こんにちわ!
今から約4年ほど前に禁煙チャレンジに成功しまして・・、それまで一度も煙草に手をつけなかったswitchです。
禁煙チャレンジ・・。
辛かったぁー・・。
あの頃は・・。
煙草を吸うと胃腸に痛み(十二指腸潰瘍)が走ったりピロリ菌除菌・・というタイミングもあったので、それらの要因と絡んで禁煙に成功したのですが・・、それだけ苦労して禁煙に成功したにも関わらず・・とうとう禁煙に終止符を打ってしまいました・・。
あれだけ苦労して成功した禁煙なので、また喫煙を再開させてしまったら、僕はもう未来永劫禁煙はできないだろうと思ってまして・・だからこそ、それなりの覚悟と前(禁煙していた頃)にはもう二度と戻れないことを理解して禁煙を終わらせたわけです・・。
そんな、意志の弱い自分が煙草をやめて・・そして、また始めて・・、ひょんなことから禁煙に再び成功することができているので、いろいろと書いてみようと思います。
それでは、前回の釣行記録のスピンオフ・・、離島に行って煙草をやめてみた編・・スタートです!
CONTENTS
ここでは、どうして僕が煙草を再び手にしてしまったのか・・。
に、ついて書いてみようと思います・・。
サラリーマン・・。
会社の歯車・・。
一つひとつの歯車がそれなりに絡んで噛み合って、組織という生き物になる・・。
その歯車が嫌か・・、と言われれば嫌ではありますが、消去法で残していくと、それしか選択肢が残らないからサラリーマンをやっている訳です。
噛み合うことが嫌なのなら自営業をするべきで、僕には自営業をする勇気も概念もないので雇われる・・という「選択」をしかないわけで、だからこそ納得のいかないことも多く他人の惰性の恩恵を受けることも多く、そこには酸いも甘いもあるわけで、どうしようもない壁にぶち当たることもあるのです・・。
これぞ人生・・。
されど人生・・。
もともと僕は感受性の強い人間で、他人の感情に感化されやすい特性を持っているのですが、当時(煙草を再び吸い出す直前・・)たくさんの人間の感情に当てられたことによる影響もあったんだと思います・・が、どうしようもない壁・・といいますか・・結果的に自ら進んで・・敢えてその方向に進んで本当に嫌なことを選んでしまいました。
本心は・・、このままのスタンスで仕事をすることが本望です・・。
別にプライド持って仕事をしている訳でもありませんし僕はサラリーマンです。僕的には雇われている・・という意識が強いせいか・・基本的にトップダウンで下ろせば良いものの・・という考えですが、僕の会社はいちいち個人の意見を尊重・・というスタンスで会社の偉い人が描いた絵図に従わないといけない構図があるようで・・、それがなんだか強制的な出来レースように見えていて・・その工程すら勿体ないしその時間すら惜しいレベルでイライラする訳で・・。
先に言っておきますが誰も悪くないです。
悪い奴なんていないと思います。
上司も偉い人も同僚も後輩も先輩も会社も誰も悪くないと思います。
でも、誰もが意地張ったままだとうまくいかないのが組織なんです・・。
そんで、手っ取り早く組織として表面上だけでもうまく動かすためにも僕の意地を折りたんだ訳です・・。
自分を自分で貶めた訳です・・。
どうにでもなれと思った訳です・・。
結果・・煙草に手を付けた訳です(笑)
煙草を使って・・、自分を一つ堕とすことで、考えることを放棄しようと思ったのかもしれません・・。
また、見たくもない先を見ないようにしたいと思ったのかもしれません・・。
とどの詰まり、どうして煙草に手を付けなければならなかったのか・・という問いについてはうまく答えられる気がしませんが、自暴自棄になったのは間違いのない事実です・・。
4年という禁煙に終止符を打つのはひどく簡単でした・・。
会社の近くのコンビニでセブンスター1カートンを買って、出勤前に職場の喫煙所に立ち寄って1本の煙草に火を付ける・・。
たったそれだけの行動で、4年・・という記録・・というか積み重ねてきた日常を自らの手でぶっ壊したのです。
そこには、特に背徳感も後悔もなく、紫煙のように白くモヤモヤしている気持ちだけがあって、目の前のことを片付ける・・というシンプルな思考があったのではないかと思います・・。
そんな感じで僕は再び煙草をスタート・・つまり、禁煙をリタイアしたのであります・・。
要は嫌なことがあったので、煙草に救いを求めたのです・・。
悩みすぎた結果、煙草に再び手をつけた訳ですが、その選択は多分・・間違ってはいなかったと思います。
これは煙草の効果・・というよりは「(煙草を吸うことで)一息つく」という工程があるから・・だと思いますが、煙草を吸わなかった頃と比べると、明らかに気分が楽に・・と言いますか、それなりに気分が切り替えられているのではないか・・と、煙草を肯定する機会がありました!
メリット①
気分を切り替えるための時間が作れる!
僕自身、人に愚痴を言うより一人で物事を考えた方が気分が楽だし先を見据えることもできますし、一人の環境を作り出してくれる煙草は当時の僕にとっては薬のような感覚だったのかもしれません。
それに、周りと仲良くなれた気がします・・。
基本、喫煙者だけですが僕が再び(みんなは僕が煙草を吸っていた過去すら知らない)煙草を吸い出したことで、「ストレス」を感じている一人・・という認識を持たれたのでしょう・・、誘われたり誘う関係が構築され仲良くなりました(笑)
再び喫煙者となり、シンプルに目の前のことだけにしか見ないようにして新しい環境に溶け込んだ訳ですが、やはり煙草のデメリットはお金が掛かる・・ということは普遍のデメリットかと思います・・。
1カートン(6,000円)しか消費していない身ではありますが、1本消費してしまうごとに釣行費用がなくなっていく後悔を感じてしまいます・・。
もし、僕にお金(お小遣い)がたくさんあったのなら・・。
多分普通に喫煙者やってるんじゃないでしょうか・・。
1カートンあったセブンスターのボックスがみるみる少なくなっていき・・残り2箱くらいから・・。
煙草やめたいなぁー・・。
釣行費用がなくなるなぁー・・。
でも、煙草やめられるかなぁー・・。
の3択ジレンマに陥っておりました・・。
仕事のことだけを考えるのであれば喫煙推奨の考えなのですが、釣りやその他のプライベートのことを考えると禁煙敢行の考え・・。この交わることのない議論を脳内で繰り広げていたらいつの間にか残り1箱に・・。
そのまま夜勤を終えて、釣りに行くのでした・・。
そういえば・・。
煙草買い忘れた・・。
ビールや食材は準備できたのに、ただ煙草を買い忘れた・・。
このまま禁煙できればいいなぁー(多分できないだろうけど・・)と意思の重さすらない思考で離島にたどり着いた訳ですが・・、残り4本・・。
無駄には出来ぬ・・。
そう思ってはいるのですが、到着するや否やさっそく1本に手を付けたので残り3本に・・(笑)。
ただ、この1本には一切の後悔はなく、波が砕ける音を聞きながら吸う煙草は冷たい潮風が頬に当たる相乗効果も相まって格別な一服だったと思います。
最高の景色✕煙草
=最高
続いて、2本目は次の磯へのエントリーで消費したので残り2本・・。
脳内をリセット!
そして、3本目は沈みゆく夕日を見ながら・・疲労困憊ということもありゆっくりと楽しみました・・。
最後の1本は、夜の満月を見上げながらの一服・・。
「これで最後かぁー」とは思っていますが、心の声(もう一つの声)としては「どうせ島からの帰る途中でコンビニよって煙草買うんだろうなー」と思っていました。
とりあえず、ラスト1本にふさわしい世界だったことは間違いありません。
そこから地獄が始まります・・。
ラスト1本が終わり、お腹が減ったのでカップラーメンを食べる・・。そしたら案の定、煙草を吸いたくなってきた・・。
これは禁断症状の一つで「習慣的依存」と言われるもの・・。
例えば、朝起きたときやご飯を食べた時、さらに会議前やお酒を飲んだ時といったあらゆる喫煙習慣に伴って煙草が吸いたくなる症状がこれに該当します。
この習慣的依存に対抗するには、習慣(行動)を変えることが大事で、ご飯を食べた後は煙草という習慣をご飯を食べた後は歯磨きという習慣に変えることで少しずつ習慣を忘れさせることで禁断症状を抑えていくのですが、何を血迷ったのか僕はビールを手にしてしまいました・・。
ちなみに、僕はお酒を飲むと煙草を吸いたくなる(つまり習慣化)ので、これはこれで煙草が吸いたくなってヤバかったです・・。
そして、2本目・・。
酔いとは恐ろしいもので、他の釣り人から煙草を貰おうという考えが思いつき、煙草を貰うために釣り人のいる漁港に闊歩し彷徨う始末・・それなりに煙草を吸う釣り人を見つけるために歩いて行きましたが、誰も釣りしている人がいなかったので貰い煙草を入手できず悶々とした精神で帰ってきた僕は、禁煙にチャレンジして4時間くらいしか経過していないにも関わらず、心の中では絶対にコンビニで煙草を買う・・という胸中宣言をしておりました・・。
その後は酔いが回って就寝・・。
朝・・(実際には3時ころ・・)に起きた瞬間から煙草が吸い衝動に駆られ、煙草がなくなっていることを思い出して絶望感を味わう・・。
それでも、禁断症状よりも朝マズメの魚を優先するところを鑑みるに、僕はやっぱり煙草よりも釣りであって、煙草にお金を使うくらいならルアーの一つや二つ買いたいし、釣行費用に回したいという意志を感じました。その結果、煙草は吸いたいですが、吸うくらいならそれなりに禁断症状覚悟で耐えて釣りのためにお金を使う・・という考えに至りまして、早朝・・日の出を見ながら再度、禁煙宣言を心に誓った次第です・・。
・・と、言うことで、現在禁煙を開始して10日以上が経過しているswitchです・・。
いやぁー・・、
禁煙できて良かった(汗)。
まだ10日・・。
まだまだ油断は出来ませんが、二度目の禁煙チャレンジだからなのか、それとも1カートンしか吸っていなかったからなのでしょうか・・、初めての禁煙チャレンジよりも難易度が低いイメージです。
とりあえず、現時点での考察ではありますが・・。
① 煙草と物理的距離を置くこと!
② 0時間〜72時間を乗り切れば光が見える
③ 眠れば禁断症状がリセットされる
こんな感じでしょうか・・。
肝心なのは、①の煙草が手に入らないようにすることだと思いまして、僕はたまたま煙草を買い忘れて離島に行ってしまった(そのおかげで禁煙を決断)ことが決め手でして、もし離島に行かずに普通に生活していたら喫煙を続けていたんじゃないのかなと思います。
続いて重要なのが、忍耐力・・。72時間ほど禁断症状を経験すると、それ以上の煙草を吸いたい欲求はなくなると思います・・。もちろん、72時間以降も煙草を吸いたい欲求は消える訳ではありませんし、煙草を吸っていた過去がある以上・・煙草吸いたいなー・・と思ってしまうことは絶対に発生しますが、72時間さえ凌げればなんとかなると思います!
そして最後に、眠ること・・。
じっと引きこもる(敢えて何もしない・・)ということでも良いと思います。
何か行動してしまうので、あらゆる習慣に遭遇する訳です・・。なので、煙草を吸っていた習慣にさえ遭遇しなければ習慣的依存にエンカウントしなくて済むので、特に0時間〜72時間の間は怠惰な生活を送ることが禁煙に繋がりやすいのではないかと思われます!
とりあえず、煙草との距離の置き方でどうにか禁煙チャレンジに成功に導ける・・。
それが分かった釣行でした(笑)
煙草をやめたいと思っている喫煙者のみなさま・・。
離島・・いかがでしょうか?