【2025年11月×ヒラスズキ】― ハングアップ ―

我らがニキ・・Mニキが対馬への3連戦を決め、Sニキと共に対馬へ出立した日から僕は夜勤3連続・・という地獄のハードワーク・・。

ではあったのだが、時化たら自然と磯へと身体が勝手に反応してしまうのは、僕が磯ヒラ師としての体質を手に入れた証拠だろうか・・。

出来ればニキとリアルタイムで熱量を共有したい・・。

そんな感じの成り行きで、夜勤後に磯へ行った後に眠り、再び夜勤へ・・そんなサイクルを3日敢行してきたので、今回はそんな3日間の釣行記録を書いてみようと思う。

DAY1

夜勤明け釣行初日・・。

この秋初の北西よりも西の時化の到来に、絶対濁るだろうな・・とは思いつつも、現状としてはそれなりに時化を繰り返したところでもあるので、笹濁り程度の想定でホーム磯へ行ってみたところ激濁り・・。

近所の磯よ・・まだ、濁るか。

これだと、磯ヒラ狙うには分が悪い・・。

そう思いつつも、釣れるかどうか分からないことが好きな僕は当然ヒラスズキ狙いで2時間ほどノーバイト・・。

さすがに釣果が欲しくなったので、レンジを下げてのチヌ狙いに変更し、濁ったサラシの中を裂波120を通してチヌ1キャッチして即撤退・・。

この磯・・一体いつ澄んでくれるんだ・・。

DAY2

夜勤明け釣行2日目・・。

初日よりも波が高くなる予報だったので、初日にエントリーしたフィールドは絶対に濁るだろうと容易に想像出来たので、そこには入らず、爆風の横風に苦戦するだろうが濁りを避けて別の地磯へ入ってみる・・。

午前10時・・。

入りたい場所には当然のように先行者・・。

夜勤明けのせいで朝マズメから入れなかったことが悔やまれるが、だったら二の手三の手でやっていくしかない。

風裏に入るか、追い風を受ける場所に入るか迷ったけど、後者を選択・・。

トライデント110Sを風に乗せてロングキャスト。

普段なら届かない沖のサラシを横切るようなアプローチでヒラセイゴを3尾キャッチして終了・・。

DAY3

睡眠不足と肉体疲労がピークに達する3日目・・。

初日は磯靴を洗ったりする余裕はあったが、2日目ともなるとそんな余裕はないので、バッタバタ準備してバッタバタ仕事してたので、キャップや小道具や幾つかルアーを忘れたまま3日目突入・・。

救いとしては連続夜勤からの開放だろうか・・。

省エネとか一切合切考えなくて良いので、初日に苦戦したフィールドに入ってのリベンジ戦・・。

心配だった濁りは、やや改善されているがハードな展開になることは容易に予想され、ワンド状の地形やゴロタ浜といったフィールドの海色はほうじ茶ラテ・・。

従って、沖に狙いを絞ってREGALIA100・・。

横風のせいで着水直後は海面を滑るものの、レンジさえ入れてしまえば、それだけ使い込んでいることもあってか泳いでいることは明白なので、そんな感じで沖のサラシの面に向かってREGALIAをかっ飛ばしながらランガンしていたら、磯マルの巣となっているサラシを発見・・。

膨大なラインスラッグを回収してのアワセはタイムラグのせいでなかなか決まらず、バイトは10を越えたかな・・。

結果、2キャッチ。

REGALIA100

もう少しラインスラッグを出さないタメの効くシンペンが欲しい・・。

REGALIAにヘビータイプが欲しいと強烈に思った。

その後、潮位が下がり下げ潮も効き始めて波高が弱まり手前の濁りもやや落ちてきたこともあって、沖から手前に向かって広大に伸びるサラシの面をダウン気味にREGALIA100を引きながら刻んでいたら良型のマル・・。

REGALIA100LT

続けて、ようやく瀬際を狙える立ち位置に進めたこともあって、ヒラセイゴを1キャッチして臨界点に達しストップフィッシング・・。

最初の計画では、ニキに対して福岡でも頑張ってまっせ!的なエールを送るつもりで計画した3連続釣行であったが、深く潜り込み過ぎて、自分との勝負になり過ぎて、すっかりニキの存在忘れて楽しんでいたことは間違いない・・(汗)。

一眠りして、対馬遠征を終えたばかりの帰路途中のニキ達と合流してコーヒータイム・・。

ニキも釣れたみたいで良かった。

やり過ぎて、燃え尽きた過去があるので、唯一の懸念はそこなのだが、今年はどうにか持続させながらたくさんの魚を出していきたいと思う・・。

それでは、また今度・・。