春爆の「前兆」すら与えてもらえずに、3月末を迎えた。
為す術もない・・。
言葉にすると、そんな感じだろうか・・。
なんということだろうか・・。
ブツブツ僻んでいたら、異動の季節になった。
自分の異動はなし・・。
これで、4月に行きたい・・と考えていた「遠征」の1つが確定し、送別会だの歓迎会だの各種ミッションをこなして今に至る・・。
何が言いたいのかと言うと・・今年の僕の春が音もなく終わったということ。
今年の春は、数釣りもランカー確保も出来ずに初夏・・つまり、時化ないシーズンを迎えることになりそうだ・・。
そんな、燻りに燻り続け、意固地に時化る日々を待つ日々を続けた結果、もう燻る原料が枯渇したのだろうか・・。
ニキからの、「今から釣り(ナイトシーバス)行く!」って連絡が来て、咄嗟に「自分も行きます!」と、今まで意固地に磯に固執し続けていた自分は一瞬で消え去っていた・・。
そんな感じで、久しぶりに・・。
ナイトシーバスにエントリーしてみたので、いろいろと書いてみようと思う。
釣行記録
久しぶりのシーバス・・。
シーバス用のルアーなんて、見繕ってもないし、今・・巻いているPEラインが何号かも忘れたし、兎にも角にも何もかも準備不足な状態ではあるが、急いでルアーを見繕って・・その他アイテムを準備してバイクを走らせる。
その道中・・。
もう、楽しい・・。
久しぶりの釣り・・というのもあるが、久々にニキ(育休中)に逢えるのだ。
そこそこ、ぶっ飛ばして到着・・。
ニキはすでに、ヒラセイゴをキャッチ・・。
自分のホーム河川にヒラセイゴなんて滅多に見かけないので、本当に羨ましい・・。
フィールドは明暗の橋脚・・。
明部では時折、セイゴクラスがボイル中・・。
久々にヒラスズキの白銀色の煌めきを拝みたい僕は、このバシャバシャやってるヒラセイゴを狙うことにした。
・・と言っても、久々のシーバスゲーム。
キャストも何かしらの感覚も全て狂ってる・・。
なので、オープンフィールドでそれなりに感覚を戻して、いざ明暗部に入る・・。
1投目は暗部に入る少し前にミスキャストしてしまい失敗・・。
おそらく、力み。
磯ヒラやってても時々あるヤツ・・。
2投目でうまく入って、このまま暗部に入ったら良いかな・・なんてことを考えていたら、暗部に一切関係のない明部でヒット・・。
念願のヒラスズキ(セイゴ)・・キャッチ・・。

― マニックでキャッチしたヒラセイゴ ―
せこいルアーではあるが、とりあえず1匹キャッチ出来たので、少しずつルアーの種類やサイズなんかをズラシながら、フィールドをズラシながら当たりルアーを見つける方向へシフトチェンジ・・。
スネコン50Sで反応が多かったので、やはり・・水面間際の小さなベイトを捕食しているのだろう・・。
徐々に流れが効き始め激流・・とまでは行かないが、ホーム河川では流れ過ぎ・・なくらい流れるようになって、軽いシンペン系では太刀打ち出来なくなってきたので、レイジースリム88SやフラペンS65といった小粒感があって、それなりに飛距離のあるルアーを選びながら、そういえば、この2つのルアーって厳冬期磯ヒラ対策でHのフック背負わせていたよな・・。
ってことを思い出して、案の定・・ショートバイトやバラシなんかを追加して、遠くの方で稲光がして、明日・・子供の入学式があることを思い出して、日を跨ぐ前後くらいでストップフィッシング・・。
シーバス・・相変わらず面白い・・。
最近・・時化ないから博多湾でシーバスやってる同志Dの気持ちが分かった気がした。
時化ろ・・。
僕たちには時間がない・・。
時化なくなるタイムリミットは目前・・。
なんとか、時化なくなる前に抗って抗って福岡ヒラスズキを狙いたい。
それでは、また今度・・。