2024年の遠征計画は「3つ」・・。
1つ目の遠征先は「壱岐」だったが、台風接近により中止となり・・。
2つ目の遠征先も「壱岐」に設定したが、気象条件がヒラスズキに合わなかった・・という言い訳はしたくないものの・・フルボウズ・・。
そして、先日の対馬遠征は反応は取れたものの1キャッチも出来ずに、今年全ての遠征計画が終了した。
この遠征までのレベリング等の過程も含め・・あっという間の3ヶ月だったと思う・・。
「やり過ぎた・・」という後悔の気持ちもあるし、「満足した・・」という幸せな気持ちもある。
総じて、この晴れやかな気持ちは全てを出し切ることが出来た結果だと思う。
つまり、果てた訳だ・・。
似た経験で言うならば、高校時代のインターハイ県予選で相手に負けて引退が決まってしまった時のような気分に似ているのかもしれない・・。
悔しさも悲しさも苦しさも辛さも喜びも楽しさも全てが終わったあの感覚・・。
12月のヒラスズキ釣りはもういいかな・・。
貯めたお金もゼロ・・いや、マイナスになった訳だし・・。
ちょっと早いけど、オフシーズンにして資金調達に舵を取るのも悪くないだろう・・。
そんな矢先、パウパト師匠から「明日はどこ行くんすか?」と連絡が来る。
・・・・・。
彼には、すでにオフシーズンにするかもしれない宣言を公言しているにも関わらず「明日どこ行くんすか?」と平然と連絡が来る・・。
おかげで、「考えてみれば、前季のように燃え尽きた訳ではないしな・・」と思い直す良い機会となり、触発された結果・・、対馬遠征以降はじめてヒラスズキを狙いに行くのですが・・。
どうやら今シーズンの僕は燃え尽きていないらしい・・。
単純に、対馬に心をそっくりそのまま置いてきただけなのだろう・・。
どうりで仕事に身が入らないはずだ・・。
兎にも角にも、レベルアップとか、調査とか、そんなの気にせずに純粋にヒラスズキ釣りを楽しんで来たので、いろいろと書いてみようと思う。
CONTENTS
釣行記録:前半〜ソロ〜
この日の釣行は4〜5時間ほどの半日釣行・・の予定(後にエクストラへ突入する為、1日釣行となることをその時の僕は知らない・・)。
ずっとセッションだと、お互いにお互いの場所を潰すだろうし、掛けられる魚も少なくなるだろうから、前半はお互いにソロでやって、後半セッションしようという流れ・・。
なので、かなり歩く行程になるんだけど、パウパト師匠なら何の心配も要らないだろう・・。
いざ、スタートフィッシング・・。
青物師3名が道中先行していて、彼らが風裏の潮通しの良さそうな場所に入ろうとしていたこともあって、安心して朝ごはんを食べた後にゆっくりエントリーしてみたら・・まさかの3名と鉢合わせ・・。
どして風表に移動して来た・・。
おかげで、前半のプラン消滅・・。
フィールド移動も考えたが、一番早い移動先はパウパト師匠が進んだ道を後から続く・・という苦行コースになり、さらに別の場所に入りなおすにしても、合流時間を決め打ちでやっているのでほとんどアプローチする時間はないだろう・・。
前半はもういいや・・。
ということで、5投くらいはしたものの、ほとんどの時間を地形調査と海を眺めて過ごすこととなる・・。
そういえば、先月はダルマギクという野草が咲き誇っていたが、12月はツワブキ・・という植物が謳歌していた。
あんまり、植物に興味がある訳ではないが、普段見る世界と違う世界を見るのは悪くない・・。
磯に滞らせたままの思考を解凍しつつ、時間が迫って来たので少し早めに移動を開始・・。
後半へと続く・・。
釣行記録:後半〜セッション〜
ようやくスタートフィッシング・・。
僕が野草と海原にうっとりしている間に、パウパト師匠は2キャッチと複数の反応を取ったようだ・・。
さすがである・・。
釣果的には僕に優先アドバンテージがあるので、甘んじて先行の権利を行使・・良い場所を撃たせてもらう・・。
では、右へ・・。
では、私は左へ・・。
先発はコモモⅡ・・。
波は、そこそこ高いし、波の間隔はやや狭め・・。
この状況でコモモⅡだと、揉まれる可能性があってアプローチが難しいものの、しっかり波を待つことが出来れば無問題なので、生き急ぎ気味のメンタルを抑える為にも選んでみた・・。
うーん・・。
ちと難しいか。
しばらく無反応・・。
反応がないまま、ランガンしつつ水深もサラシも充分にある場所に入り、その1投目でヒット・・。
エラ洗いしないし、強烈なファーストラン・・青物(ヒラマサの方)確定・・。
さて、獲れるか・・。
ファーストランは沖にまっすぐ走ってくれたので、ドラグを締めつつポンピングで攻防・・。
魚がやや横に向きを変えたので、立ち位置を変えるか・・、若しくはそのまま寄せるかの判断に迫られるが、ピョンピョン移動出来るような場所でもないので寄せる一択・・。
するとラインが擦れてるノイズが走り、しばらく攻防が続いていたが、テンションが強く張った瞬間に生命感喪失・・。
・・・。
コモモⅡ殉職・・。
ノットを編み直し、ゴリアテハイ145Fをチョイスした第1投・・。
またしても青物を掛けるも、先程の青物の根ズレのダメージが残っていたのか、攻防途中にラインブレイク・・。
10mはカットしたはずなのに・・。
さらに20mほどカットして、編み直してチョビーを選び、再び青物を掛けるが最初から嫌な方向に走られて止められず終了・・。
4ラインブレイク目にあっては、ヒラマサと決め打ちしてドラグ絞ってアプローチしていたのだが、一番大きなサイズっぽくてロッド立てることさえ出来ずに、速攻根に走られて終わった・・。
立ち位置微妙なところで、あんなサイズ・・恐怖しかねぇ・・。
ということで、対馬遠征前にコモモSF−125(2代目)とゴリアテハイ125Fを・・。
対馬遠征で、sasuke140真裂波とトライデント130Sを・・。
この釣行でコモモⅡをロストしてしまい、自信のあるルアーを尽くロスト・・。
メンタル崩壊である。
もうダメだ・・。
帰る・・(泣)。
ちょっと早めに拠点に戻ってきたら、パウパト師匠も拠点付近でアプローチしてて1バラシのみとのこと・・。
さすがにイージーに釣らせてもらえんよな・・そもそも此処・・イージーな設定なんて一度もないすよね・・なんてことを話つつ、帰る準備をしようと思っていたら・・。
あそこ・・出してくださいよ!
簡単に言う・・。
残り時間10分くらいだろうか・・。
なるべく落ち着いて急いでノットを編み込んで、急いでパウパト師匠の指定する立ち位置へ向かい、パウパト師匠が狙っていないようなアウトレンジをアイザーの飛距離でアプローチ・・。
強烈な払い出しに乗られてしまって、無理かと思ったけどドラグをジリジリ出させて耐えて耐えて良型をキャッチ・・。
報われる瞬間である。
釣行記録:エクストラ〜ソロ〜
自分がストップフィッシング間際で良いサイズをキャッチしたことで、居残りを決断・・。
パウパト師匠も好機と読んだのか、居残りに同意してくれて2人でエクストラへ突入する・・。
では、私はあちらに・・。
御健勝を!!
再びソロ戦となり、1尾キャッチ出来たことで心に余裕をもつことが出来たブログ主・・。
定番のシャローランナー達が軒並み不在となってしまったので、アイザーを使い込んでみようと思い、このエクストラタイムはアイザーに絞ってトライしてみた・・。
その結果、2尾追加・・。
4ラインブレイクのせいで、メンタルが著しく落ち込んでいるからか・・写真は撮る・・ということすら忘れる始末ではあるが3キャッチ4ラインブレイクという結果で、今回の釣行が終了した。
パウパト師匠も執念の1尾をキャッチして、タイムアップギリギリのタイミングで合流・・。
お互い高め合う存在だと思いますが、二人とも意識し過ぎる余りテンポやメンタルが平常心ではいられない点は解決しないといけないな・・と反省しつつ、今回の釣行も楽しくてたまらなかった。
それでは、また今度・・。