みなさん、こんにちわ・・。
タイトルにも書いているとおり、近年・・シーバス界において爆発的人気を誇っているブローウィンシリーズの新作・・《ブローウィン110S》が今月発売され・・、その初回生産分の入手に辛うじて成功したブログ主です。
本来であれば、クリアカラー系orレッドヘッドorサラシの中でも目視確認できるような視認性の高いカラー・・をチョイスする傾向のある私ですが・・。
ブローウィン110Sに関してはスペック的に湾内シーバスオンリーって感じで、もうしばらくするとスタートするであろう秋雨・小夜時雨の水質が濁る時期に備えたチャート系ルアーが少なくなっていたこともあって、チャートカラーをチョイスしました。
カラー名称は《マットチャート》・・。濁りが楽しみ・・。
また、既存のブローウィンシリーズのシンキングモデルには140Sとジャーキング特化型の140J、それに80Sの3種類が存在しますが、今回は140mmと80mmの中間モデルとなる《110mm》の登場となりまして、イメージとしては140mmではマッチザベイト的にサイズが大き過ぎて・・80mmでは飛距離が届かない・・や小さくてアピール不足・・なんて、今までブローウィンシリーズのシンキングタイプに足りていなかった中間層のサイズの登場・・なのではないかと考えております。
ブローウィン110Sは、おそらく・・。
僕的に、1番使用頻度が高くなる気がする・・。
早く・・。
誰よりも早く、ブローウィン110Sを使ってシーバスを狙いたいところですが・・、今月のシフトは全て夜勤となっているため子供たちと戯れる機会が少なく・・、従って、夜勤明けや休日は家族の時間に当てていたため、なかなかナイトシーバスにエントリーすることが出来ていない今日この頃・・。
みなさん・・釣れてますか・・?
すでにSNS界隈でブローウィン110Sによる釣果情報を見聞きしていて、スタートダッシュには乗り遅れてしまいましたが、ようやく・・ナイトのタイミングでエントリーすることができましたので、釣行記録として残していこうと思う次第です。
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今回の釣行は、どうしてもブローウィン110Sで釣りたい・・と思っているので、ルアーローテーションする際は必ずブローウィン110Sに戻した後にチェンジする・・というルールによる縛りをつけて挑戦することにしました。
エントリーした場所は、先日・・友人Kと共に大型シーバスの複数ボイルを確認した博多湾奥フィールド・・。
そんな、今回の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:小潮(01:40満潮)
天気:曇
気温:28℃
水温:27.6度
風 :東南東1m
波高:0.2m
というステータスでしたが、風向きはそのとおりでしたが3mくらい吹いていて、海面が波立っており表層引波アクションでは引波が広がる前にかき消えるくらいの状況でした・・。
0:30頃にエントリー・・。
前回の釣行で、潮位の上げ止まり間近では潮が緩く、下げ始めが最も潮が動くことは確認しているので、今回の本番は潮止まりからの下げ・・
従って、この上げから潮止まりまでの約1時間くらいの間は、ひたすらブローウィン110Sを投げ倒そうと思います。
・・と、いうことで、今回の先発ルアーはブローウィン110S・・。
スペックはコチラ・・。
- メーカー :ブルーブルー
- 全長 :110mm
- 重量 :14g
- タイプ :シンキングミノー
- レンジ :70〜100cm
- アクション:ウォブンロール
- フック :#6×3
- リング :#3
ナイトではありますが、さすがマットチャート・・視認性は抜群です。
リトリーブに関しては、スローではやや沈みつつも感度を通して泳いでくれることが伝わりますし、ファストではアクションが破綻することなくレンジキープしつつブリブリ泳いでくれているイメージです。
ブローウィンシリーズの代名詞であるジャーキングアクションに関しては、140Sよりもダート幅が短い印象で、これを吉と捉えるならばダートの回数を増やせる・・というメリットになりまして、それが僕好みといいますか、このピンのゾーンで喰わせたい!というようなシチュエーションにおいて、「動」と「静」のサイクルを増やせるので、よりテクニカルな釣りに向いているルアーだと思いました。
話を釣行記録に戻しますが、やはり、潮が緩く活性が低いようでボイル音は確認されないものの、前回の釣行では確認できなかった「ハク」がおびただしい群れで接岸しておりました・・。
2〜3cmほどのハクの群れが表層を漂う状況・・。
もちろん、前回と同様に7cm前後のトウゴロウイワシもいましたし、ベイトは物凄い入っていましたので流れ次第・・と言う感じでしょうか・・。
ボイルが出ている訳ではないので、悶絶ハクパターン的なシーバスがハクに偏食を示しているのでルアーが相手にされない・・という感じではなさそうですが、万が一・・シーバスがハクに付いていたらブローウィン110Sでは厳しいと予測されます。
この時期にもハクっているのね・・。
ボラの子じゃないかも・・。
スタートして、潮止まりになるまで反応はないものの、一通りブローウィン110Sがどんなルアーなのか分かったところで、その他のルアーも混ぜながらアプローチをしていきましたが不発・・。
潮止まりを迎えましたので、前半戦が終了・・。
何の反応も得られないまま前半が終わり、しばらく・・やや停滞していた潮目の形に変化を感じるようになったので、潮がやや動き始めたのではないか・・と思われたタイミングで今回の釣行で初めてのボイルを確認・・。
ブローウィン110Sもキャスト位置から少し円を描くように戻ってくるようになった・・。
やっぱり魚はいる・・。
後は釣るのみ・・。
ボイルとして海面に変化がなくとも、トウゴロウイワシが海面を逃げ回るような場面も認められたので、フィッシュイーターが回遊しているのは間違いなさそう・・。
集中力を高めて、引き続きブローウィン110Sをアップ側に投げて、なるべく上のレンジを引きたかったのでロッドを立てた状態でスローに巻きましたが不発・・。
続いて、ノーマルリトリーブをデフォルトに、ストップ&ゴーで誘ってみたところ、ストップさせたタイミングでコツ!という牡蠣柄に触れたような硬い感度を捉えるも、完全にストップさせた状態ではなかったので魚のアタリだったかどうか判別できず・・。
もう一度、やってみるか・・。
ということで、もう一度同じ場所にキャストして、ストップ&ゴーで誘ってみたところ、ストップさせていたタイミングで何かが引っ掛かったような引き重りが・・。
ラインテンションを張ったところ、どうやらゴミではなく魚のようでアワセを入れたところ、ようやく反転し動いた・・。
遠い距離で魚を掛けたので、ゆっくりと手前に寄せてきたところ、ようやく魚のスイッチが入ったのか流れに乗るように橋脚に入り込もうとしたので、ラインブレイク覚悟で指ドラグもつかってドラグを締めて阻止・・(汗)。
これ・・ランカーだろ・・絶対・・。
どうにか、橋脚に巻かれることなく橋脚の手前に躱すことができたので、ゆっくりと弱らせながらフックアウトするなよ・・と願いつつ寄せていく・・。
引きの強さに翻弄されつつも、そういえば全然エラ洗いしないよな・・と思ってはいましたが、タモが入りそうな距離になったので、ヘッドライトを点けたところ・・どうやらシーバスではなくチヌの模様・・。
久々のタモ入れで、ゴタゴタしましたが無事にキャッチ・・。
推定50cm前後の巨チヌ・・。
型もよく、ファットな体型のチヌでしたので普通にランカーシーバスかと思ってました。
おそらく、時合い突入・・。
そう長くは続かない・・と思えたので、再度ブローウィン110Sのストップ&ゴーで誘ってみましたが反応なし・・。
続いて、ジャーキングにて誘ってみたところ、またしてもエラ洗いしない引き味・・。
正体はキビレでした・・。
30cm前後のキビレ・・。
偏食性の高いチヌが110mmのルアーに反応を示しているので、間違いなく「ハク」を捕食している少し大きめのベイトを喰っているのでしょうが、そろそろ・・シーバスが釣りたい・・。
しばらく粘ってルアーローテーションしつつ探りましたが、待ち人来たらず・・。
一瞬の時合いが終了・・。
眠気や気力次第では、朝マズメまで粘りたいところではありましたが、眠気がきたのでストップフィッシング・・。
ブローウィン110Sにてシーバスをキャッチすることが出来ませんでしたが、満足のいく釣行になりました。
今回の推し!は、ストップ&ゴーにてキャッチした大チヌ、そして・・ジャーキングにてキビレを出すことに成功したブローウィン110Sです!
推し!のスペックはコチラ!
- メーカー :ブルーブルー
- 全長 :110mm
- 重量 :14g
- タイプ :シンキングミノー
- レンジ :70〜100cm
- アクション:ウォブンロール
- フック :#6×3
- リング :#3
他のブローウィンシリーズと比較して思ったことは、他のシリーズの重心位置よりもボディの真ん中に重心がある・・ということでしょうか・・。
ルアーを置くと転がるので分かりやすいです!
基本的に、飛距離やルアーのアクションを安定させるために、ルアーの重心はやや下・・がデフォルト設定・・といいますか、基本的にお腹の方に重心があるタイプが多い傾向にあると思います。
そんな中でも、ブローウィン110Sは重心位置が腹よりもボディの中心・・にあるイメージがして、他のシリーズを写真を撮ろうと床に置くとやや横向きのうつ伏せのような姿勢でピタッと止まるのですが、110Sはうつ伏せを嫌がり純粋に横向きになろうとします・・。
従って、重心位置がシリーズよりもやや高いのではないか・・と、思う次第ではあるのですが、重心がやや上にあることで、やや安定性に欠ける部分を狙って設計したような意図を感じ、実際にブローウィン110Sを巻いてみると、リトリーブ中に流れの強弱を受けてランダムに横スライドするような不意のアクションを演出してくれるので、他のシリーズよりもタダ巻きにも強いイメージを受けました!
左から順にブローウィン165Fスリム・140S・140J・125Fスリム・110S・80S・・。
また、フックに関しては#6✕3・・という3フック仕様ということで、磯のようなパワーファイトをするようなフィールドではやや頼りないイメージがして、僕としては磯でも使いたい気持ちもあって2フック仕様が良かったところですが・・、ボディがスリムですので2フック仕様にしてフックを大きくするとボディにフックが絡む原因となりますし、ジャークやトゥイッチといったリアクションでバイトを誘う場合はスレ掛かりや口の外で掛かる状況が多く3フックの方が有利かと思いますので、それ故に#6✕3フックという絶妙な塩梅のフックシステムになったのではないか・・と推測しています。
続いて、浮力に関してですが、110Sはブローウィンシリーズのシンキングタイプの中では浮力が高めの設定なのかスローに沈むようなスローシンキング設定になっているようで、80Sよりも沈下速度はゆっくりでリトリーブを止めるとビタ!っと止まる訳ではありませんが、しばらくその場に留まってくれる印象で、ストップ&ゴーといった「動」と「静」の緩急で喰わせの間を演出するような釣りに向いているのではないか・・と思い、実践したところ、見事・・シーバスではありませんでしたが大チヌに口を使わせることに成功しました。
各ブローウィンシリーズの顔を撮影・・。
これからのシーズンにピッタリなサイズ感ですので、さらに使いこなせるように投げ倒したいと思います!
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか?
巨チヌやキビレをブローウィン110Sでキャッチすることが出来て、大変嬉しかったところではありますが、メインターゲットとして設定していたシーバスをキャッチすることが出来なかったので、満足ではあるものの少し残念・・。
ただ、今回の釣行で初めてブローウィン110Sを多用してみて、タダ巻きには反応しない魚がストップ&ゴーで喰ってきたり、ダートのリアクションで喰わせたりと、ブローウィンシリーズのポテンシャルを改めて実感した次第です。
また、行く機会に恵まれたら、今度はブローウィン110Sでシーバスを釣りたい・・と願うブログ主でした。
読了、ありがとうございました!