【2024年9月×福岡ヒラスズキ①】アフターダーク・・。

台風の日に限って毎回仕事にぶち当たる・・。

そういう状況では極限に忙しくなる職種・・。

ということもあって、仕事によって精も根も尽き果てた結果・・夜勤明けの体力は残っておらず、磯へ行けない事が数回あったものの・・。

ようやくタイミングに恵まれた・・。

いや、ホント・・。

誰もが予想しなかったであろう、この角度で曲がった台風のおかげ・・。

嫌われがちな台風・・。

もちろん、僕も嫌いな部類ではあるけれど・・。

休みと時化が重なれば、福岡において貴重な夏のサラシゲームが堪能できる唯一の気象条件なので・・。

もちろん、夜勤明け・・ではあるが、行く・・。

精も根も尽きかけているけど、エナドリ飲んで行くしかないのである・・。

釣行記録:激濁り、カフェオレサラシゲーム・・。

ハンターカブに乗るようになって、初めての磯ヒラ釣行・・。

最低限の装備を積載したところ、こんな感じになった・・。

やはり、延長リアキャリアがないとクーラーボックスを積むのは難しいな・・。

これから、離島キャンプや遠征ではハンターカブでやり抜こうと思っているので、いずれ早いタイミングで購入しておいた方が良いだろう・・。

夜勤明け・・つまり、釣行当日・・。

案の定・・それなりに忙しくて残業も絡み、エントリーが遅れる・・。

さらに夕方には家族奉仕も入っているので実質1時間半くらいの釣行時間だろうか・・。

いろんな迷いを振り払い、足早にアクセルを踏み込み到着・・。

海況は想像通りの激濁り・・そして横からの爆風・・。

写真では笹濁り程度のように見えるかもしれないが、カフェオレにメロンソーダが混ざった色だと思ってくれて良いだろう・・。

ヒラスズキがいてくれれば嬉しいところではあるが、僕のニューロッドであるマーレフリップ・・。

この風でも振れるのだろうか・・。

とりあえず、先発はピース100・・。

理由は、それなりに安定して飛んでくれる固定重心のルアーでマーレフリップの特徴を掴みたかったから・・。

このロッド、マーレフリップを簡単に説明するならば・・。

ヒラスズキ狙いには11.1F、青物狙いには10.2Fを想定して設計されているロッドで、瞬時にレングスを変更することが可能なマルチピースロッドになる・・いわゆる2イン1ロッドだ。

そして、トランスセンデンスさんにはエンピナードというヒラスズキ専用マルチピースロッドがあるが、その強化版がマーレフリップにあたる。

つまり、エンピナードやMHクラスのロッドでは獲れなかった青物や、抜き上げられなかったヒラスズキが獲れるように設計されたのがマーレフリップである。

エクスセンスジェノス108MH+という細くてシャープなロッドを使い込んでいる自分としては、マーレフリップの太いロッドは青物ロッドにしか見えないが・・。

これを使いこなすことで獲れる魚が増えることは間違いない・・。

第1投は爆風で振り抜けん・・。

短いセクションに変更するべきだろうが、最初からそんなことしたらこれから一生使えないだろう・・。

マーレフリップの《超先調子》な性格が拍車を掛け、コントロールも安定せん。

ヘビーシンペン系はジェノスよりも楽に投げられるけど、爆風下では軽いルアーすら厳しい・・。

トレースコースもリトリーブのイメージも決まっているのに、そもそもキャストが決まらないとスタートにも立てやしない・・。

いろんなルアーを使ってみて、それなりに掴みつつ、レングスを10Fの方に変えてみたところ、しっかりコントロールが決まった・・。

なるほど・・。

なるほどな・・。

タイムアップ・・。

マーレフリップ・・。

良いロッドじゃねぇか・・。

今日のところはこれでお終いだけど、次はアジャストさせてやる・・。