みなさん、こんにちわ・・。
先日、23ディアルーナS86Mを購入し、早く鱗付けを施したくてたまらないブログ主です・・(汗)。
初のカーボンモノコックグリップ・・楽しみでしかない・・。
つい最近まで、ブログ主のシーバス釣りにおける価値観の前提としては《飛距離至上主義》でして・・。
圧倒的な飛距離を武器にアウトレンジに潜んでいるスレていないシーバスに口を使わせることを重んじていたため、「10.6f」という長めの、現行モデルの前の前のモデルである14ディアルーナXRのS106Mというロッドをメインロッドとしてシーバスゲームを楽しんでいたのですが・・。
ここ最近・・ライトゲームを憶えた後にシーバスの世界に戻って来たところ・・、どうやら僕はフィネス寄りの釣り方の方が合っている気がしていまして・・、シーバスロッドではなくエギングロッドのエメラルダスAIR86Mでシーバスを狙っていることが多くなってしまいました・・。
いかん!
これではいかんぞブログ主よ!
いつまで経ってもエギングロッドでシーバスを狙い続けては、自称シーバス中級者・・なんて言えないと思いますし・・、なんだかんだいって何かと示しがつかない・・と思うようになりまして、今回の23ディアルーナ購入・・へと至った経緯ではありますが・・。
いろいろと書いてみましたが、とどのつまり・・《飛距離》よりも《小技》や《感度》・・と言った、より正解に導くために、より多くの情報を・・、より多くのトライ&エラーを集められるロッドを求めるようになり、それまで重んじていた《飛距離至上主義》という価値観から《情報量至上主義》にクラスチェンジを果たした今日この頃・・。
みなさん・・釣れてますか?
もちろん・・、サーフや河口・・といった飛距離が必要な場面では14ディアルーナXRのS106Mを使っていく予定ではありますが、兎にも角にも早く23ディアルーナの鱗付けをしたい・・。
今回は、前回のナイトシーバス釣行で一緒にエントリーしたM大兄貴とMニキとブログ主の3人で、ナイトヒラスズキを狙いに《我らの秘境》・・へとエントリーを試みましたので、いろいろと書いてみようと思います!
CONTENTS
この釣行のより以前のこと・・。
この3人で博多湾奥ナイトシーバスゲームに繰り出していまして・・、4cm前後のハクの群れ・・そして、小規模のエンピツサヨリの群れに大苦戦・・満潮潮止まり前後のタイミングを各々のアプローチでシーバスを狙ってみましたが、結果的にはミニセイゴを除きボウズとなってしまい・・ブログネタとしてはボツになってしまい、鱗付けの貴会もお預けとなってしまいました・・。
リベンジあるのみ!
そんなリベンジ精神に溢れている状況で、僕のライトゲームの師匠である梅氏からとあるフィールドの情報共有が入る・・。
秘境・・不発・・。
ぐほぉ・・(吐血)。
梅氏が開拓し、J君や僕が日頃のフルボウズによる傷を癒やすために度々通うこととなった《秘境》・・という名の楽園・・。
その楽園には、季節によりけりではありますが、尺アジからシーバスやヒラスズキ、それにアオリイカ等が数多く生息し、ブログ主はそんな楽園で数多の癒やしを甘受していただけに、この悲報には「・・どうしたんだ秘境!!!」と衝撃を受けざる得なかった・・。
ただし、昨年から続いている全体的な秘境の不調・・ではありますが、梅氏の情報ではシーバスに関してはそうではなかったとのこと・・。
秘境の手前のエリアでは、シーバスがめちゃめちゃ回遊していたらしい・・。
switchさん!
攻略頼みますぜ!
うぉぉぉぉぉーーーー!
こんな感じで、攻略を託されましたのでエントリーする次第となりました!
そんな、この日の秘境の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:中潮(16:39干潮↗22:40満潮)
天気:雨
気温:26℃
水温:26.9度
風 :南3m
波高:0.2m
データ的に、この秘境では「雨」や「風」で海面が荒れていたり濁っていたりするほどシーバスの活性が非常に高まることは検証済み・・。それに相反して、クリアな水質では見切られまくって厳しい展開になることも検証済みなのですが、この日は雨ということですので、良い結果になるのではないかと期待しております・・。
ちなみに、釣行翌日は次女の誕生日・・。
次女に何が食べたいか、確認したところ・・エビのお寿司とヒラスズキの刺身が食べたい!とのことでしたので、どうにかヒラスズキを釣りたいところであります・・。
時は来た!!!
以下、釣行記録です!
夜勤明け・・。
久々の秘境釣行に、並々ならぬ想いを抱えて帰宅する・・。
うぉぉぉぉぉーーーー!
今回の釣行は、15時前後にMニキ達と合流し、夕マヅメ前に秘境へと到着する算段でしたので・・それまでにまだまだ時間があったので、多少の仮眠をとることが出来たのですが・・、布団の中で目を瞑っても秘境のことを少しでも考えるだけでそこから火がついて眠れることができず断念・・(笑)。
眠くないし、まぁいいか・・。
そんな感じで出発・・。
Mニキのアルファードに乗って「こうやって熱量高い時ほど釣れんですよねぇー」なんてことを話しつつ、釣り談義に花を咲かせたまま秘境へ到達するのでした・・。
意気揚々とゴロタを歩く一行・・。
いざ、スタートフィッシング・・。
残念ながら、先行者が2名ほど先に秘境の最深部へと到達しておりましたので、この釣行では本来の秘境のポテンシャルとは言い難い釣果となってしまうこととなるのですが・・。
夕マヅメ前には釣り開始・・そんな早々に先行者さんがシオをキャッチ・・。
この段階で先行者さんとも挨拶を済ませ良好な関係を構築しておりましたのでスピンテールで釣れた!との情報を貰えたので、我々3人もシオを狙うべくハイアピール系のルアーを用いてアプローチしましたが不発に終わり、夕マヅメに突入する・・。
まだまだ・・。
始まったばかり!
夕マヅメであまり釣れないイメージの秘境ですが、何もしないのは勿体ないだけなのでトップゲームでも・・と思い、シルバードッグ75で横風と格闘しながらシャロー帯にいるかもしれないシーバスorチヌを狙ってみましたが不発・・。
僕の立ち位置ではなく、M大兄貴の眼の前5m程先でシーバスのボイルがあったりと夕マヅメらしい展開はありましたが、反応が得られないまま夕マヅメが終了・・。
小休止を挟みつつ、夜の帳もしっかりと降りてナイトゲーム突入・・。
このタイミングから「雨」と「強烈な向かい風」に天候が変化・・濁りも相まって秘境において絶好の釣り日和となりますが、ベイトにあっては依然として不明の状態・・。
マッチザベイトが遠い・・。
状況的に秘境の最深部が小場所・・ということもあって、この状況でシンペンをチョイスすると爆風の影響で左右の人とライントラブルしかねないので、ワームかミノーの2択といった展開に・・。
いろいろと試行錯誤をしていたところ、Mニキにヒット!
ファーストフィッシュはMニキ!さすが!!
ヒットルアーはブローウィン125Fスリム・・。
このルアーをブレイクの間際でダートさせてストップさせたタイミングでマルスズキが喰って来たとのことで、技ありの1尾でした!
また、初のブローウィン125Fスリムでの釣果にして、ニューロッドであるテスタマッタの入魂に成功!!本当におめでとうございます!!!
しばらくすると、風もゆっくりとではありますが落ち着き始め、潮は右から左に向かっての激流となり、濁っていた水質が徐々にクリアになっていく・・。
どうか・・。
水質よ濁ったままで・・。
このあたりから、豆アジっぽいライズがパシャパシャと始まり、先行者さん達のメインターゲットであるアジングにて豆アジではありますが釣れ始める・・。
ベイトは豆アジかな?
常夜灯の恩恵で夜でも視界良好なのか、カモメ達も活発的に海面の《何か》を捕食しているし、良い感じになってきた気がする・・。
風がある時に限って夜活をするカモメの群れ・・。
そんなチャンスタイム・・と思われたタイミングではありますが、同時に水質がクリアに戻ってしまったため苦戦を強いることになる・・。
シーバスのボイルもあり、活性は間違いなく「今」このタイミングが最も高いのにヒットまでには繋がらない・・。
辛うじて、ワームにてヒットにまで繋げますがキャッチには至らず1バラシ・・。
しばらくして、高活性状態は落ち着き沈静化してしまいました・・。
また小休止を挟み、先行者さんに豆アジが釣れなくなり始めたタイミングで、トウゴロウイワシのようなベイトがパシャパシャするようになった・・。
時折、そんなトウゴロウイワシが逃げ惑うようなジャンプも見えるので、まだまだフィッシュイーターは潜んでいる模様・・。
マイクロベイト系のルアーをいろいろと試してみたものの、一切の反応がないためナイトゲームでの使用頻度は未知数ではありますがアピール重視でブレード系のサルベージブレード21g(シャロー用)をチョイスした1投目・・。
ロッドを立てて、なるべく表層を意識してゆっくりとリトリーブしていたところ、「ゴン!」と重い衝撃と同時にヒット!!
ここ最近・・このルアーの使い方が理解できている気がする・・。
海面で暴れたので、ティップを海に突っ込んで魚を沈めつつ、なるべくパワーファイトでゴリ寄せしていた最中に海からピョーンとサルベージブレードだけが飛び出てきて2バラシ目を記録・・。
その後、何の変化もなくストップフィッシング・・。
攻略を託されましたが無念の敗北・・。
終了となりました・・。
自分には釣れていないので・・今回の推し!は今回も割愛させて頂きます・・。
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか・・?
結果としては、2バラシ・・と魚の反応を得ることには成功したものの・・0キャッチという残念な釣果となってしまい、23ディアルーナ入魂の儀は、またしてもお預け・・となってしまいました・・。
それでも、「前半の濁り+爆風」というエントリーした時の条件から潮止まりを過ぎてから「澄潮+ベタ凪」に変化したり・・、入り込んでいたベイトが「豆アジ」から「トウゴロウイワシ」へと目まぐるしく条件が変化しながら、そのような変化に合わせて対応していくアプローチがとても面白く、最高に楽しかったです。
ちなみに・・。
夜勤明けで眠らないまま秘境へと遠征し、帰りの道中・・Mニキが運転する車内でようやく眠りにつき、爆睡であっというまに帰ってきたブログ主ですが、家に帰ってきてからも爆睡・・目が覚めると我が家のネコがこのような姿になっておりました・・。
長女曰く、誕生日の日は被り物をするらしい・・。
10歳を迎えた我が家のネコ・・。
今まで散々このような《被り物》には嫌がり散らかしていたのですが、これが10歳の貫禄・・というものでしょうか・・。
嫌がりもせず、なんだか馴染んでいるような顔付きで笑ってしまいました。
ヒラスズキを次女に食べさせることはできませんでしたが、またどこかでヒラスズキを狙いにエントリーしたいと思います。
読了、ありがとうございました。