昨年全くダメだった厳冬期の福岡の地磯で、ようやくヒラスズキをキャッチした喜びと興奮を抱え家に帰宅した。
足の不安さえなければ、もう少し継続していただろうが、これ以上続けるとまた腫れるんじゃないかと思って2尾目への挑戦を諦めただけに、まだ物足りないのは事実・・。
それでも、足を治すには短時間釣行がちょうど良いだろう・・。
幸いなことに、足は腫れていなかった。
このまま、風呂入って夜勤明けの疲れと釣行の疲れを癒そう・・と考えていたら、《とある男》から尻を叩かれる。

自分・・昼から行くんすけど。
行けますよね?

えっと・・。
僕の怪我知ってるよね?

ですよね・・。
いや・・でも、この足だったら行けるんじゃないか?
そう思うと、気分が乗っていく。

やっぱり行く!
こうやって、この日・・尻を叩こうと煽ってみたら煽り返されてエクストラ発生・・という急遽二部目の釣行が誕生することとなった。
今回は、その二部目・・F氏とセッションした釣行記録になる。
釣行記録:前半
F君がマリアのフィールドクルー(第二期)に選ばれたことを知って数日・・。
仲間として誇らしい限りだ。(※ちなみに、友人Kも選ばれている。)
だからこそ、応援したいし、写真撮影でも何でも協力したい気持ちもあったから、別に釣りをせずとも良いかな・・というスタイルで来てみたものの、久しぶりのF君とのセッション・・。
やはり、釣りはしたい・・。
F君が手前から奥に向かって入るとのことだったので、僕はサラシが発現している最奥まで歩いてランガンしながら鉢合わせするプランでスタート・・。
午前中にキャッチしたヒラスズキは、どうやって釣ったのか?
そんなことを考えながら、コモモⅡやコモモSF125、モニカ等々・・ローテーションしていくも反応は得られず・・。
やはり、厳冬期の磯は一筋縄ではいかない・・。
でも、あの1尾は何かのヒントになるだろう・・。
足を気にしているので本来のランガン速度ではないが、2度ほど移動した頃・・、F氏がすでにコチラ側まで接近していた・・。

成長してる!!
F氏の今までのじっくりスタイルとは真反対のスタイルに正直驚く・・。
これが、長崎修行の成果なのか・・。
さらに、1投のアプローチに意味を感じる・・。

次の対馬が楽しみだ!
それでも、二人とも反応なし・・。
作戦を変えることにした。
釣行記録:後半
ちょこっと二人で情報共有して、後半スタート・・。
干潮帯に入ったことと、波の状況で立ち位置が制限されてきて、スレ度が気になってきたので、小粒作戦に移行する。
まずは、エリア10を入れつつ反応はなし・・。
続いて、ガルバ87をチョイス・・。
これがダメならガルバ73で勝負するか・・と思いながら、ミノーじゃなくてシンペンっぽいフィールドを見つけて、キャストポイントを1mずつズラしながらアプローチしていると、ヒット・・。
魚はマルでしたが、この喰い方・・最適解ということで良いよな・・?

― ガルバ87でキャッチした良型マルスズキ ―
磯で釣りをするようになって、ハーモニカや丸呑みバイトを拝める機会が少なくなっていたから、この喰い方は嬉しい・・。
これは、厳冬期のヒントになりそうだ・・。
その後は、ノーバイト・・。
足に負担を掛けまくった二部釣行が終了した。
1ヶ月以上・・釣り仲間と一緒に釣りをしていなかったから、なんだか新鮮だったし、自分の居場所は此処なんだなって改めて感じる。
もうすぐ冬が終わる・・。
それまでに、もう1尾ほど魚を釣って次の厳冬期に備えておきたいな・・。
それでは、また今度・・。