前回の釣行記録・・1泊2日の壱岐遠征1日目・・。
昨年と同じフィールドでリベンジ(4キロ前後のヤズ)を果たせたブログ主・・。
ロックショアの世界に魅了され本格的に始動して3ヶ月・・。
ようやく初めての青物(血抜き計量4.4キロ)をキャッチすることに成功したのですが・・、残念ながら、1日目では求めていたヒラスズキさんには逢えませんでした・・。
しかーーーし!!
2日目の釣行は1日目と違って地磯ではなく沖磯釣行なのです!!
絶対にヒラスズキが釣れる・・と確信しているのです!!
ゼッタイヒラスズキツルゼッタイヒラスズキツル
ゼッタイヒラスズキツルゼッタイヒラスズキツル
ゼッタイヒラスズキツルゼッタイヒラスズキツル
ゼッタイヒラスズキツル
自分に暗示かけてどうすんだ!
・・と、こんな感じで、瀬渡しをしてくれる第三壱岐さんに意気揚々と乗り込んだのですが・・。
ヒラスズキどうっすか?
・・・。
(・・え???)
青物は釣れてますけどね!
と、意味深な間が・・。
さらに、沖磯へ渡った直後のこと・・。
ここで昨日、12キロのブリ釣れてるから!
頑張ってね!
(ヒラスズキは・・?)
ということで、絶対にヒラスズキ狙っていたら青物が掛かるだろうな・・と想像できたので・・。
最初はPE1.5号のリールを使うはずでしたが、おそらく青物の確率が高いのだろうと容易に想像できたので、今回の釣行2日目の沖磯釣行では
ロッド :シマノ 18エクスセンスジェノス
S108MH+R
リール :ダイワ 20ルビアス LT3000XH
⇩
ダイワ 19セルテート LT5000D
ライン :シマノ ピットブル8 1.5号
⇩
ダイワ UVFソルディガ
デュラセンサー8+Si2 2.5号
リーダー:ダイワ モアザンリーダーEX
フロロ30LB
にデフォルト変更を行い沖磯アタックすることにしました!
ちなみに、海況ステータスはこちら⇩
潮汐:大潮(03:39干潮↗10:09満潮↘15:40干潮)
天気:晴
気温:4→6度
水温:15.5度
風 :北北西〜北 約9m→約6m
波高:2.1m→1.6m
そんな壱岐遠征2日目!
沖磯釣行に繰り出したので書いてみようと思います!
※ 1日目の釣行記録はコチラ⇩
CONTENTS
まずはこんな感じ⇩の、緩い駆け上がりのシャローエリアからスタート・・。
チョイスしたルアーは、タイドミノースリム120。
時々、大きなウネリの波がやってきて足元直近まで波が押し寄せてくるので、安全な立ち位置を見つけてキャストしますが、ちょっと遠目からキャストせざる得ない状況と波と同じ方向からの爆風・・そしてPE2.5号というラインのせいでなかなかサラシの少し奥・・(サラシゾーンに入る前に、トゥイッチやリトリーブでレンジを入れて、ここにルアーがあるぞ!と魚に見せておきたいため・・)に届かない・・。
それでも、どうにかキャストのコツをつかみ攻めやすくはなりましたが、目の前に鳥山が・・。
どうせ青物だろ?
目移りしねぇぜ!
・・と、断固たる決意でヒラスズキ狙いを続けますが、目の前を5分も鳥山ダイブと青物のライズ(時々大型まじる)が続けば決意はさすがに緩んでしまい・・。
ヘビーシンペンで・・。
ヒラスズキ(青物含む)を狙おう・・。
となってしまい、シンペンよりもミノーの方が相性の良いエリアだと僕は感じているのは間違いありませんが、モンスターショット95にチェンジして、ヒラスズキ(兼、青物)を狙いますが・・届かず・・。
PE1.5号に変更すれば届きそうな距離ですが、そうすると、こんどはパワーファイトの上限が限られてしまうのでしたくはない・・。
いろいろ考えていると、集団になっていた鳥が遠くに行き、青物と思しきライズも少なくなったし、このエリアで僕が太刀打ち出来る手札が底を尽いてしまったので場所を移動することに・・。
次のエリアはこんな感じの足場の高いエリア・・。
足場が高いことと、爆風・・それに飛距離を出したかったので、もはや唯一無二の存在と化したセットアッパーにチェンジして数投でヒット!
タイミング的に大きな波が複数押し寄せるタイミング・・ということもあり、容易に寄せるとこまでいきましたが、浮かせられずに魚の大きさは不明・・。
このまま強引に引き上げようとしましたが、ラインブレイクのおそれのある岩があったので立ち位置を変更・・している間に魚が引波と共に反転・・スプールが逆回転した後ラインブレイク・・。
セットアッパー!!!(泣)
序盤でセットアッパーという重要なルアーをロスト・・。
ただ、この沖磯でもセットアッパーのような深く潜ってくれるルアーの有効性が分かったので、セットアッパーとは違うタイプですが、ヘビーシンキングミノータイプのデュエルさんのヘビーミノーにチェンジ。
セットアッパーより沈みませんが、押し寄せる波の中でも泳いでくれるので、同じ巻きの釣りが展開できそう・・。
※黄:潮 赤:風 青:トレースライン
上の写真のエリアに到着し、青色のコースを引いていく・・。
爆風の中、ラインスラッグを回収するだけでルアーの泳いでいる感度を捉えられないことで、「しっかり泳いでくれてんのかな?」・・と半信半疑でリトリーブしていると、クイックイとロッドが曲がりヒット!
また・・このパワー・・。
青物!!
数分前のセットアッパーさんと同じ鉄は踏まねぇと、ゴリ巻きポンピングでキャッチ!
昨日と同じ4キロ前後・・といったサイズのヤズさんでしたが、傾斜が緩やかで2.5号ということもありぶり上げに成功しました!
ラインが緩んでのヒットだったので、ルアー丸呑み!
それにしても・・セットアッパーにヒットしてきた魚・・大きかった・・。
このサイズではなかっただろうに・・。
とりあえず、ジェノス✕PE2.5号≒4キロヤズなら大丈夫!!ということが証明されましたが・・。
ヘビーミノーさんのリップがいつの間にか破損していることが判明・・。
せっかくのヒットルアーが・・。
ディープレンジ系の手札がリジット70を残すのみ・・となってしまいました・・。
続いて、さらに足場の高いエリア一帯へランガン開始!
マンション4階5階くらいから釣りをしているような感覚・・。
風裏に来たので、サスケ140烈風にチェンジするも、必ずショートバイトを拾うのですがのせられず・・。
しかも、新しいエリアの初投のみ反応する・・というような状態で、おそらくサスケ140烈風ではないのだろうと予想・・。
もう少し下を引いてみるか・・。
ということで、リジット70でアプローチしているところに、友人Kが到着!
状況を説明し、友人Kは上を引くデュエルのシャローランナーでアプローチ・・その第一投でヒット!
正解は上か!!
ランディングの手伝いをするべく近づこうとした際に、痛恨のラインブレイク・・となってしまいましたが、ランカー越えのヒラスズキのようでした・・(泣)
くそー!デカかった!
その後、タイドミノースリム120にチェンジするも、スレ度が高まっているせいかショートバイト止まり・・。
だったら・・。
ダーティンZの連続ジャークで・・。
ワンピッチジャークだと海面から飛び出してくるので、2分の1ピッチのジャークだとキレイにジグザグに海面から飛び出さずに泳いでくれることを確認・・。
使い方が分かって本番開始!
10回ほど連続ジャーク・・ステイ・・10回ほど連続ジャーク・・ステ・・喰った!!!!
ヒットと同時にファーストランで10mくらいラインが出される・・。
オフショアジギングの時と同じドラグ設定なので、ドラグが出るということは間違いなく5キロ以上・・。
ラインブレイク覚悟でドラグを締めてセカンドランを止め、今度はポンピングでコチラ側に引き寄せていく・・。
手前まで引き寄せることに成功したものの、ぜぇぜぇと息切れ・・魚はまだ浮いて来ず、ゆっくりと右に走っていくので右に追従しつつ、もう少し右に行くとヤバいな・・ベールフリーするべきか・・と迷っていたところに強烈に走られ・・ブチ・・。
本日2度目のラインブレイク・・。
がーーーーーん・・。
ここで前半戦が終了・・。
潮止まりの時間となって、青物の活性が落ち着いてきた・・。
梅氏さんに頂いたヘビー梅ペンを今日イチと思しき青物にラインブレイクされて、本日3度目のラインブレイクを経験し、さすがに落ち込む・・。
梅氏さん・・ごめんなさい・・。
僕達は一旦気持ちを切り替えるべく、キムチ鍋の準備をするべく拠点へ戻ったものの、食材を車の中に置き忘れる・・という驚愕の事実が判明し、釣り以外の唯一の楽しみタイムを逸する・・という事実を知る・・。
泣きっ面に蜂とはまさにこんな状況なのだろうと思える(笑)。
幸い、僕は昨日からキャストハイ(ランナーズハイの釣りバージョン)が続いていて、ご飯よりも釣りっていう感じで、コンビニで買ったのはいいけれど食べてなかったパンやおにぎりもあったし、キムチ鍋用の水なんかも持って来ていたから、友人Kに水と食料を分けて空腹や喉の乾きで集中力が削られる心配はないものの・・。
キムチ鍋タイムも投げるべし!
キャストハイのわたくし・・。
潮止まりだけど、せっかく沖磯に来たのだから小休止なんて勿体ない・・。
それに、キムチ鍋タイムも逸してしまったのだし・・。
今まで・・ヒラスズキが青物のせいで口を使ってくれなかったのなら・・。
この、青物の活性が落ちた潮止まりの今なら・・。
・・と思い至り、最初のポイントに入ってタイドミノースリム120をチョイスした初投でヒット!
ポンピングで海面を割った魚のシルエットとエラ洗いを見た瞬間、ヒラスズキと確認!
いた!!ヒラスズキ!!
足場も低いので、すぐに陸に乗せてフィッシュグリップでキャッチ!!そして、拠点にて小休止中の友人Kのもとへ猛ダッシュ!!
感無量!!!!!
そして・・。
ようやく・・。
アイコン替えちゃったw
とうとうヒラスズキを出すことに成功しました!!!!
その後、青物の活性が落ち着いたのか、ここからヒラスズキタイムとなる・・。
続いて、友人Kが払い出しゾーンにてシンペンにてヒラスズキをキャッチ!
こんな激荒れしているところにもヒラスズキが潜んでいることに驚きつつも、そんなエリアにシンペンを送り込んでドリフトで口を使わせた友人Kの技量の高さに感服・・。
どうやって釣ったの?
簡単にまとめるとこんな感じ・・。
①扇状の払い出しの根本に立って
②左側にキャスト
③左から右に流れる潮と風を使ってドリフト
④魚は右側で待ち構えてる
という考察・・。
友人Kがヒラスズキを出したポイントが、僕がヤズさんをキャッチしたポイントと一緒(立ち位置が違う)なので、同じ写真で表現するとこんな感じ⇩
青:キャスト 緑:トレースライン 黄:流れ
ということで、真似させてもらうことに・・。
1投目・・。
ふむふむ・・。
そして2投目・・。
ラインスラッグを回収するようにスローリトリーブしていると、ラインテンションがガツガツと張ったのを確認してアワセを入れると乗った!!!
青物か?
青物にしては引き抵抗が小さい気がするが、ずっと、右側の岸壁から離れようとせずポンピングで引き寄せつつも凶暴な首振り・・。
正体は・・。
ジャスト70センチのヒラスズキでした!!!!!17
その後、再びシンペンポイントに戻り、チヌを追加。
その間に、友人Kはマニックでヒラスズキ、VJでヒラゴを追加!
怒涛のラッシュです!
そして・・。
怒涛のルアーロストラッシュ(モンスターショット・ジョルティ・タイドミノースリム破損・・)
残り1時間ほどあって、もう少し楽しめましたが充足感に満たされたことと、手札の消耗が激しいため早めに竿納!
最高の沖磯釣行となりました!!!
今回の釣行ではたくさんのルアーが活躍してくれて、推しがたくさんありまして、一つに絞ることができませんでしたので、今回はヒットルアーを書き出してみようと思います!
① セットアッパー125S−DR(ダイワ)
2022モデルから2フック仕様(大型フック化)が発売されるようですが、僕の持っているのは3フック仕様(フックサイズ6)のものです。
今回の釣行の一番最初に釣果へ繋げてくれたルアーであり、一番最初にロストしてしまったルアーです。
② ハードコア®ヘビーミノー90(デュエル)
レンジ・飛距離、共にもう一つ大きいサイズの110mmを購入した方が良いのかもしれませんが、110mmを購入してしまうと3フック仕様(フックサイズ6)になってしまうので、僕は90mm(2フック✕サイズ4)を好んで選んでます。
飛行姿勢がちょっと不安定で飛距離はセットアッパーより落ちますが、セットアッパーよりも価格を抑えて購入することが可能です!
③ ダーティンZ(ダイワ)
ワインドの使い手(元)なので、興味はあったのですがブローウィンのパクリ・・みたいなレッテル貼られて静観しておりましたが、ブローウィンが購入できないので我慢できずに購入!
イレギュラーアクションのジグもそうですが、こういうリアクションバイトを誘う釣りは釣った感があるので好きです!
④ ヘビー梅ペン(UMEクラフト)
梅氏さんから頂いたハンドメイドヘビーシンペン。
今回の釣行で最大の魚(青物)がヒットして、為す術なくひったくられて終わった。
⑤ タイドミノースリム120(DUO)
1・2日目共にメインとして使っていたミノー。
使いやすい!そして、低速でもしっかり動く!しっかりしすぎて、サスケのようなちょっとしたイレギュラーアクションで魚を喰わす・・ようなことはない気がしますが、イレギュラーなところがない分、巻きの釣りで魚を出したいときは最高のミノーではないかと思われます!
⑥ モンスターショット95(デュエル)
めちゃくちゃ飛んで、釣れる・・。すごいルアーなのですが、ヘビーシンペンなので普通のシンペンのように使うと根がかりの確率が上がります・・。
なので、磯で使う場合はモンスターショットではなく、ヘビーショットの方が合っているんだと思いますが、この重さでこのシルエットが釣れる要因になっている気がして多用した挙げ句・・またもやロスト・・ということになってしまいました・・。
DAY①とDAY②の2編構成となってしまった釣行記録・・いかがでしたでしか?
長い文章となってしまいましたが、これにて1泊2日の壱岐ヒラスズキ遠征はこれにて終了です!
今回の釣行で、スリム系ミノーの重要性やシンペンの有効性・・そして、ジャーキングミノーという選択肢・・といった経験を蓄積させることに成功しました。
特に、シンペンにあっては、現在、自分が通っている地磯ではミノーばかり使っていたこともあって、すぐにでも地磯に駆け出してシンペンを使いたいレベルでもっと勉強したいところではありますが、本当に価値ある経験をさせてもらいました!