ヒラスズキ3年目スタート・・。秋の近所の地磯、満潮前後のヒラスズキ調査釣行!

みなさん、こんにちわ・・。

タイトルのとおり、ヒラスズキの沼に足を踏み入れて3年目のシーズンに突入したブログ主です。

ブログ主
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足が全然抜けねぇ・・。

そんな3年目のシーズン・・。

目下の課題としては、《フック調整》でして・・。

今まで、各々のルアーの標準フックサイズのまま錆びたり曲がったりしたら、その番手のフックに付け替えていたのですが、特に大型のヒラスズキに関してではありますが、かなりの確率でフックが変形することによってバレていることに・・今さら気がついたのであります・・。

僕自身・・特にランカーや記録にこだわっている訳ではなく、それでいて数釣りにこだわっている訳でもなく、どちらかというと、1尾にたどり着くまでの過程や理屈にこだわっているところが強く、フックが変形してフックアウトになったとしても口を使ってくれただけでもありがたい・・という気持ちが勝っていて、特に悔しい・・という一般的な気持ちを除き、なんとも思っていなかった訳ですが・・。

ここ最近・・、といいますか・・1年目よりも2年目の方が必然とレベルアップしているので、2年目のシーズンの方が当然ヒラスズキを掛けているのですが・・、それに比例してフックが曲がる確率も多くなってきて、フックを交換する費用が想定していた予算を軽く越えてきました・・。

ブログ主
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変形したフックは元に戻せるけど、

折れやすくなるので交換するが吉!

基本的に、僕のスタイルとしてはルアーローテーションを多用して魚にアプローチを展開していくスタイルなので、使ったルアーの数が多いほど「錆」によるフック交換も多くなるので、交換費用が嵩むというのに・・+αでフックの変形も加えるとなると・・小遣い制のサラリーマンにとっては大打撃・・。

従って、動機が無粋ではありますが、フック費用捻出削減に並行して今までフック変形によってフックアウトしていた中型〜大型ヒラスズキをキャッチするべく、3年目の課題として重い腰をあげた・・という訳です。

そんな動機ではありますが、今まで課題として意識していなかった理由としては、やっぱり今まで積み重ねてきた各々のルアーのデフォルトのイメージをフックが重くなることでイメージを上書きすることが億劫だった・・という再現性を重視するスタイルを崩したくなかった・・というのが重い腰の理由でもあるのですが、大型になると平気で5番や6番のMHのフックを曲げてくるので、さすがにそろそろ対策しないとレベルアップできないのも間違いのない事実・・。

3年目のシーズンは大型ヒラスズキをなるべくキャッチできるように意識してみようと思い、5〜6番以下のフックは全て「MH」から「H」にして今までフック変形によるフックアウトの取りこぼしを防いで、なるべく大型ヒラスズキに対抗しようと考えている今日この頃・・。

みなさん・・釣れてますか?

ということで、当ブログでお馴染みのヒラスズキゲームでパイロットルアーとして使っているサスケ120裂波(サラシ中毒カラー)も「MH」から「H」に換装することにしました。

上の裂波に「H」を、下の裂波はデフォルトの「MH」を・・。

今回は、近所の地磯の満潮の潮位におけるフィールドワークが主な釣行目的ではありますが、並行してフックを「MH」から「H」に変更したことによる違いなんかも確認してみようと思います。

冒頭

台風でも何でもないのに、低気圧の関係なのか秋雨前線の関係なのか分かりませんが、どうやら時化るらしい・・。

ブログ主
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危ねぇ・・。

見落とすところだった・・。

そんな夜勤明け・・。

職場から家に帰ってシャワー浴びて軽く眠った後に近所の地磯へエントリーすることにしました。

この日の海況ステータスはコチラ・・。

潮汐:小潮(14:59満潮↘19:29干潮)

天気:雨

気温:27℃

水温:26.8度

風 :北東4m

波高:1.1m

天気予報としては、釣行時間はずっと雨が降るような感じでしたが、一瞬だけ晴れたり、急に爆風になった後に雷雨・・と、それなりに不安定な状況でした。

ちなみに、この日の午前中に∪氏がこの近所の地磯フィールドにエントリーしていたようで・・。

∪氏
∪氏

朝は底荒れしててダメでした・・。

どうやら、「濁り」が入っている模様・・。

威勢よく「仇討ちしてきます!」と意気揚々と∪氏に言ったものの・・底荒れという「濁り」や「雨」という要因がヒラスズキにとって悪影響を及ぼすことは重々承知しているところではありますが・・。

こればかりは、行ってみないとわからないところですので、さっそくエントリーしたところ・・。

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ムムム・・。

やっぱり濁ってる・・。

サラシは上々・・ただし暗雲立ち込めるフィールド・・。

果たして・・ヒラスズキは口を使ってくれるのでしょうか・・。

釣行記録

フィールドに到着し、装備を整えながら海況を眺めていると、同じアピアのゲームベストを着用した先行者さんが釣りを終えて帰ってきた・・。

∪氏が午前中に僕と間違えそうになった人・・というのはこの人だろうか・・。

まるで、僕の上位互換(ただし、車は同じ)のようなグレードのノースフェイスのゴアテックスウェア(下位互換の僕はワークマン)に身を包んだ先行者さんに挨拶したところ、朝マズメからエントリーしていたがダメだったとのこと・・。

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ムムム・・。

景色も心も暗雲立ち込める状況ではありますが・・いざ、スタートフィッシング・・。

先発は、サスケ120裂波のフック「H」バージョンから・・。

スイムチェックをしたかったので、手前にキャストして様子見・・。

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デフォルト設定と比べて何がどれだけ違うだろうか・・。

まずは、一度レンジを入れてみてリトリーブせずにステイさせてみたところ、デフォルトの「MH」に比べると揺らぎに重みがあってレスポンスはやや劣る印象・・。

しかし、リトリーブにあっては特に変化はなくレスポンスは上々・・。

デフォルト設定ではややスローフローティング寄りの裂波ですがフックを「H」にすることで、サスペンド気味のスローフローティングになることを確認・・。

総合的に鑑みて特に問題ないと思えたので、ここから集中してスタート・・。

以前、VJにてヒラスズキやマルスズキをキャッチしたポイントに移動・・。

ここは、奥の磯に当たって伸びたサラシが広がり、そのサラシが広がるゾーンにはそれなりの水深とがあってヒラスズキが待ち伏せするに都合が良いようなエリアだと思えるエリアで、問題としては魚を掛けた後はパワーファイトで魚を浮かせて寄せてこないと手前のテーブル状の磯にラインが接触しラインブレイクする可能性があるようなポイント・・。

ざっと書くとこんな感じ・・。

そんな場所で、今回はVJではなくサスケ120裂波(H)でアプローチ・・。

とりあえず、ドラグを若干締めての第1投・・。

裂波を《置く》だけの釣りを展開したところ、サラシに包まれてルアーの正確な位置は掴めませんでしたが、左から右に潮が流れていることを確認し、風がそこまでないので《置く》だけの釣りでは裂波が浮いてレンジが入らないことが判明したので、立ち位置をややアップに展開できるように移動して、スローリトリーブでレンジを入れてサラシの中に漂わせていたところ手前のテーブル状の磯ギワの回収直前でヒット!

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こういう時に限って・・、

ヒラセイゴじゃないのかよ!

おそらくフッコクラスのヒラスズキかと思われますが、反転の直後にラインが擦れていることをロッドを通して伝わり、とりあえず浮かせようと思ってロッドを立てたところ生命感が途絶えラインブレイク・・(泣)。

何もできないまま、本日の釣行で研鑽を積もうと考えていた裂波が殉職・・。

その後は、このポイントで何の反応もなくなってしまったので、ランガンを繰り返し繰り返し・・満潮の潮止まりとなって、前半戦終了・・。

一度、小休止を挟んで満潮から下げが効き始めた頃合いになって天気が晴れてきた・・。

釣り人がやってきたこともあって、本来・・もう少し潮位が下がってから入れるポイントではあるのですが、股下まで海水に浸かって今日入りたかったポイントへエントリー・・。

ここでは、サラシがかなり薄く伸びているように思えたので、裂波のレンジよりも浅く引けるブローウィン125Fスリムをチョイス・・。

1投目はサラシが伸びる磯に届くか届かないか・・というようなピンに投げて、後はダウンクロスで流れに弱々しく抵抗しているベイトを演出して、待ち構えているであろうヒラスズキを狙ってスローリトリーブでトレースしてみましたが不発・・。

2投目は、手前のシモリにヒラスズキが付いているのではないか・・と思い、1投目に同じくダウンで引きながらシモリの直近を横切るようにトレースしましたが不発・・。

3投目は、立ち位置直近の磯際にそれなりの水深があって、そこにもサラシが伸びていたので、1投目のように沖に投げて大きく円を描くようにダウンに流して、たまたま波がやってきたので、その波に抗うようにルアーの頭を向けさせようとロッドを反転させたその直後にヒット!

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いないと思ってたけど・・。

手前も狙って良かった・・。

この日、2度目の反応はヒラセイゴでして、潮位が高く波をかぶる立ち位置だったのでスマホで撮影することはできず・・アクションカメラの動画からの抽出にはなりますが、ようやく1尾をキャッチすることに成功しました!

ブローウィン125Fスリム・・間違いねぇ・・。

その後は、ゴロゴロと空から嫌な音がしてきたので戦略的撤退・・。

ベイトチェックをしたかったので、リリースせずにキープしていたヒラスズキを捌いて車に戻ってきたところ雷を伴う雨に・・。

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早めに撤退していて良かったー・・。

これにてストップフィッシング・・。

釣行終了となりました!

今回の推し!

今回の釣行では、1ラインブレイクとなってしまったサスケ120裂波のフック「H」仕様か、1キャッチに成功したブローウィン125Fスリムの2つのルアーが当てはまると思うのですが、ここ最近・・裂波ばかり推している気がするので、今回の推し!はブローウィン125Fスリムを推そうと思います!

ヒラスズキの噛み跡・・見えますか?

今まで、1尾もこのカラーでキャッチできていませんでしたが、やや歴戦感漂うカラーになってきた気がします・・。

ブローウィン125Fスリムのスペック
  • メーカー :ブルーブルー
  • 全長   :125mm
  • 重量   :14g
  • タイプ  :フローティングミノー
  • レンジ  :20〜40cm
  • アクション:ウォブンロール
  • フック  :#6×3
  • リング  :#3

レンジ・アクションに関しては、公式HPで公表されていないので自分の感覚ではあるのですが、20〜40cmほどのレンジが入るイメージで、エンピツの様な細長いシルエットなので見えにくいですがウォブンロールしています。

おすすめのリトリーブとしては、ブリブリと直線的にノーマルリトリーブするよりも、スローリトリーブを心掛けることが吉のような気がしていまして、ブローウィン140Sや110Sと同様にウォブンロールで動きつつS字にスラロームしてくれるので、見切られにくい気がしています。

また、飛距離は「14g」というウエイトにはなりますが、このウエイトのミノーにしてはかなり飛ぶ方で、風の影響を受けにくい細いシルエットの恩恵でキャスタビリティが非常に高いミノーだと思います!

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以上、今回の推し!でした。

まとめ

今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか・・。

「雨」「濁り」・・という、ヒラスズキにとっては悪い条件・・といわれている気象ではありましたが、たまたま天気が良くなって太陽が顔を出してくれたタイミングでもありまして、「光」が何かしらの良い影響を及ぼしてくれた結果、1ラインブレイク1キャッチという結果になってくれたのではないかと感じています。

このエラ荒いによるフックアウトが最近マジで怖い・・。

また、せっかくフックを「H」に換装したにも関わらず、反転直後に瀬ズレによるラインブレイク・・となってしまったため、中型〜大型ヒラスズキに対して「H」のフックの強度を確認することができませんでしたが・・、サスケ120裂波に関しては「H」にしても問題はないことは確認できましたので、今後はデフォルトを「H」で通常運用したいと考えている次第です・・。

ちなみに・・。

今回釣れたヒラスズキのベイトチェックを行ったところ、1cm前後のナミノハタorカワハギのような平たいベイトが1尾だけ入っておりまして・・、今回の状況でイワシやその他のベイトがこの海域に入っている気配はありませんでしたが、サラシがあればヒラスズキが入ってくる可能性があることをデータになった気がしています。

また、現在鋭意作成中でありますが、この釣行の翌日にもヒラスズキ狙いに行ってきましたので、お楽しみに・・。

読了、ありがとうございました。