みなさん、こんにちわ・・。
先日・・ようやくプライヤーホルダーをメーカーのモノに更新したブログ主です・・。
今までセリアのヤツ使ってました!
(※ハサミ入れるヤツ?)
これで、少し釣り人感が上がった気がする・・。
いつも、釣具屋さんに立ち寄ると必ず買おう買おうとは思っているのですが、予算の都合やなんやらかんやらで後回しになってしまっているプライヤーホルダーですが・・、ようやく・・購入することが出来ました!
勢いって大事ですね!
僕が購入したのはラグゼさんのプライヤーホルダーLE900というアイテムで、耐久性に優れたコーデュラー生地を採用していることが決め手となって購入することになったのですが、ここまでブログ主のプライヤーホルダー係を努めてくれたセリアホルダーには感謝しかありません・・。
・・と、いうことで、対馬遠征に備えて「心」も「技」も「体」も・・少しでもバージョンアップを図っている今日この頃・・。
みなさん・・釣れてますか・・?
今回は、ここ最近の対馬遠征に向けての課題克服シリーズの1つではあるのですが・・、ようやく「荒磯」というフィールドにおいてシンペンにて魚をキャッチすることができましたので、いろいろと書いてみようと思います・・。
CONTENTS
これまでの僕の書き残したロックショアフィールドにおける釣行記録の釣果のほとんどがミノー系やワーム系で、シンペン系のルアーで魚を掛けたことがありません・・。
俗に言う《シンペンアレルギー》と呼ばれる超常現象・・と思われるでしょうが・・僕の場合は些かそうではありません・・。
なにせ、河川や河口等のシーバスゲームではシンペン投げてバンバン釣っているのです・・。
得意のミノー系と同じくらいにシンペン系でもシーバスを釣っていると思うので、シンペンを巻いてて何やっているのか分かんない・・と言った一般的なアレルギーとは少し違うのです・・。
どうして、荒磯でシンペンを使うことにアレルギー性の何かを感じているのか・・と言われると、おそらく・・荒磯の中にシンペンを泳がせる(若しくは漂わせる)といったイメージできていないからだと思います・・。
再現性を重んじているので・・
直感を信じれない・・。
河川や河口のように一方向からの流れの中で各々のシンペンが今こんな感じで泳いでいるよなーってことはイメージも出来て再現可能なのですが・・、幾重にも波が押し寄せてきて同一方向からの流れではないガチャガチャのベクトルの波が押し寄せる荒磯でシンペンを流すのは、全くイメージできなくて使うことをためらってしまうのです・・。
従って、ミノーをシンペンのようにして使う術を身につけてしまった訳ですが・・(笑)。
所詮は真似事・・。
本家のシンペンの良さである抜群の飛距離に対して、真似事のミノーではアウトレンジのゾーンには太刀打ちできない訳で・・、対馬遠征に行く前に少しでも荒磯でのシンペンの釣りを習得しておきたいところ・・。
そろそろ・・。
シンペンを投げないと・・。
そんな、本日の海況ステータスはコチラ・・。
潮汐:若潮(06:49満潮↘13:30干潮)
天気:晴
気温:22℃
水温:25.2度
風 :北北西〜北5〜6m
波高:1.0m
水温はゆっくりと低くなっていますが、ヒラスズキの適水温にはまだ高め・・。
とりあえず、波高「1.0m」の離島に行ってみることにしました・・。
そんな夜勤明け・・。
この釣行を終えた後も夜勤が・・待っており、生活リズムを崩してまで釣りに行くことは、もはや狂気・・といって間違いない感じではありますが、それぐらいの狂気がないと釣りが上手くならない気がするので行くしかない・・。
もちろん家族優先は必須事項なので、家族を犠牲にすることはありませんが、この僕の人生・・何かを得るには何かを犠牲にすることであると・・少しだけ気がついたのであります・・。
とりあえず、僕はもう「おじさん」と呼ばれる世代に突入していますので、10代や20代のように無限の体力がある訳でもノリでどんなことにも押し通す気力もメンタルも何処かに忘れてきたので、お昼の最初の便で帰る予定ではありますが・・、少しでも荒磯に向き合いたい、何かしらの糧としたいと思います・・。
そんな、釣行当日・・。
フェリーに乗ったタイミングで雨が降り出してきて、「まさか雷・・?」という嫌な予感を抱きましたが・・、雷鳴の閃光を見ることなく降りて離島へ到着した頃には徐々に晴れ間が広がってきた・・。
暁光が・・。これは吉兆の知らせか?
今回選んだフィールドは、近所の離島で幾つかあるポイントの中で唯一の深場エリア・・。
普段・・シャローエリアの荒磯ばかりエントリーしているので、勝手が違うであろう《深場》を敢えて選んでみました・・。
レベル上げ・・。
やってやるぜ・・。
シャロー帯と違って、手前がポイントになる深場エリア・・。
ヒラスズキの世界に踏み込み3年目・・。
深場エリアの釣りをあまりやったことはありませんが、どうにかしてでもヒラスズキにアプローチしたいと思います・・。
この深場フィールドは、奥にも進めるのでヒラスズキの付き場と成り得るようなポイントは数知れず・・。
手前は至るところでサラシだらけ・・。
釣行時間も3時間ほどしかなく、1つの場所に固執して引っ張り出すようなスタイルよりも間違いなくランガンスタイルでサーチした方が地形情報も揃えられて後悔はないだろう・・と思えたので、得意のサスケ120裂波と水噛みが良く直線的にラインコントロールし易いサイレントアサシン99Fや140F等のパイロット系ルアーでアプローチしようと思います・・。
そんなことを企みつつ、藪こぎにより高まった心拍と火照った身体のまま、ガイドにラインを通しながら海原の様子を伺っていたところ、ダツやサンマのようなシルエットの群れが一方向に逃げ惑う姿を確認・・。
うわ・・。
青物だよな・・。
時折・・ダツの群れが海面から飛び出すタイミングでバシュ!と海面が爆ぜているようにも見える・・。
青物が手前まで接岸していないことを願いつつ、準備が整ったので、スタートフィッシング・・。
このエリアは手前の磯際からドン深で、場所によっては大きなシモリもあるのでヒラスズキが隠れて待ち伏せするような場所はあり、いたら落ちパクの可能性もあるんじゃないかと思えたのですが、反応なし・・。
数投しては立ち位置の変更や場所移動しつつ反応を伺いますが、反応に至らず嫌な予感が・・。
絶対・・手前に青物いるよな・・。
そんな予感が的中する・・。
ランガンしながら、サラシが払い出しに乗って白い帯をまとい沖に流れるようなポイントを裂波で磯際に着水させて、《置く釣り》で沖に流しながらバックドリフトさせつつダウンでゆっくりと漂わせていたところ、黄色い魚体がいきなり現れて裂波を掻っ攫う・・。
うへ・・!!!
響くドラグ音・・。
そのパワーに、反転した時の大きさに2〜3キロの小型の引きではないことを確信しつつも、為す術もない状況に思考がショートする・・。
せめて・・。
裂波だけでも・・。
フックよ伸びてくれ・・と《MH》から《H》に換装してしまったことを呪いつつ、耐えていると今度は手前に走り出してきた・・。
ラインの回収に精一杯で、そこから先はあまり憶えていませんが、手前のシモリに向かって走り出し・・バツン!っとラインブレイク・・。
開始20分足らずで先発ローテーション入りの裂波をロスト・・。
その後、一通り全域を撃ちましたがサラシの中から反応は得られず・・。
1時間ほど経過して、大きくフィールドを変えるか・・それとも、この場所に留まるか考え始めるようになったのですが、サイレントアサシン140Fでサラシの中をブリブリと巻きの釣りでアプローチしていたら、今度はネリゴが喰い上げてきて、キャッチ寸前にまさかの横に走られ、せり出た岩にラインが接触しラインブレイク・・。
もういい・・。
許さねぇ・・。
青物が入りにくいシャロー帯へ行くチャンスを捨てて、この場所に留まることを決めるのでした・・。
とりあえずミノーで作戦は失敗に終わったので、次はじっくり作戦にシフト・・。
一通り撃ち終わった時に、サラシが払い出す海底にヒラスズキが身を隠しそうなシモリがあるポイントを3箇所見つけていたので、その箇所を重点的に狙うことにしました・・。
美味しそうなサラシ・・。簡単に釣れれば楽だったのに・・。
このような磯際でサラすようなエリアで釣りをあまりしたことがないブログ主・・。
感覚を修正するべく、トップからレンジを入れていくルアーローテーションでイチから反応を確認していきますが2箇所不発・・。
続いて、3箇所目へ・・。
ここで、ようやくヒラスズキの反応を得ることに成功する・・。
場所は、こんな感じの磯にぶつかったサラシが風に乗って広がるような、唯一薄いサラシが広がるポイント・・。
とりあえず作戦では失敗したエリアにリベンジ・・。
最初は、フィードシャロー128Fでサラシの勢いが強い部分を中心に流していましたが何も反応がないので、今度はサラシの1番外側から漂わせていると海面が爆ぜてヒット・・。
エラ洗いでは魚体の半身だけが露わになり、それなりのサイズのヒラスズキ・・。
ジャンプをした後は流れに乗って走る走る・・。
おぉ・・。
強烈・・。
粘り強く耐えていたところ・・生命感が途絶えフックアウト・・。
伸ばされなければキャッチできていただろうに・・。
ここ最近・・フィードシャロー128Fの使い方が分かってきて、1軍入り確定のルアーと昇格したところですが、MH5番を背負わせていたので、後日・・Hの4番に変更することにしました・・。
その後、同じピンをコモモⅡで狙っていたところヒラセイゴがジャンピングバイトしましたが乗せられず・・反応が遠ざかってしまった・・。
よって、少し下のレンジを・・と思ってサスケ95SSをチョイスしますが直前で見切られる・・。
どうしたものか・・。
おそらく、サスケがそのピンを過ぎるのが速すぎるのかもしれない・・。
もう少し、ゆっくりサスケ95SSのレンジを引くルアーがあれば・・。
ということで、チョイスしたのがレガリア100・・。
本当は、湾奥のシーバス狙いで購入していたルアーですが、サスケ95SSと似たようなシルエットで自重が重いのでゆっくり引けるはず・・。
しばらく、まったく無関係の方向へキャストして、リトリーブ速度別のレンジの入り方を調整しつつ、だいたい把握できたので、先程のピンに入れ、ロッドを立てながら表層をキープしつつゆっくりと漂わせていたところヒット!
フックが伸ばされるのが怖かったので、ドラグを緩めつつ格闘した末に無事にキャッチ・・。
ハーモニカ喰い!!!
ファイトの途中で魚体の黒さとシルエットの細さから、磯マルと分かっていましたが、シンペンで魚が釣れたことに感激!!
先月、購入して今まで使ったことのなかったワイドメジャーを使おうと思って、広げてみましたが・・平坦な場所がないため魚が滑ってズレるズレる・・(汗)。
意外と難しいワイドメジャーでの計測・・。
全然ワイドメジャーの上で止まってくれないので、尻尾を掴んで計測を試みましたが・・それでもズレてしまい、写真では65cmでしたが、頭が5cmほど始点からずれているため、実際は70cmほどの磯マルでした!
昼の最初の便で帰って、本日の夜勤に備えるために少しでも身体を休めるでしたが、ストップフィッシングまで・・あと5分というタイミングで、「そういえば今日は投げてなかったな・・」とワーム系をチョイスしていなかったことを思い出し、ジョルティの遠投で磯際のサラシを横切るように通していたら、サラシの切れ目あたりで魚からの反応を得ることに成功する・・。
結局、下のレンジかよ・・。
どうやら、刻むレンジを間違えていた模様・・。
掛かった魚はヒラスズキ・・。
ファイト中にエラ洗いで見せた白銀色の魚体に潜った刹那に見えた黒くて太い尾ビレにヒラフッコクラスと視認しましたが、ランディング位置を瞬間的に把握して立ち位置を移動していたタイミングでフックアウト・・。
ぐぬぬぬぬ・・。
しばし、精神的に悶絶・・。
ストップフィッシングまで、あとわずか・・。
フックアウト後、次のセットで再び同じコースに入れるも反応がないため、スレてしまったことは明確な事実・・。
エクストラ・・。
挑戦するか・・。
終盤になって、スズキ系の反応が良くなり、間違いなく青物が離れたことが要因となっているようですが、まもなく潮止まり・・。
帰りの便を送らせても潮止まりの時間帯を跨ぐことになるので、これからの展開に期待は持てないだろう・・というマイナスな要素もありましたが、この釣行ではミドル〜ディープレンジを引けるルアーでアプローチしていなかったこともあったので、延長を決意・・。
しかし、その後・・何の反応もなく次の便の時間が迫ってきたためストップフィッシング・・。
ヒラスズキ3バラシ・・という結果になってしまいました・・。
今回の推し!は、ようやく磯というフィールドにおいて苦手意識を持っていたシンペンにてヒラスズキではなくマルスズキではありますが・・、貴重な1尾を釣り上げることに成功したレガリア100を推したいと思います!
レガリア100のシルエット・・。
スペックはコチラ・・。
- メーカー :レガーレ
- 全長 :100mm
- 重量 :25g
- タイプ :シンペン
- レンジ :任意
- アクション:低速⇒ローリング
- :中速⇒スイング
- フック :#6×2
- リング :#3?
この時のアプローチとしては・・。
① フィードシャロー128で誤爆✕2
② サスケ95SSで少しレンジを入れてショートバイト
があり、付き場確定のあとはキャッチするのみ・・というリーチの掛かった展開で、風と流れが同じ方向で、どうしてもミノーを漂わすだけでは付き場となっているピンを高速で過ぎてしまう・・というような状況でした・・。
従って、サスケ95SSと同じレンジを入れつつ同じシルエットでスローに漂わせるウエイトのあるルアー・・ということでチョイスしたレガリア100にて、ロッドを立てながら、なるべくスローに表層のレンジを漂わせるようなイメージでアプローチしたところ、ハーモニカ喰い・・というバッチリな喰わせ方で釣果に繋げることに成功しました。
飛距離は抜群!細身のシルエットで小粒なサイズなので空気を切り裂くように飛んでくれるので荒磯適正◎です!
続いて、アクションはリトリーブ速度によって可変する(低速:ローリング重視、中速:スイング)となっており、今回はスローリトリーブの棒のようなローリングアクションで喰わせましたが、ノーマルリトリーブではお尻を振るようなアクションでスイングします。
ヒラスズキで使うのなら、純正のままでは番手不足なので、Hや番手を大きくして試してみようと思います。
今回の釣行記録はいかがでしたでしょうか・・。
「荒磯」というフィールドにおいて、初めてシンペンにてマルスズキを掛け、《荒磯シンペンアレルギー》という課題の克服に一歩前進した気がする次第・・ではありますが、ミノーをロッドワークによってラインコントロールするよりも沈む性質のシンペンを使ってラインコントロールする方がやはり難易度が高いので・・(汗)。
これからあらゆるシンペンを投げ倒してそれぞれの感覚を身体に憶えさせて、アレルギーを治したい所存です・・。
外掛かりではない喰わせ方が出来たことが嬉しい・・。
また、ここ最近・・。
なるべく通い慣れたフィールド以外でヒラスズキにアプローチしよう・・という意識で新規開拓や、底荒れの地磯、その他諸々のフィールドにエントリーしていますが、その成果なのか・・ヒラスズキ釣りの引き出しの数が増えた気がしてレベルが上がった気がしています・・。
思い上がりでなければ良いのですが・・。
これが・・この引き出しが・・、そして僕のレベルが対馬というフィールドで通用すれば良いのですが・・。
対馬まで残りの日数が少なくなってきましたので、それまでレベリングに励み対馬遠征を楽しみたいと思います。
読了、ありがとうございました!