みなさん、こんにちわ・・。
5月に入り、博多湾奥のとあるエリアにはメダカサイズほどの「ハク」と呼ばれるボラの稚魚の大群が入り込み、夜な夜なハクを喰いにスズキが乱舞乱舞のハクボイルのシーズンとなりました・・。
そんなハクボイル・・。
実はめちゃめちゃ難易度が高いパターンで、巷では「悶絶(系)ハクボイル」と呼ばれていて、現にわたくし・・ブログ主もハクに付いたスズキを狙うためボイル撃ちを展開することとなるのですが・・、本当に悶絶するほどに苦戦・・苦戦・・苦戦の日々を送っている状況であります・・。
どうにかして釣りたい・・。
前回の記事までは、全く悶絶ハクボイルの勉強をせずに挑んだ訳ですが、今回はしっかりと学んで最善を尽くしてみたので、いろいろと書いてみようと思います!
それでは・・悶絶ハクボイルNo.3・・、スタートです!
CONTENTS
昔・・、「やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ・・」と誰かが言っているのを聞いたことがある・・。
たしか・・、「ちはやふる」の机くんだったと思うんだけど、それが、今になっても耳に・・頭に、そして心に残っていて、それが自分の血肉の一部となっている気がしてならない・・。
ただ・・、当時は純粋に単純に感銘を受けた言葉でしたが、我が血肉として成った時点で、「釣りを思いっきり楽しむのなら、やりたくないこともそれ相応にやらなきゃ・・(後で怖いことになる・・)」と歪曲解釈するようになっていて、今・・目の前にやりたくないことが立ちはだかっているのです・・。
もちろん、それをやらなきゃ釣りに行けないのです・・。
そう・・。
我が家の畑・・。
そろそろ、夏野菜の準備をしなくてはなりません・・。
ミミズコンポストに興味があって、家庭菜園を継続してやっているけれど、あまりネタというネタが全くなくて、ミミズコンポスト関係の記事の更新が全くできておりませんが、家庭菜園は春夏秋冬オールシーズンやっております。
特に夏野菜は収穫量も多く、我が家の経済負担の軽減にもなっているため、なるべく早く収穫にたどりつきたいところ・・。
冬野菜の収穫が終わった後に、糠や燻炭等を混ぜて土の熟成と土壌のPH調整は終わっているので、後は土を耕して空気を入れて苗を植えるだけ・・。
本当はデイからエントリーしたかったのですが、机くんの言葉が脳内に溢れ、「釣りに行くのであれば、畑をちゃんとやりなさい・・」と頭の中でハウリングを引き起こしているので、夜勤3連を終えて家に帰ってきて風呂入って寝て起きたばかりの、あらゆるしがらみから解き放たれて体力も回復した僕ではありますが、追加作業の庭の草むしりまで入りまして、泣く泣く対応することとなりました。
とりあえず、ありがたいところは、夏野菜の苗は妻がすでに購入してくれているので、僕の仕事は本当に土いじりそのもの・・。
元肥と土を混ぜ合わせ・・。
マルチが必要な野菜達にはマルチを敷いて・・。
子供たちが土に埋まらないように通路も作って・・。
そうこうしている間に、子供たちが帰って来てしまったので、予定よりも時間が掛かってしまいましたが、無事に夏用菜園(初期)が完成しました・・。
ちなみに・・、日陰をつくっているエリアは、トウモロコシの種を子供達に植えてもらいました。
家庭菜園の方も無事に終わったので、さっそく釣り場へ急行!
そんな当日の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:中潮(19:40満潮↘)
天気:晴れ
気温:24℃
水温:18.7度
風 :西1m
波高:0.2m
先週に長雨が降ったので、2〜3日ほど気温も低かったのですが、前回の悶絶ハクボイルと同じような気温に戻ってくれたので、ハクボイルが発現してくれることを願ってのエントリーです。
待ってろ・・ハクに付いたシーバスたちよ・・。
今回は秘策があるのだ・・。
夕マヅメのちょっと前にエントリー・・。
とりあえず、今日やることは「K−太58サスペンド」と使用しての悶絶ハクボイル攻略!
メソッドとしては、こんな感じ・・。
- ハクが群がっているエリアにキャストする!
- 着水させてハクを散らす
- そのまま3秒ほどステイorレンジを入れてステイ
なんだか、コアマンの泉さんのメソッド・・「ボラリバウンド」(ルアーをボラに当てて、そのリアクションでシーバスを狙う手法・・。⇒IPのSCシリーズ)のようなメソッドに近いと思われ、果たして3秒もステイを決めると逆に見切られてしまうのでは・・と疑ってしまいますが、メソッド習得のため・・、そして今まで攻略の緒さえ掴めなかった難攻不落のハクボイルの攻略のため、忠実にやってみようと思います・・。
だがしかし・・。
意気込んでみたものの・・、肝心のハクの群れがやってこない・・。
もちろん、夕マヅメに入ってからハクに付いているスズキが爆ぜるように海面を炸裂させているのですが、ハクの群れが小規模で複数あるため、どこを投げてもハクに当たる・・という以前のような状況とは違う感じ・・。
ムムムムムム!!!!
とりあえず、流れのないエリアに局所的にハクが溜まっているポイントがいくつかあるので、そこにK−太58サスペンドを投げ込んでメソッドを展開していくと・・。
本当に釣れた・・。
体感5秒くらい巻いてないのに釣れた・・。
なんか、婚姻色の出ていない「マルタウグイ」みたいなスズキが釣れた・・。
その後、2〜3発ほどショートバイトがありましたが、乗せられず・・。
夜になって、下げの潮が入ってきてハクが沖に流されたのかハクボイルがなくなりアタリもなくなってきたので、さすがにK−太58だけ使い続けるのもしんどい・・。
よって、ブローウィン80Sをチョイスしてのトゥイッチ⇒トゥイッチ⇒ステイの3コンボで喰ってきた!
こんな感じでこの日はストップフィッシング・・。
大規模ハクボイルにK−太を当てることはできませんでしたが、一つ攻略のメソッドを発見できた嬉しい日となりました。
ようやく、悶絶ハクボイルの攻略ができました・・。
まだまだ1尾ですが、この1尾に至るまでの道は、なかなか遠いものでした・・。
従って・・。
今回の推し!はアイマさんの「K−太58サスペンド」です!!!
- 全長 :58mm
- 重量 :8g
- タイプ :海水サスペンド
- レンジ :10〜40cm
- アクション:ウォブンロール
- フック :#10
- リング :#3
ちなみに、「K−太77サスペンド」という、もう一回り大きなサイズもあるのですが、昨年・・この77サスペンドにて90オーバーのスズキを釣ることが出来ました・・。
凄いルアーですね・・。
釣りが上手になったと錯覚してしまうルアーです・・。
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか?
連発・・とはいきませんでしたが、悶絶ハクボイルの攻略メソッドを一つ習得できたのは大きな財産になったのではないかと思います。
また、この釣行で、「ハク」の他にも「トウゴロウイワシ」がようやく入って来たことを確認しました!
シーズンは「春」から「初夏」へ移り変わろうとしているのかもしれません・・。
これから、パターンに当て込む労力が必要かと思われますが、またイチから初夏のパターンを模索しようと思います!
読了、ありがとうございました!