【シーバス考察第2弾!】釣れる人と釣れない人との「差」を考えてみる・・。「潮位」という着眼点でシーバスの世界を垣間見る!

こんにちわ!

2023年になってから・・ではありますが・・、ヒラスズキと(マル)スズキの2種類をメインターゲットに夜な夜なスズキ達のことをニヤニヤ考えながら、釣りの腕を上げたい・・と、日々のレベルアップの画策に励んでいるブログ主です・・。

この記事はで読むことができます。

そんなブログ主・・。

僕は福岡県在住なので、メインフィールドは必然と「北部九州」になり、北部九州の気候的特徴としては、北から吹く風の影響を真正面に受けるエリアに該当しまして、冬の寒気と共にやってくる季節風(北西風)は磯のサラシゲームのシーズン到来も意味するので、その時期のメインターゲットはヒラスズキになります・・。

そして、なかなか荒れてくれない夏のシーズンのメインターゲットは(マル)スズキとなり・・、ルアーも共通して使えるモノがあったりするので、例えヒラスズキの釣りばかりしていても、知らないうちに(マル)スズキ釣りも巡りに巡って上手になるのではないか・・と一石二鳥感を感じ、2023年はスズキ釣り全般を楽しもうと考えている今日このごろ・・。

みなさん、どうお過ごしでしょうか?

6月を迎えた今となっては、ヒラスズキ釣りには行かず、ひたすら湾内シーバスばっかり狙っている状況ではありますが、仕事も家庭も楽しく過ごしていきたいと願うブログ主です・・。

前置きはそのくらいにして、タイトルの記事へと入っていこうと思うのですが、みなさんはどのくらい「潮位」についてどのくらい考えていますか・・?

僕自身は、バス釣り(淡水)からソルトの世界へ入った身なので、最初は「潮位?潮が効いてる?・・何言ってんだ?」的な感覚で潮なんて関係ねぇ!と高を括ってシーバスフィッシングの門を叩いた訳ですが・・、ガチでシーバスを追い求めていくうちに「上げ(潮)」や「下げ(潮)」でのシーバスの付き場の変化や釣果への差を感じるようになり、潮位なんて気にしていなかった当時の自分をぶん殴ってやりたいくらいに「潮位」は極めて重要だと考えています・・。

この記事を読んでくれている人の中には、ただ単に、「下げ(潮)」や「上げ(潮)」と漠然と捉えている人もいるでしょうし、「このエリアは上げ(潮)が良い」とか「このエリアは下げ(潮)しか釣れない・・」とか、前述より、もう少し深く潮回りを意識している人もいると思います・・。

そんな潮回り・・。

まだまだ僕も漠然としているところではあるのですが、かなり重要だと思えるようになってきたので、今回は僕のホームエリアのデータに結びつけて「潮位」の重要性を説いていけたら・・と、考えております・・。

それでは、シーバスを釣れる人、釣れない人の差を考えてみるコーナー第2弾!「潮位」編・・スタートです!

ホームエリアの過去の実績をまとめてみる・・。

下記にまとめた表は、僕がホームエリアにエントリーしてスズキをキャッチした時の一覧です・・。

まだまだ、2ヶ月くらいのデータしか蓄積されていませんが、塵も積もれば山となる・・との言葉のとおり、「潮位」と関連付けることができるようなデータが出てきました・・。

「データ」の基準について・・
  • 同じエリアのデータのみ抽出
  • 時間はスマホで撮影した時刻を参考
  • 潮汐は博多湾エリアの潮汐表を参考

あと、補足ですがバラシや釣友達のキャッチ、フルボウズをくらった日・・に関しては写真におさめていないことが多く、それらのシーンの時刻を追うことができないので、基本的に載せられておりません。

とりあえず、一覧を見てもらいましょう・・。

ホームエリア潮汐重視の釣果一覧

No.日付時間起点潮汐潮汐②潮位備考
3月20日20:11中潮21:11満潮ー01:00180コモモSF95スリム
3月20日20:24ー00:47185コモモSF95スリム
3月20日20:48ー00:23190アルカリ60mm×PH3g
3月20日20:59ー00:12190アルカリ60mm×PH3g
3月20日21:12+00:01190アルカリ60mm×PH3g
3月20日21:44+00:33180M兄の釣果
3月20日22:06+00:55180コモモSF95スリム
3月23日22:14大潮23:15満潮ー01:01170友人Kの釣果
4月1日20:07小潮19:27満潮+00:40130アルカリ60mm×PH3g
104月1日20:13+00:46130アルカリ60mm×PH3g
114月1日20:23+00:56130アルカリ60mm×PH3g
124月5日19:50中潮21:49満潮ー01:59145アルカリ60mm×PH3g
134月5日20:14ー01:35150K−太77サスペンド
144月5日20:32ー01:17155アルカリ60mm×PH3g
154月29日19:28小潮17:30満潮+01:58120アルカリ60mm×PH3g
164月29日19:58+02:28120サスケ95SS
174月30日18:57小潮18:39満潮+00:18135DJ
184月30日19:15+00:36130アルカリ60mm×PH3g
194月30日20:00+01:21125トラビス7
205月3日17:42中潮20:48満潮ー03:06110DJ
215月3日19:54ー00:54160アルカリ60mm×PH3g
225月3日21:18+00:30160ブローウィン80S
235月4日22:49中潮21:26満潮+01:23160ブローウィン80S
245月8日23:00大潮0:11満潮ー01:11150ブローウィン80S
255月16日18:30長潮19:46満潮ー01:16155K−太55サスペンド
265月25日23:53中潮02:09満潮ー02:16110バンク82S
275月26日02:27中潮02:09満潮+00:18145バンク82S
※起点潮汐とは、釣れた時間が満潮or干潮のどちらが近かったかを表記したもの。

ここにはシーバスの大きさも、天候も書いておらず、潮汐に焦点を当てた表で総合的な情報を開示している訳ではありませんが、それでも気がつきますよね・・。

そうなんです・・。

このエリア・・、干潮帯では全く釣れないんです・・。

どんなにルアーローテーションであがいても、満潮でヒットしているルアーを駆使しても、干潮では釣れてくれないんです・・。

仕事や家族の事情で、「デイ」のエントリーはほとんどなく、デイの時間帯の満潮帯で魚が釣れるのかどうか・・についてはエントリーできていないので分かりませんが、いつものように夕マズメ〜ナイトの時間帯の干潮のタイミングでエントリーすると、全く・・マジで釣れません・・。

従って、途中から干潮帯で釣れるエリアの模索をスタートさせたので、割合的には満潮帯の方がエントリー率は高めではありますが、干潮帯では現時点では全敗のフルボウズをくらっております・・。

このデータで分かること!
  • 干潮帯【✕】<満潮帯【◯】!
  • 下げの潮、上げの潮は特に関係がなく、満潮の前後2時間が狙い目!
  • 釣れる時間帯にアタリルアーを探し出す!
ブログ主
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記憶ではなく記録を!!!

あくまでも、コレは僕調べであって、他のシーバスアングラーがエントリーすれば、僕のデータとは違った形になるとは思われますが、記録する重要性や「潮位」の重要性は少しでも理解してもらえたのではないでしょうか・・。

「釣れる潮位」と「釣れない潮位」を考えてみる・・。

先程は、潮位によって魚が釣れるor釣れないをデータ化したものですが、ここでは「どうしてその潮位になれば釣れる」のか、若しくは、「どうして、この潮位では釣れない」のか、考えてみようと思います・・。

潮位で付き場が変わる!

あくまでも、僕が通っているエリアの分析結果のみになってしまうのですが、僕の中では、満潮前後の2つの潮位が絡んでいると考えています・・。

1つ目は、潮位180cm前後・・。

これは、大潮や中潮なんかで潮位が上がっていて、波打ち際の水位もそれなりにあるので、ピックアップ寸前まで気を抜けない潮位です・・。

沖に投げるより、シャロー帯にシーバスが付いている感じで、常夜灯の明暗も、この潮位だと絡むのでナイトでもスズキが喰い上げてくるシーンを見ることが出来ます・・。

2つ目は、潮位130cm前後・・。

こちらは小潮や若潮などの満潮で潮位が上がっている状態でのヒットゾーンなのですが、やや沖めの流れの流芯や駆け上がりの奥・・という感じで潮位180cm前後でのヒットゾーンから考えると潮位と並行して奥に引っ込む感じがします・・。

上げ潮・下げ潮で回遊ルートが違う!

基本的に、僕がエントリーしているエリアのシーバスは回遊型ばかりです・・。

※回遊型とは・・エサを求めて泳いでいる個体で、基本的に群れで行動している・・。

僕が居付き型を釣りきれないだけなのかもしれませんが、みんな銀ピカで黒いシーバスはなかなか喰ってきません・・。

※居付き型とは・・そのエリアに住み着いている個体。単独行動っぽい・・。基本黒みがかった色をしている。

なので、ここでは居付き個体ではなく、回遊シーバスのことしか当てはまらない気がしますが、彼ら(回遊の群れ)は上げ潮では広範囲に遡上しているようで、比較的沖でも手前の駆け上がりでも釣れますが、下げ潮では一点集中と言いますか、沖の流芯を軸にして沖へと戻りながら、その途中で駆け上がりにランダムで付くようなイメージです・・。

なので、「上げ潮」と「下げ潮」ではバイトゾーンが違います・・。

大潮が良い訳ではない!

1時間あたりの潮位変動が最も激しく、流れが一番早くて強い潮回りと言えば大潮・・。

そんな大潮・・、この周期にいろんな魚の群れが湾内〜湾外を入れ替わるとも言われ、シーバスのヒットパターンも変わるような気がする潮回り・・。

一番潮が動く潮回りということもあり、魚の活性が高まり、一番魚が釣れそうなイメージを持たれやすい「大潮」ですが、一概にそうは言えないのが大潮・・。

その理由としては、エリアによっては潮が効き過ぎるということで、それがデメリットとして働く場合があります・・。

ブログ主
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ルアーが流されすぎて、

任意のレンジと速度で引けない・・。

というイメージ・・。

我々、シーバサーのキャストの意識としては、アップクロス(流れが向かってくる方向に向かってキャストして流れにルアーを置いてリトリーブする)が前提なんですよね・・。

シーバスは白身魚・・つまり瞬発系の魚なので、体力(カロリー消費)を抑えつつベイトを捕食することが前提だと思うので、その思考で考えるとシーバスは、流れに逆らう形でステイしつつ流れてくるベイトを喰い上げる形で捕食しているのではないかと・・、だからアップクロスが主流なのですが・・。

大潮だと、なので、ラインコントロールをしつつうまくシーバスのバイトゾーンへ持ち込まなくてはならないのですが、流れが速すぎるとコントロールがしづらいです・・。

なので、潮が効いているので当然、魚の活性は高いかもしれませんが、ルアーを思い通りにコントロールできないがために・・シーバスが普段どおりに釣れない・・。

それが大潮なんですね・・。

僕のエリアは、大潮になると激流に変わるので、釣りにくいイメージで現在、大潮でのヒットルアーの模索中です・・。

考察

今回の「潮位」と「釣果」の関連性を考えると、下記のようにまとめることができるのではないでしょうか・・。

潮位とシーバスの関係性
  • 潮位次第でスズキが居着くゾーンが違う!
  • 「上げ潮」や「下げ潮」によってスズキの回遊ルートや付き場が違う!
  • 「釣れる潮位」はそれぞれのエリアによって異なる!
  • 大潮だからといって、必ずしも釣れる訳ではない!

これに、「マッチ・ザ・ベイト」や「マッチ・ザ・バイト」等の視点を絡めて釣りを展開していく訳ですね!

この・・言語化したくとも言語化が脳内で追いつかない感じが本当に面白いです(笑)。

まとめ

今回の「潮汐」に焦点を当てた記事はいかがだったでしょうか・・?

僕がそこまで上手な人間ではないので・・、この記事の信憑性さえも疑うところかと・・、自分でも思うところではあるのですが・・。

もし・・、この潮汐でのヒットパターンが上手な人がやっても僕と同じような結果になるのなら・・。

プロでさえも、時間を掛けて釣れる情報を集めて、緻密に分析して釣行を組み立てているはずなので・・。

初心者さんがスズキを必然のように釣れるようになるには、かなりの時間を要する・・ということに繋がると思います・・。

ブログ主
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とりあえず、考えてみた・・。

初心者さんが釣れるようになるには!
  • とりあえず、いろんなルアー投げて失敗を繰り返す!
  • 地形や潮汐や潮回りを把握していく!
  • なるべく同じ場所にエントリーする!
  • 偶然で釣れた魚を必然で釣れた魚にするために分析記録(シーバスノート)を継続する。
  • ヒットした理由の関連性を紐づけていく!
  • 必然性を高めることを繰り返す!

・・こんな感じでしょうか・・。

釣れるには、時間と労力を必要としますが、1尾の価値を感じれるのがシーバスフィッシングだと思います!

そして、シーバスフィッシングは非常にゲーム性の高い釣りです!

釣れるには理由があるのです!

釣れないことを繰り返すことで経験値を積みレベルアップを繰り返し、徐々に釣れるようになっていくのがシーバスフィッシングの面白さであって、醍醐味かと思います!

今、釣れなくて悩んでいる貴方も、知らないうちにレベルアップしているのは間違いありません!

どうか、諦めずに・・継続してエントリーすることができれば、絶対に釣れるようになっていくと思います!

是非とも、みんなでシーバスフィッシングを楽しみましょう!

以上、「潮位」に関する雑記でした!

読了、ありがとうございました!