・・。
なので、別のプライヤーホルダーを使用している。
しかし、RBBの方はホルダーとなっている部分が「セミハード」となっているので、常に空洞となっていることから差し込みやすく、安定感も高まるだろうと考えている・・。
兎にも角にも・・これから、使い込んだ後・・インプレなんかも書けたら良いなと思う。
はぁ・・足・・早く治らないかな・・。
これからしばらく雑記しか書けないことに落ち込む・・。
それでは、また今度・・。