みなさん、こんにちわ・・。
7月に入って、一度もシーバスの顔を拝めていないブログ主です・・。
すでに7月の中旬・・。
職場環境の変化(夜勤たくさん・・)に釣り(釣果)が適応できず、釣行回数や釣行時間が少ないとはいえ・・、釣れない日々を重ねていくのは、さすがに焦って焦って焦りまくっておりまして・・。
「釣りに行きてぇ・・」という狂気の熱が加速度的に帯びていく・・、そんな今日この頃・・。
皆さん・・、釣れてますか・・?
狂気とは恐ろしいものですね(笑)。
ここ最近の博多湾の状況を数人の方々と情報共有したところ、どうやら僕と同じく釣れなくなった人が多く、それでも釣れている人はマイノリティ的にはいる(マジで羨ましい!)ものの・・、7月上旬に降り注いだ災害級の雨が何かしらの要因が絡んでシーバスが釣れなくなってしまったのではないか・・と、考察しております・・。
改めて、今・・シーバスフィッシングの世界を牽引してきている数多の先人たちの教えのとおり、過度な増水は釣れない・・ということを身をもって体感しまして・・。
それでも、どのくらいの増水であれば釣れないのか・・そして、増水後・・どのくらい時間が経過したら再び釣れるようになるのか・・そういうタイミング的な要素が分からないので、結局は実際にエントリーして自分の曇りなき眼で見定めてみないと分からないところではありますので、結局は釣行あるのみ・・というスタイルではありますが・・。
今回は、そんな釣れない過度な増水パターンは、いつになったら水質が回復するのか・・、そして、いつになったらシーバスが普段のように釣れるようになるのか・・というタイミングを見極めに今回も釣り場にエントリーしましたので、いろいろと書いてみようと思う次第です・・。
CONTENTS
さて・・。
前回の釣行記録にて、デイゲームにて釣れない理由を・・、だから釣れないんだ・・という釣れない説を理路整然と散々言い訳をまくしたてるように言語を展開してきたブログ主ですが・・。
いろいろと熟考に熟考を重ねた末・・、やっぱりデイゲームの時間帯でシーバスを釣らなければ今後の成長はない(若しくは成長点が遠く遅い)気がして、ナイトゲームと同じようにデイゲームも楽しめるようにならなければ・・と反省しまして、普段はヒラスズキ用のルアー以外に新品のルアーなんて購入しませんが、デイゲームで使えるシーバス用ルアー2つほど新調してきました・・。
まず1つ目のルアーは、「マニックフィッシュ88(デュオ✕コアマン)」・・。
デイゲームで使えるシンペン(ナイトゲームでも使えます)を購入・・。
歴戦感溢れるボディと成り果ててしまったマニックフィッシュを未だに持っているような記憶があって・・、今もあるだろうと思って探しに探しましたが見つからず・・、そういえば昨年の夏に長女が第1投目で根掛かりの末・・ロストさせてしまっていたことを思い出しまして・・、ついに購入することにしました!
ちなみに・・、このパッケージのマニックフィッシュはコアマンさんとのコラボ商品で、コアマン仕様のカラーとなっており、フックに関しては、本来のマニックフィッシュではデュオさん純正フックが搭載されている(・・はず)のですが、コアマンコラボ版マニックフィッシュでは、がまかつのフック(#8)が搭載されています。
- メーカー :デュオ
- 全長 :88mm
- 重量 :11g
- タイプ :シンペン
- レンジ :0〜10cm
- アクション:タイトローリング
- フック :#8✕2
- リング :#3
バチ抜けルアーの代名詞として絶大な信頼と人気を誇るマニック・・。
独特なシルエットから生まれるタイトなローリングアクションは「マニックムーブ」と呼ばれ、スレたシーバスの口を使わせる秘密兵器的ルアーとして有名なルアーの1つでして・・、そんなバチ抜けシーズンに非ずとも、オールシーズン使えるマニックの派生系として誕生したのが、マニックフィッシュです・・。
違いとしては、マニックよりもウエイトが重い設定になっているので、アクションを抑え飛距離を底上げしたマニックのヘビーシンペン仕様か・・と、思いきやシルエットが若干ファットになっているので、ウエイトが底上げされているにも関わらず、通常(無印)のマニックと同様のアクションは健在でマニックと同じくらい浮き上がりやすくなっています・・。
では・・、通常(無印)マニックとマニックフィッシュはどう違うのか・・という疑問が生まれると思うのですが・・、あくまでも僕の頭の中のイメージではありますが、マニックがデッドスローでトップ(引波系)で釣るルアーなら、マニックフィッシュはスローorノーマルリトリーブでトップ若しくはサブサーフェスのレンジで釣るルアーになるのかと・・。
マニックフィッシュの公式HPにも、「うわずったベイトフィッシュに着いたシーバスを狙い撃ち・・」と紹介されているように、マニックよりもテンポの早い狙い方が出来るルアーかと思っています・・。
続いて、2つ目の新調ルアーは、「ソバット80(アイマ)」・・。
往年の名機と言われるルアーの1つで、デイでもナイトでも使えるルアーです・・。
このソバット80・・。
あくまでも僕調べではあるのですが、ブルーブルー代表の村岡さんがYouTubeにて「自分が作ったルアー以外でこれは良いと思ったルアー」という質問に対しソバット80の紹介をしてから・・、やたらお店に並ぶようになったルアーです(笑)。
僕自身、ミーハー気質ではありますが、ソバット80に関しては前々からその素晴らしさを知っておりまして、僕のシーバス黎明期を終わらてくれたルアーの1つでした・・。
数年前にロストして手元にない状態で、再びシーバスの世界に戻ってきた身なので、中古で売ってたら即買おう・・と思っていたルアーの1つでしたが、なかなか中古で売っておらず・・店頭にめちゃめちゃカラーラインナップも揃っていたのでついつい購買意欲が高まり新品購入しちゃいました(笑)。
おかげさまで・・。
村岡さん、ありがとうございます・・。
- メーカー :アイマ
- 全長 :80mm
- 重量 :13g
- タイプ :シンキングミノー
- レンジ :20〜50cm
- アクション:可変アクション
- フック :#6✕2
- リング :#3
「可変アクション」と公式には謳っておりますが、ボディサイズにしてはシンペンのようにウエイトが盛ってあるので、ミノーとして考えると全然泳いでくれないタイプのミノーで、シーバス黎明期の初めて使った当時は「え??めっちゃ飛ぶけど全然泳がない・・」という印象で、購入したソバットが欠陥品・・かと疑ってしまったミノーです・・(汗)。
その後・・、ソバットの「可変」をミノー✕ミノーと勝手に考えていた(当時YouTubeなんてなかったので・・)僕が悪いのですが、正しくはシンペン✕ミノーの可変と理解したところ、釣果に結びつけることに成功し、今では「エンパシー」というソバットの上位互換的なルアーもアイマさんから登場しておりますが、ソバットを推してしまうブログ主です。
使い方としては、シンペンのようにスラロームするリトリーブとミノーのようにウォブンロールするリトリーブの間の引き抵抗を身体に記憶し、そのリトリーブを心掛けてタダ巻きしていると、可変のタイミングで喰ってくるパターンが多い傾向があると思いますが、この小さなサイズ感で飛距離(しかも固定重心)があるので沖目のマッチザベイト的観点からシーバスが口を使ってくれる時もあるし、兎にも角にも巻いてたら純粋に魚が喰ってくるルアーです。
村岡さんが良いと言うルアーを、
僕自身が使ってて勝手に嬉しい・・。
とりあえず、この2つのルアーを1軍入りさせて今回の釣行に挑んでみました!
先日の釣行にて、飛距離を底上げするべく10.6Fのロッドを使ってトップゲームを無理して投げ倒してしまったが故に、右手首を痛めてしまったブログ主・・。
従って、今回は8.6Fのエギングロッドに持ち替えての釣行となりまして、前回同様の博多湾内のサーフにてエントリー・・。
9fクラスのシーバスロッドが欲しい・・。
そんな、磯靴も新しいの買わないといけないのにも関わらず、物欲多めなこの日の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:中潮(13:39干潮↗)
天気:曇(雨が落ち着いて4日目)
気温:31℃
水温:26.0度
風 :南南西4m
波高:0.8m
そして濁りの方は、大雨が落ち着いて4日・・ほど経過していますが、まだまだ激濁り継続・・と、言った感じでしょうか・・。
前回に引き続き40〜50センチクラスのボラがたくさん波打ち際に群れてます・・。
産卵には早すぎるので、波打ち際に漂う何かを喰っているのでしょうか・・。
ただし・・、前回の釣行とは違う傾向を発見・・。
前回とさほど視覚的な海況の変化は見られないものの、塩分濃度(直接なめてみたw)はしょっぱい・・。
塩分濃度が戻ってる!!
これはもしや・・もしかすると(ココ!フラグです!)。
今回の先発はナレージ50・・。
初登板ですが、波動系でアピールしたいものの、手持ちの波動系ルアーがボトムを引いてしまうので、中層〜ボトムをリフト&フォールで魅せたいと考えていたことから先発に決定・・。
強風(決して爆風ではない)の向かい風が邪魔して飛距離こそ出ませんが、狙いたいゾーンをリフト&フォールで誘えてて良い感じ・・。
手前にシーバスが入っていることを仮定してランガンしますが不発・・。
そろそろ、ルアーチェンジしておくか・・。
ナレージ50をキャストしながら、手前は結構投げたので飛距離を底上げしつつハイアピールなルアーを手持ちの中から最適なルアーを熟考していたところに天才中学生登場・・。
「エントリーします!」とは事前に彼宛に連絡はしていましたが・・、まさかロッドも持たずに来てくれるとは・・。
天才中学生と情報交換しつつ、「今日はこっちの方が良いと思いますよ!」との神託に基づいて風下エリアへ移動・・。
風下エリアということで波っ気はほとんどなく、さざ波程度・・、そして、潮通しが良さそうなエリアには先行者さんが1名入っていたので、邪魔にならない距離感にてエントリー・・。
手前には5センチほどに成長したハク(そろそろイナッコと呼ぶべきか・・)や、相変わらずボラもいますが手前の可能性を捨ててでも、さきほどまで我慢(波っ気あったので使えなかった)していたトップ系・・アルゴ105(アピア)をチョイス・・(笑)。
やっぱり手首が痛ぇ・・。
ぐほぉ・・(吐血)。
さざ波という条件でのドッグウォークではありますが、辛うじてスプラッシュもドッグウォークの波紋も出ててトップゲームはとしては成立しているものの・・、昨日の後遺症のせいで5分ほど投げたら手首がマジで本気で痛くなってきたのでルアーチェンジ・・。
続いてはK−太58サスペンド(アイマ)・・。
手前のブレイク付近から駆け上がりをなぞるようにトゥイッチトゥイッチトゥイッチ・・とダートさせた後にストップ・・と、喰わせの間を演出しながら広範囲に探りましたが不発・・手首が痛いのでルアーチェンジ・・。
次に射程距離を伸ばして探ってみようとPB20(コアマン)をチョイスして、扇状に探りましたが不発・・。
先行者さんがエイっぽい相手と格闘してて、コチラの方まで魚が走って来そうだったので、丘の上で待機していたところ、先行者さんよりも先の方向に潮目が出来ているのを発見し、100mほど移動・・。
手前20mほどに潮目が浜と平行に形成されていたので、ミノーという選択肢はどうか・・と思い至りサスケ95SS(アイマ)をチョイスして、5投ほど巻きの釣りで潮目に当てましたが不発、続いて、右から左に流れる風を利用してウインドドリフトを開始・・。
ロッドを立ててラインを意図的に風に当てて、流し込んでいく・・。
潮目的にも右から左・・という風と同じ向き・・ということもあり、サスケが泳いでいるのか、泳がずにゆっくり沈んでいるのか皆目つかず、風が微妙過ぎてSS(スローシンキング)ではなくてSF(スローフローティング)の方が良かったかも・・と思いつつも、泳いでくれているはず・・と信じて不必要なラインをゆっくり回収していると、ガツガツガツという視覚的にラインが張り詰めてくれたのでアタリと知覚・・。
来た!!!!!
海面に飛び出てエラ洗いしない個体で、最初はシーバスじゃないチヌやマゴチか?・・と思いきや、寄せていくと50センチほどのシーバス!!!
波打ち際で暴れた為、フックアウトしてしまい返った波と共に去ってしまった為・・キャッチには至りませんでしたが・・、釣れた・・てことで良いよね・・(笑)。
しばらくしていると、先行者さんにもヒット!
良型を釣っていらっしゃる・・。
サスケ95SSのドリフトに反応がないので、IP18(コアマン)にチェンジして、フルキャストで広範囲に狙っていると、連続トゥイッチの最中にゴン!と重いアタリ・・海藻じゃないよな?とリトリーブをやめたところ間違いなく魚の引き・・。再びアワセを入れて手首の痛みに耐えながらも無事にキャッチ・・。
掛かり所が微妙でキャッチした後に肝を冷やしましたが、今回は無事に完全キャッチと至りました(笑)!!
いやぁー楽しい!!
今までの狂気が水分が蒸発するように霧散されていく・・。
その後、陽が沈むまで投げ倒しましたがノーフィッシュ・・。
本命のホームにて移動を開始するのでした・・。
エントリーの最中の藪をかき分けていたところ、先行者さんが・・。
すいません!
ヘッドライトで海面照らしてしまいました・・。
謝罪したところ、「ご無沙汰です」とまさかの返答が来たので、よく見ると以前このエリアでお会いした方でした(笑)。
お互いに久々の再開で、ここ最近の情報交換を行ったところ、僕と同じく増水パターンで全く釣れずに苦戦していた・・とのことでして、ようやく先程1キャッチ(連れの方は4キャッチ)されたようでした・・。
僕の方も、ようやく1キャッチできた情報を交換しつつ、邪魔しないように奥に入ってスタートフィッシング・・。
先程の先行者さんの話では1時間ほど前から合計5尾ほどキャッチされており、僕と遭遇する15分ほど前から落ち着いたとのことだったので、おそらく満潮前後の時合いが絡んでいたのでしょう・・。
夕マヅメポイントに長居し過ぎた・・。
そんな、今回の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:中潮(20:10満潮↘)
天気:曇(雨が落ち着いて4日目)
気温:29℃
水温:26.0度
風 :南3m/S
波高:0.7m
21時過ぎにエントリーしたので、タイミング的に潮止まりからの下げはじめ・・。
先発ルアーはアルゴ105(アピア)のトップゲーム(笑)・・。
手首を固定し、肘を動かしてロッドアクションさせてもドッグウォークさせることが可能・・という、手首の痛み軽減に効果的な身体の動かし方をマスターしましたが、一切の反応はなし・・。
続いて、駆け上がりに潜んでいる可能性も鑑みて、このエリアでお馴染みのミニカリシャッド+PH3を試したましたがセイゴのチェイス止まりで不発・・。
その後は、サスケ95SS・・、バンク82S・・、ガボッツ65・・等、試しましたが一切の反応を得られず、1時間ほどでストップフィッシング・・。
明日も仕事(こういう日に限って日勤・・)ということもあり、22時を過ぎたあたりでストップフィッシング・・。
この日の釣りを終了することにしました・・。
ブレイク直上のドリフトにて、シーバスに口を使わせたサスケ95SSか・・、それとも、沖の遠投にてマッチョなシーバスを釣り上げることに成功したIPか・・。
両者共にタダ巻きで喰わせた訳ではないので、どちらも推したいところではありますが、サスケ95SSにあっては波打ち際のキャッチ寸前でフックアウトしてしまい写真がなく映えていないので・・。
今回の推し!はIP18(コアマン)を推したいと思います!!!
正式名称は「アイアンプレート」・・。
略して「アイピー(IP)」という知名度が全国的に広がっている、この鉄板バイブは「デイゲームはコアマンだ!」で、お馴染みのコアマンさんの王道ルアーです!
- メーカー :コアマン
- 全長 :75mm
- 重量 :18g
- タイプ :鉄板バイブレーション
- レンジ :任意(主に中層)
- アクション:ウォブリング
- フック :SC#2
- リング :#3
ちなみに、「SC」と末尾に名称が付いているんですけど、これは「シルバークロー」の略でしてコアマンさんオリジナルのシングルフックの表記の略を指しております!
確か・・。
発売当初はトレブルが純正搭載されてたんですけど、ここからはおぼろげではあるのですが・・途中からシングルフックチューンが流行して、別売りでシングルフックが売り出されて・・結果的にトレブルの純正搭載からシングルフック(SC)標準搭載へと変遷した記憶があります・・。(※間違っていたらごめんなさい・・)
トレブル時代もシングル時代も知っている身としては、過去のトレブル搭載時と比較して、SCの方が元から飛行姿勢は良いルアーですが、さらに安定するようになったと感じますし、それに追随して飛距離もさらに伸びるようになった(もともと飛距離が出るルアー)と思います!
バラシに関しては、数を釣っている訳ではないので比較は出来ませんが、根掛かりはかなり解消されて「ボラ・リバウンド」メソッドと言われる、ボラの群れにIPをぶつけてルアーの軌道をズラシ、且つ、ボラの群れに変化を与えることでボラの群れの下に潜んでいるシーバスのスイッチを入れるメソッドにおいては、スレ掛かりしにくいSCの方が断然向いています。
相変わらず、デイゲームに強いIPの威力をまざまざと見せつけられた釣行となりました。
以上、今回の推し!でした。
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか・・。
ようやく・・。
ようやく7月のファーストシーバスに出会うことができまして、感無量でございます・・(泣)。
まもなく梅雨も終わり、真夏本番・・。
僕の手首・・が心配ではありますが、トップゲームの開幕まであと僅か・・。
エキサイティングなシーバスゲームを楽しもうと思います!!!
読了、ありがとうございました!